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父の莫大な遺産を受け継いだアンナは夫であるビリーを始め、すべての人間を見下す高飛車な女。ニューヨークでの贅沢三昧の日々にも飽き、自身が所有する韓国・南海(ナメ)のリゾートホテルへとやってくる。そんな彼女と出会ったのが、兄の残した3人の甥と共に暮らし、小さな建設会社を営みながら金を稼ぐことに余念のない男チャン・チョルス。会う度に手ひどい目に合わされ復讐を誓っていた彼は、病院でクルーザーから海中に落ちて記憶を失ったアンナと再会。彼女が自分の恋人だと偽って連れ帰り、これまで受けた被害の分だけこき使おうとするのだが…。
思えば“記憶喪失”って韓ドラの定番設定でしたね。「冬ソナ」もそうだったの思い出しました。 しかし、その設定でありながら前半はコメディ度を強く出したエピソード。 後半はメロ部分が強く、主人公が記憶を取り戻した後は泣けるところも多かったです。 登場人物は韓ドラでの定番な設定ですね。 主役のアンナにハン・イエスル。チャン・チョルスにオ・ジホ。 仇同士でありながら次第に惹かれ合うという2人は役柄と合っていてお似合いのカップルです。 マダム然としたアンナ。記憶をなくしサンシルと呼ばれるアンナ。2役に近い役柄をハン・イエスルは魅力的に演じてました。 オ・ジホはちょっと伊藤英明似?彼の優しいまなざしにクラクラしそうでした。 その2人に絡むのがアンナの夫、ビリー。彼はアンナの仕打ちにキレてアンナが生きているのを知っていながら葬式をあげるという信じられない行動をとってしまいます。 しかし、中盤から後悔の念、アンナへの愛情から彼女を取り戻すという行動にでます。 ビリーを演じたキム・ソンミンの笑いを誘う演技もこの作品のいい味付けになってました。 そして、女の敵のようなチョルスの元彼女、ユギョン。もう、本当にむかつく女です。 でもこういう役柄は韓ドラにはかかせないですね。 明らかにコメディ顔なのは、ビリーの片腕のコン室長。コメディにはこういうキャラがいないとね。 キーパーソンなのが村長の娘のお嬢様、カンジャ。彼女はちょっと天然なオツムの持ち主なのですが、 アンナの心を溶かすいいキャラでした。ビリーも彼女に振り回されてましたね。 やはり2時間の映画を16話のドラマにするとなると設定が変わってきますね。 そしてアメリカと韓国のお国柄の違いも反映されますね。 設定を変えたことで一番ストーリーに影響を与えたのはアンナの生い立ちでした。 アンナは子供のころ両親を亡くし、その後祖母も亡くなり身内がいない設定です。 オリジナルではジョアンナは実の母親に電話で愚痴を言って甘えたりしていました。 子供のころ自分ではなく“財布”に興味を示す大人たち。他人に心を見せない哀しい大人に成長してしまったアンナ。 その彼女が始めて知る“胸のドキドキ”。初めて知る他人とのふれあい。 大金持ちが記憶喪失になるという感情移入しにくい設定をより温かいものに感じさせれのに効果的だったように思いました。 韓国らしいな、と思ったのが3人の子供とサンシルのやりとり。 子供はあくまでも目上の人としての態度、これは韓国らしいですよね。 サンシルは子供を大人として対等に接してる。これはアメリカナイズされてるアンナが出て面白かったです。 アンナと3人の子供の別れのシーンはオリジナルと同様に泣かせていただきました。 どうしてもオリジナルが大好きなので、オリジナルと比較しながら見てしまいますが、 韓国ドラマらしい展開で楽しめました。 久しぶりに韓ドラの醍醐味も味わったし、鑑賞して大正解でした。 そそ、アンナの苗字はチョだったのね。“チョ・アンナ”が“ジョアンナ”に聞こえてニヤリとしてしまったわ。 |

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