〜70`sコメディ

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全6ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6]

[ 次のページ ]

チャップリンの独裁者

イメージ 1
 
THE GREAT DICTATOR(1940)
 
第一次世界大戦の末期、トメニア軍陣地で戦ったユダヤ人の床屋(C.チャップリン)は、戦いで負った傷がもとで全ての記憶を失ってしまう。敗戦から数年後、トメニアに政変が起こり、独裁者となったヒンケル(C.チャップリン)はアーリアン民族の世界制覇をめざし、他民族、特にユダヤ人の迫害を行った。迫害される者と迫害する者、立場は異なるが容姿のそっくりなふたりが混迷の世界で数奇な運命を辿る。
 
チャップリン作品って有名なシーンだけTVで見てたりして見た気になってるのですが、
ちゃんと見た作品って少ないんです。
 
この作品もそんな1本。
「午前10時の映画祭」であったので見たいと思ってたのですが結局見れず・・・
 
超有名な作品なのであれこれ書くのをやめます。
 
 
飛行機のシーンね。とぼけ顔のチャップリンがいいよね。
ギャグもわかりやすい
 
 
「ハンガリアン舞曲」に合わせての顔そりシーン
こういうの好きだぁ〜
 
ハンナにフライパンで殴られたあとの“はらほれはらひれ〜”のシーン好きなんだけど動画なかったです。
 
 
ヒンケルが地球に見立てた風船でたわむれるシーン
これはシニカルよね〜
 
 
ヒンケルと入れ替わった床屋のチャーリーが演説をする有名なラストシーン
 
チャップリンはこれを音声で入れたくて、この作品をトーキーにしたそうですね。
 
その思い入れは十分伝わりますね。鳥肌ものです。
 
そして、この作品ではユダヤ人迫害も描かれているのですが、
後に書かれた自伝でチャップリンはこの当時ホロコーストのことは知らずに製作したとのこと。
 
時代を読み込む確かな目を持っていたということなんでしょうね。
 
ルビッチの『生きるべきか死ぬべきか』が1942年なのでこの作品の影響がありそうですね。
 
やっぱりチャップリンは凄いわ!

開く トラックバック(2)

サボテンの花

イメージ 1
 
CACTUS FLOWER  (1969)
 
独身主義のプレイボーイ・ジュリアンは、結婚していると嘘をついて、トニーという女性とつき合っていたが、トニーの自殺騒ぎから真剣に彼女との結婚を考えるようになる。そこでジュリアンは、美人だが男からは“軍曹”とからかわれる、生真面目なオールドミスの看護婦、ステファニ-を自分の妻ということにして、トニーを説得してもらおうとする。身勝手な男とわがままな娘の為に、己の気持ちを殺して、ステファニーは二人を結び付けようとするが……。
 
ゴールディ・ホーンがアカデミー賞とゴールデングローブ賞をW受賞した作品です。
 
『おかしな2人』のジーン・サックス監督のラブコメです。
 
イメージ 2
 
主演にウォルター・マッソー。独身のもてもての歯科医師です。
ポパイのような風貌の彼がもてもてというのも不思議な気がしますが・・・
 
そしてびっくりなのがこういうドタバタラブコメにイングリッド・バーグマンが出演していたこと。
10年間完璧な看護婦としてジュリアンのもとで働いてきた。
彼女のダンスシーンでのはじけぶりには笑ったわ。
当時、54歳ですがやはり美しい!
 
イメージ 3
 
ジュリアンの“不倫”の相手のトニにゴールディ・ホーン
「妻と別れて君と結婚する」という言葉に素直に喜び、夫人に直接話がしたいと言う。
ステファニーはジュリアンのいうとおりに完璧に夫人を演じたはずだったが・・・
 
