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近代日本の発展は、明治以降の産業革命と物資運搬を担った鉄道が支えたといっても過言ではありません。
鉄道は、人や物資、産業製品を遠くまで運び、経済活動を活発にし、人々の暮らしをより豊かにしました。
明治5年(1872年)蒸気機関車から始まった日本の鉄道の歴史は、2027年のリニア中央新幹線の開通を控えた今、大きな転換期に差し掛かっています。
外国からの技術援助を受けて出発した蒸気機関車は、その後国産化し、以後高速化、大容量化に伴いその役目を終えました。
以降、気動車や電車が主流となり、今では夢の超特急である新幹線が日本の動脈としてわが国を支えています。
21世紀に入り、国産技術の集大成としてリニア中央新幹線の整備が始まり、2027年開業が迫ってきています。
これは世界に誇るべき新たな鉄道時代の幕開けです。
長い日本の鉄道の歴史を振り返り、改めて日本の技術の発展とその社会的、歴史的意義を確認し、後世に伝えることは、現代に生きる我々に課された使命であります。
戦後日本の高度経済成長を牽引したのは、名古屋市においては数多くのD51であり、恵那市においてはC12という蒸気機関車であったと言っても過言ではありません。
この地に残されている蒸気機関車が改めて息を吹き返し、動き始めるということは、単なるノスタルジーにとどまらず、産業遺産としての日本の技術の認識と伝承、歴史価値の再認識といった要素に加え、現代の日本が求める新しい観光や地域づくりに大きく寄与するものと確信しています。
今般、相互に鉄道と蒸気機関車を持ち、中央線という鉄道で結ばれた名古屋市と恵那市は、日本の産業を支えた蒸気機関車の復元と走行を目標として掲げ、広く日本各地からの応援を募り、情報を交換し、お互いにできる限りの協力をすることをここに宣言します。
平成27年8月9日
名古屋市長 河村 たかし
恵那市長 可知 義明
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