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梅田が待ち切れず、名古屋への日帰りで見に行ってしまったミュージカルドラキュラ!
客席は「松平健」の名前で、何となく「時代劇」を想像したであろう白髪の方々が多数おられた。
作品は「レ・ミゼラブル」や「屋根の上のバイオリン弾き」同様本格的なミュージカル。
ミュージカルに多くの高齢者を動員出来たのは「健さん」の功績であり、松平健を起用したプロデューサーの功績。
さて、作品は大変おもしろく、なかなかのものだった。
ただ、宝塚の男役を見つけているとさすがに本物の男性はスタイルが悪く
(顔がデカく胴体がゴツイし脚も短い)
気になってなかなか芝居に入り込めまない。せっかくのコスチュームが、まるで漫画(失礼!)のよう。
が、声は迫力があり、歌も上手い人が多く感動的。
ヘルシング@鈴木綜馬:ジャベール同様主役を追い詰める役でよく似合っている。声の良さと迫力はトップクラス。
執事@光枝明彦:コミカルな芝居で雰囲気を和らげるが歌唱力はたいしたもの。歌える老け役は貴重だ。
メフィスト@園岡新太郎:小柄な体だがこの世のものとも思えぬ化粧と衣装で、響き渡る声量の持ち主。クラシック界でも通用すると思われる。お気に入りです。
ミーナ(アマンダと二役)@剱持たまき:最高音部に少し無理が見られるようだが透明感のあるソプラノが華奢な雰囲気とあいまって薄幸の美女を好演。役作りとしては、芯の強さをしっかり演じてドラキュラに自ら命を捧げるまでを自然に見せている。
ルーシー@紫吹淳:う〜〜ん、ミスキャストかな?上背があるのに衣装が大きくて収まらない感じを受ける。ヴァンパイアになってからのほうが自然である。
女ヴァンパイアの三人:
ゼルマ@真織由季(紫吹と同期だが早くに退団しておりすっかり女になっている)・ナディア@初風緑(貫禄もあり三人の中で一番年嵩に見える)・ローラ@初嶺麿代(まだ少女の雰囲気があり伯爵への恋が少女の憧れとして表現されている)
それぞれ個性もあり、声の質も似ているのかコーラスもきれい。
ドラキュラ伯爵@松平健:フライングで一曲丸々歌っているのは立派。ミュージカルの玄人たちとの共演でここまでやれれば合格でしょう。「妻アマンダへの愛ゆえメフィストと取引しノスフェラチュと化した」と筋を通したお芝居で納得させる。
梅田でもう一度見るのが楽しみだ。
写真はパンフレットとおまけのポストカード。
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