もうね、ゴールディの魅力が凝縮された作品ですね。
ほんと、キュート!
リアルな60`sのファッション、ヘアスタイル、メイクがかわいい
 
イメージ 4
 
トニの隣人のイゴールも巻き込んでの“ラブウォーズ”ですよ。
 
“いまどき”の娘っぽいトニは実は古風だったりする。
「嘘をつかれるのはいや」「奥さんと3人の子供が不幸になるのはいや」
 
ゴールディは助演女優賞なんですが、主役の風格。
今、見れば彼女らしいしぐさも当時は新鮮だったんでしょうね。
彼女が涙を流すシーンはほろっとしちゃいました。
 
この作品を見ていて「脚本がおもしろいな」と感じました。
 
それを担当していたのが『アパートの鍵貸します』でワイルダーと組んでいたI・A・L・ダイアモンド 

 
笑ったのがジュリアンの友人の台詞。
 
「スウェーデンの女だろ。映画と違うぞ」
 
そそ、“軍曹”看護婦のことです。
 
タイトルの“サボテン”はステファニーのことね。
 
ラストは“サボテン”に花が咲きますよ。
 
これ、今リメイクしても面白いかもしれないです。
 
ゴールディ目当てで見たけどラブコメとして大いに楽しめました。
 

天使

昨日届いたジェルネイル。無事装着完了。

プロのようにはいかなかったけど、最初にしてはOKでしょう。
 
気を良くしたので映画記事を書く気になりました。

リハビリに“つぶやきレビュー”でいきます。(笑)
 
『天使』 (1937)
 
イメージ 1
 
英国外交官パーカー卿(ハーバート・マーシャル)夫人マリア(マレーネ・ディートリッヒ)は、夫の出張中、内緒でパリに赴き、旧友のロシア大公妃の怪しげなサロンに顔を出す。そこで出会ったアンソニー(メルヴィン・ダグラス)と食事を付き合うが、名前を訊かれても答えずにそのまま去る。ロンドンの昼食会でパーカーは旧友“プーチー”ことアンソニーに会い、彼の“天使”の話を聞く。それが自分の妻であるとは知らずに…
 
エルンスト・ルビッチ監督のラブコメです。
まぁ、ラブコメと言ってもあまりコメディ色は濃くありません。
 
イメージ 2

これはマレーネ・ディートリッヒのための作品ですね。
いかにも“私は女優よ!”と言わんばかりの美しさです。
衣装も豪華。金持ちの奥様という設定なのでアリなんでしょうけど凄いよ〜
なにしろ、ナイトガウンが毛皮だし…
 
私はこの作品を見て『ニノチカ』を思い出しました。
パリに住むロシアの大公妃、メルヴィン・ダグラスも出演してるしね。

私の勝手な妄想ですが…
ディートリッヒをコメディエンヌにできなかった監督が
グレタ・ガルボでやりたかったことを『ニノチカ』でやったのではないかな?
 
この作品は監督の“見せない演出”が光ってます。
アンソニーのもとを去る“エンジェル”。それを物売りの映像だけで見せます。
ラストもドアを出る2人の後ろ姿だけ。
表情が見えなくても微笑みが見えるみたいなのよね。
 
コメディ好きの私にはちょっと物足りなさを感じてしまったけど、
監督の上手さを感じれたからよかったわ。
 
イメージ 3
 

ニノチカ

イメージ 1ソヴィエト連邦商務局から、3人の使節がパリへ派遣された。初めて見るブルジョア国の贅沢さに肝を潰したが、ソ連が帝政貴族から没収した貴金属類売却の使命を果たしに取り掛かった。これを知ったのがホテルボーイになっている、かつてのスヴァナ伯爵夫人(アイナ・クレアー)の侍僕だったラコーニンである。彼の注進で宝石奪還を謀る伯爵夫人は、愛人のレオン(メルビン・ダグラス)に一切を任せた。レオンは3使節をまるめ込み、軟化させてしまった。この情報にソ連本国では、特別全権使節を派遣したるこれが赤ん坊の時から共産主義をたたき込まれた模倣党員ニノチカ(グレタ・ガルボ)である。早速軟化した3人をしめあげ、宝石の処分に掛かった。その夜、レオンは妙な美人に街頭でトンチンカンな質問を受け、表情を変えない彼女に興味を持った。
原題: NINOTCHIKA
製作・監督: エルンスト・ルビッチ
脚本: ビリー・ワイルダー、チャールズ・ブラケット、ウォルター・ライシュ
製作国: 1939年アメリカ映画
出演:グレタ・ガルボ、メルビン・ダグラス、アイナ・クレアー、ベラ・ルゴシ
 
イメージ 2
 
ソ連のガチガチの女性共産党員とパリに住む貴族のラブコメです。
ルビッチ監督を敬愛するビリー・ワイルダーが脚本で参加していて興味を持ちました。
“グレタ・ガルボの笑顔が見れる唯一の作品”ということで有名らしいですね。
 
