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戦場でワルツを

イメージ 12006年のある夜、旧友から26頭の凶暴な野犬に襲撃される悪夢に悩まされていることを告げられ、アリは自分にはレバノン戦争の記憶が一切、欠落していることに気づく。さらに、ベイルートの海に全裸で漂うイメージだけがふいに甦る。アリはこの断片的なイメージだけを手がかりに、当時の戦友たちを訪れ、この幻想的な光景の確証を得ようと試みるが、誰も覚えていない。その代わりに彼らは各々が抱える戦時下の苦痛に満ちた体験とそのトラウマを切々と語り出す・・・
 
原題: Waltz with Bashir
監督・脚本・製作: アリ・フォルマン
プロデューサー: セルジュ・ラルー、ヤエル・ナフリエリ、ゲルハルト・メイクスナー、ロマン・ポール
製作国: 2008年イスラエル・ドイツ・フランス・アメリカ合作映画
出演:アリ・フォルマン、オーリ・シバン、ロニー・ダヤグ、ロン・ベン=イシャイ、ドロール・ハラジ
 
イメージ 2
 
2008年のアカデミー賞外国語映画賞を『おくりびと』と争った作品です。
ジャンルが違うので比較はできないのですが、「無難な選択をしたのね」と思わせる衝撃的な作品でした。
ちょいとネタバレするかも・・・。
 
 
 

冒頭、監督に相談する男の夢の映像から始まります。
26頭の犬に追われる夢を見続けている男は戦争中上官から「人間が撃てないんだから犬を撃て」と命じらたと言います。
20年経っても犬の表情、倒れていくさまが脳裏に焼き付いていると言う。
これを最初に持っていたというのは、ラストの映像が「命あるものの生命を絶つということはそういうことなんだよ」ということを言いたかったのかな?
 
この作品はアニメーションでありながら、ジャンルが【ドキュメンタリー】となっています。
見ている時は、監督が戦友と会話している様子が【ドキュメンタリー】なのかと思っていたのですが・・・

答えはラストにありました。

衝撃的な実際の映像。言葉を失います。
これは私の解釈ですが、監督はその光景を「忘れていた」のではなく「記憶から消したい」と強く思っていたのでしょうね。
そして、実際に見た光景は「忘れる」ことではなく「後世に語り継ぐ使命がある」と思いこの作品を作ったのではないかな?
 
夢の映像、回想(戦闘)シーンが多く、アニメーションにしたことも見終わると納得です。
タイトルの“ワルツ”は中盤で登場します。
「敵の銃弾をよけながら銃を撃つ様子はワルツを踊っているようだった。」
美しい音楽の旋律をバックにしたそのシーンは兵士の尋常ではない精神状態を感じます。

イスラエルとパレスチナの争いは歴史を見てもわかるように根が深いですね。
この作品でも多くのことを感じさせられました。
映画館で見ていたら席を立てなかったかも・・・
 
 

閉じる コメント(12)

レンタル予定なので斜め読みですが・・・・
評判も良いし、けっこう衝撃的みたいですね!
また観たら伺いますね^^

2010/5/29(土) 午後 3:20 [ Golgo15 ] 返信する

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おぉ〜、けっこう衝撃をうけたのですね。
たしかにラストのショットはこれ、衝撃ですよねぇ。
アニメでドキュメンタリー方式というのも新鮮な感じもしました。
TB、させてくださいまし。

2010/5/29(土) 午後 4:38 サムソン 返信する

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いやぁ〜やっぱ衝撃が来ますかァ。
これね、DVDが出たら 即借りようと思ってたんですが、うちの近くのレンタルには置いてないんですよ〜〜!
なんでだぁ〜〜!?(´▽`*)アハハ 笑ってる場合じゃないわぁ、ホンマ!

2010/5/29(土) 午後 6:55 Kaz.Log 返信する

そうそう、『おくりびと』受賞の年の本命と言われてた作品ですよね。
席立てないかもと思うほど衝撃的なんですねぇ。
これはずっと観たいと思ってるのですけど、なかなか観れません(_ _。)・・・

2010/5/29(土) 午後 10:00 じゅり 返信する

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Boxerさん、おぉ〜鑑賞予定ですね。(o^-')b グッ!
記事楽しみにしてますね。

2010/5/29(土) 午後 11:19 くみょん 返信する

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サムソンさん、ラストの映像は衝撃的でしたよ。
こういう題材をアニメで見せるというのも新鮮でした。
TBサンクスです。

2010/5/29(土) 午後 11:27 くみょん 返信する

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kaz.さん、えっ、DVD置いてないんですか!
それはリクエストしたほうがいいよ。がんばっち〜

2010/5/29(土) 午後 11:28 くみょん 返信する

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じゅりちゃん、これはやっぱり見てよかったです。
「カティンの森」もそうだったけどラストに衝撃シーンだとずし〜んときます。

2010/5/29(土) 午後 11:29 くみょん 返信する

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唐突に現れるラストの映像には息を呑みました。衝撃的でしたね〜
そうですね、後世に語り継ぐ使命感・・ですかね。
TBさせてくださいね。

2010/5/31(月) 午後 3:32 Swan 返信する

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やっぱり“本物”の迫力は凄いですね。
監督が実際に体験したことだからリアル感もありましたね。
TBサンクスです。

2010/5/31(月) 午後 10:28 くみょん 返信する

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劇場でみたかったんですが
見逃したんですよね〜

くううう〜重そうだ〜覚悟してかからないとですね

2010/6/1(火) 午後 9:16 る〜 返信する

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これ上映館少なかったもんね〜
やっぱり重かったです・・・

2010/6/2(水) 午後 9:22 くみょん 返信する

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