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ミス?

先週のお話です。

3月1日(土) 近所の奥さんがお子さんの処方箋を持ってこられました。

発行は2月28日(木)

処方箋は、「特に記載のない限り、発効日を含めて4日間有効」なのです。


翌日が日曜ということもあって、取りにこられたのでした。

処方内容は次の通りでした。
アリメジンシロップ 3ml
アスベリンシロップ 3ml
ムコダインシロップ 3ml  分3 7日
アリメジンシロップはアレルギーを抑える薬、
アスベリンシロップは咳を止める薬、
ムコダインシロップは痰を切りやすくする薬です。

調剤しかけて、ハタと気づきました。
お子さんは2000年12月生まれの7歳
この量は生後6ヶ月〜1歳の乳児に対する量だったのです。

処方元の病院へ問い合わせると
『土曜日なので処方されたドクターはお休みです。入院中もこの量で出てましたのでこのまま出してください』
と薬剤部からの答えでした。

薬事法では『疑わしい処方は医師に問い合わせた後でないと調剤してはいけない』のです。

この時はお母さんが「もう風邪も治っているし、要りません」と言ってくださったので、
『患者希望により処方削除』という処理となり、
一緒に書かれている、粉薬のみ持って帰られました。

後日談があります。

処方量に疑問を持たれたお母さんが月曜日にドクターを尋ねたそうです。

そのときのドクターの対応はどうだったと思いますか?

この量でいいんや!そんな勝手なことをして、薬事法違反や!!

とお母さんがドクターに怒られたとのことです。
この段階では、土曜日に問い合わせがあったことはドクターに伝わっていなかったようでした。
患者さんを叱るなんて、筋違いもいいとこです!

当局へは水曜日に「薬剤部」から『経緯を聞きたい』と電話がありました。
そのときもドクターの話として、

問い合わせがあるのは当然の量だが風邪も治りかけているし年齢の割に体重も少ないし(17kg)これで間違いない

と言われました。

想像するに、入院中に一度出してしまっているので、
いまさら間違いでしたとは言えない
ということだと思います。

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先日、新聞に以下の記事がありました。
医療ミス:未熟児にテオフォリンを10倍投与−−群馬大病院 /群馬

 群馬大医学部付属病院で9月、未熟児に対し、薬剤師が誤って10倍の量の薬を投与していたことが6日までに分かった。未熟児は一時頻脈となったが、数時間後に医師らが気付いて処置し、後遺症などはないという。同病院は既に「人為的なミス」と両親に謝罪。院内の医療安全管理室に報告し、NICU(新生児集中治療室)で投じる薬は分量などの確認を2回から3回に変更するなどチェック体制を強化した。
 同病院の堀内龍也・薬剤部長によると、未熟児は生後2カ月の女児で、NICUに入っていた。9月11日、無呼吸発作を抑えるため、呼吸を促進する「テオフォリン」を処方したが、薬剤師が計量を間違え、10倍の量を投与した。別の薬剤師が薬の量などを監査したが、見落としたという。
 2日後の13日朝、未熟児の脈が速かったため処方ミスが発覚。水分補給などの処置をし、数時間後に正常に戻った。
 テオフォリンはぜんそくの発作止めなどに用いられる。大人にも使われるが、過量を投与するとけいれんや不整脈などの症状を引き起こす可能性があるという。【伊澤拓也】(毎日新聞) - 11月7日

この記事では言及されていませんが、実は日本小児アレルギー学会:小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2005の指針改定を受け、添付文書が変更されています。原則として6ヶ月未満の乳児には投与できないことになったのです。
薬剤師の計量ミスはあってはならないことですが、処方医も薬剤師も二ヶ月の乳児に投与できない薬であったことを見逃したことのほうが大きな問題だと思うのです。この変更を正しく理解しておれば「確認ですが…」と問い合わせもしたでしょうし、もっと慎重に計量したことでしょう。このガイドラインの変更は事故が多発したためだと私は認識しています。
一つ一つのミスは直接のミスだけでなく、その陰に多くの問題が隠れていることを、当事者だけでなく同じ医療に携わるものすべてが理解する必要があると思います。

ミス!?

最先端医療もしている、とある病院で乳癌の手術を受けた患者さんが遭遇した事…
進行性の癌だったのでと化学療法を受ける事になりました。
月に一度点滴に行かれていたのですが先月「今日から抗癌剤強いのに変えると言われた」
とおっしゃいました。それまでの無色の点滴から赤いのと無色の2本に変わったそうです。
「毎週行かなあかんねん」とのこと。
わたしも病院を離れてずいぶん経つので、今の新しい治療法については詳しくありません。
昔の知識と経験では赤い抗癌剤って『アドリアシン』くらいしか思い浮かばないのですが、
このお薬は3週間以上間を空けないといけなかったと記憶していました。
さて、この患者さん2週連続で赤い点滴を受けられ、「翌日は体がえらくて動けない」と
言っておられたのですが、3週目に“クラビット錠3錠分3 7日分”の処方箋を持って来られました。
なんと、白血球数が800まで下がったため、感染防止の予防処方だったのです。
ほとんど全ての抗癌剤には「骨髄抑制」といって、血液がうまく作れなくなる副作用があります。
血液検査を見て主治医が引っ込んであとは代わりのドクター(上司らしき人)から、
3週目(その日)に予定されていた点滴は中止と聞かされたそうです。エポエチンの注射を受け
3,4日後に再度エポエチンを注射する事になりました。結局、3回エポエチンの注射を受け
3回目にやっと主治医が「ごめんなさい」と謝ったそうです。エポエチンは造血機能改善剤です。
この間、ご本人に納得できる説明がなく、体に不要な負担をかけ、余分に病院へ時間をかけて行き、
そして余分な治療費がかかったのです。一割負担で毎回\3000以上かかったとの事。
私どもも病院側のミスなのに余分な治療費払わされるの?と疑問でした。
後日報告です。点滴は以前が「タキソール」今回のものが「アドリアシン」と「エンドキサン」だったそうです。アドリアシンとエンドキサンの併用療法は『20日間の休薬期間を置いて4クール実施』と添付文書に記載されています。

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