冒頭のソ連の3人組から笑えます。まるで“踊るシリーズ”の3アミーゴスのようなおとぼけぶりです。
そんな3人は党本部が思うような交渉ができない。そこで、お目付け役としてニノチカが派遣される。
てきぱきと仕事をこなすニノチカ。表情1つ変えず言葉にも抑揚がない。
建造物としてのエッフェル塔を見学に行こうと思った彼女は地図の見方もわからず、
偶然出会った紳士に道を尋ねる。
彼女の不思議な魅力に惹かれたレオン。お互い“敵”とも知らずに・・・
 
『グランドホテル』で初めて見たグレタ・ガルボ。
その役柄とポートレイトのイメージとは全く違う彼女でした。
ニコリともしない彼女はかえって笑いを誘います。
そして、心が溶けていき穏やかな表情に変わる。“笑いのシーン”はゲラ子さんですよ。
レオン役のメルビン・ダグラスって『チャンス』でオスカーを獲ったあのおじいさんなんですね。
若い頃の色男ぶりにびっくり。聞いていてむずむずするような“キザな台詞”もうっとりしちゃいます。
そそ、『エド・ウッド』で描かれていたベラ・ルゴシ。
彼はロシアの“3ばかトリオ”の1人でした。ドラキュラやフランケン役ばかりだと思っていたので意外だったわ。
 
ロマコメとして面白く見れるうえ、当時の共産主義の批判も込められていて作りの上手さはさすがですね。
そして、大女優をコメディエンヌにしてしまうということにも感心してしまいます。
 
ますます、ルビッチお気に入りになりました。
 

 
 

開く トラックバック(2)

天国は待ってくれる

イメージ 1
 
生前の行いが元で地獄に落とされた男ヘンリー(ドン・アメチー)。マーサ(ジーン・ティアニー)という愛妻がいるにも関わらず、多情な彼は数々の女性遍歴を経ていたのだった。やがてサタンの前に引き出された彼は、安らかな表情で自分の犯してきた過ちを語り始めるが……。
 

原題:HEAVEN CAN WAIT
監督: エルンスト・ルビッチ 
製作: エルンスト・ルビッチ 
原作: ラズロ・ブッス=フェテケ 
脚本: サムソン・ラファエルソン
製作国: 1943年アメリカ映画
出演: ドン・アメチー、ジーン・ティアニー、チャールズ・コバーン、マージョリー・メイン、レアード・クリーガー、スプリング・バイイントン
 
イメージ 2
 
ビリー・ワイルダーが多大な影響を受けたと言われるエルンスト・ルビッチ。
街角 桃色の店』しか見た事なかったのでアカデミー賞の作品、監督賞にノミネートされたこちらの作品を鑑賞してみました。

年老いて死んだ主人公が閻魔大王に、自分の生涯を回想形式で語るファンタジー・コメディです。
「私はさんざんひどいことをしてきた」と告白するヘンリーの一生ですが、描かれているのは妻のマーサとのエピソードが半分以上です。
出会い、離婚の危機などは笑いの要素がたっぷり入っていて笑ってしまいます。
マーサの実家の両親おもしろすぎ〜名牛メイベルもね。
そして銀婚式を迎えた2人は「こういうふうに年を重ねたい」と思わせる。
時間の経過を表現する、ネクタイ、バースデイケーキの使い方も上手いですね。
 
主演はドン・アメチー。
私は『大逆転』のデューク兄弟のようなおじいさんのイメージしかなかったので今回初めて若い姿を見ました。
この作品の時はちょうどマーサが家出をしたころと同じ歳ですね。
ダンディな“カサノバ”ぶりがはまってますね。
マーサ役のジーン・ティアニーの美しさもうっとりしてしまいます。衣装も華やかで楽しめました。
そそ、ヘンリーのグランパがいいキャラでよかったわ。
閻魔さまの生え際がM字だったんだけど・・・サリーちゃんのパパを思い出してしまいました。
 
喜劇ということを意識しているのか湿っぽい出来事はいっさい省かれています。
ヘンリーと閻魔さまの会話もほのぼのとしていて“あの世”とは思えない。
ロマコメとしての後味もいいですね。
ちょいとルビッチ監督を追ってみようかと思ってしまったわ。

 

開く トラックバック(1)

全6ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6]

[ 次のページ ]


.
アバター
くみょん
女性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
検索 検索

ブログバナー

標準グループ

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事