読書

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ノーベル文学賞は中国の莫言さん。
 
 村上春樹氏は残念ながらノーベル賞受賞はなりませんでした。
 
結果は残念ですが、そもそも文学自体が翻訳を介してはその本質が評価できるはずもないし、春樹ファンとして
 
見ても村上春樹は日本を代表する作家ではあるが、1番優れた作家とは言い切れない。過去の文豪と呼ばれた
 
人々と比べるとまだまだ・・・・・
 
 
例えば、中学生や高校生に、あるいは年配者に自信を持って、村上春樹は素晴らしいから読んでみなさい!と
 
私は言えないし、万人に認められるモノとは言い難い面も少なくない。
 
 
とは言え、春樹氏、前評判が高いという事だけでも、素晴らしいことだ。現に私だって、すべての作品(多分)を読
 
み、いくつかの翻訳も読み、ずいぶん充実した時間をもらい、過ごしている。
 
 
受賞は5年ほど後が丁度良い時期だと思います。これからも、もっと素晴らしい作品を生み出してくれることを、
 
楽しみにしましょう!
 
 
 
もし、ノーベル音楽賞があったら、受賞者発表ごとに大論争が起きるだろう。文学賞も同じことなはずなのに起
 
きないのは、受賞者の作品を比べられないからなんだろうなぁ、と勝手に思っていますが、どう??
 
皆さんは「青空文庫」というものをご存じでしょうか。「青空文庫」は著作権が消滅して、パブリックドメイン(すなわち公共の財産となる)になった文学作品を‘無料`で公開しているインターネット上の電子図書館です。

これは著者の没後50年を経て著作権の消滅したものに限られるが(著者が認めればもちろんOK)、文学作品のみならず、評論、古典など8000作品以上が公開されています。有名な作品が全て揃っているとは言えませんが、夏目漱石、芥川龍之介、太宰治などの作品はそのほとんどが読めますし、個人的には泉鏡花、岡本綺堂、寺田寅彦、坂口安吾、夢野久作などなど大変お世話になっています。ただし、私は紙に印刷された‘本`が好きです。

しかし、活字離れが叫ばれている昨今、この「青空文庫」を一度覗いてみて、利用されてはいかがでしょうか。読書、優れたものを読むこともきっと、あなたの人生にとって素晴らしいものになるに違いありません。
青空文庫のページから、そのコンセプトの引用です。

   「先人たちが積み上げてきたたくさんの作品のうち、著作権の保護期間を過ぎたものは、自由に複   製を  作れます。
   私たち自身が本にして、断りなく配れます。
   一定の年限を過ぎた作品は、心の糧として分かち合えるのです。私たちはすでに、自分のコンピュ        ーターを持っています。
    願いを現実に変える用意は、すでに整いました。」



「青空文庫」はこちらから。
http://www.aozora.gr.jp/



さて、日本の書籍の話から次は「楽譜」のお話。

楽譜(スコア)を読めない人は大勢いると思います。私は独学で、はなはだ不完全ではありますがある程度は読む事が出来、好きな作品のほとんどはスコアを入手しています。(高すぎて買えない物もあるのですが) 

ここで提案したいのは、


「スコアを全く読めない人もスコアを見ながら曲を聴いてみませんか?」


ということです。ピアノ曲でも交響曲でもオペラでも自分の好きな曲を。ワーグナーやマーラーなどになると複雑ですが、モーツァルト、ベートーヴェン辺りまでなら、スコアの見た目は単純です。
ある程度の記譜の記号は知っていた方が良いのでしょうが、音楽を聴きながらスコアの音符を読むのではなく、眺めるのです。
きっと曲の素晴らしさを再発見できると思いますし、楽しくなるはずです。そして、スコアも読めるようになるかもしれません。もうこれは一石4鳥です。

どんな曲でもいいですから、まずお気に入りの一曲をどうですか?



さてさて、そう言われても楽譜など・・・・と言うあなた。いやいや、すでに楽譜を持っている人にも紹介したいものがあります。

実は楽譜も著作権があります。が、同様に著作権が切れると楽譜もパブリック・ドメインとなり、自由にコピーもできます。インターネットでこの著作権の切れた楽譜が見ることができるのです。バッハ、モーツァルトやベートーヴェンのものは勿論切れています。いろんなサイトがあるようですが、私の利用しているのは「IMSLP」です。

これは楽譜の「青空文庫」のようなものです。著作権切れの作品を中心に、なんと驚きの1万曲以上の楽曲、1万7千点以上の楽譜が掲載している。始めて見た時はもうびっくり。もっと早くこのようなものがあれば、こんなにスコア揃えなくてもよかった・・とも思いましたが、それよりなにより、その楽曲の多さと楽譜の量に圧倒されます。管弦楽曲のピアノ編曲版なども充実しています。もちろんストラヴヴィンスキーやショスタコーヴィッチなど著作権が切れていないものはありませんし、管弦楽曲でもピアノ編曲版のみでフルスコアが無い物もあるのですが、全て無料なのです。

ただ注意して欲しいのは、著作権の問題は楽譜の出版社が持つ場合など、複雑なもののようで、調べてはみたものの、正直よくわかりませんでした。「青空文庫」は日本のサイトですので問題はありませんが、「IMSLP」は海外のサイトなのでそのすべてが日本で違法でないとは確認できませんでした。

いずれにせよ、スコアもこれでより身近なものとして、みんなの財産となります。
気に入った曲からスコアを見てみようではありませんか!


びっくりしますよ。

翻訳

ほぼ一か月振りの更新です。おまたせ〜!って誰も待っていないか・・

壊れたパソコンに代わって、我が家にもやっとノートパソコンが日曜日にやってきた。とりあえす自宅でもブログやれる事になりましたが、壊れたCDプレーヤーの替わりはもう少し先。


日曜日に久しぶりに本屋へ行った。新刊売り場にエラリー・クイーン著‘Xの悲劇‘の角川文庫版が並んでいた。見ると20年ぶりの新訳ということで、予定外の購入。‘Xの悲劇‘は推理小説の大傑作なのですが、今回の話は、この角川文庫版が5冊目ということ。もちろん、同じ本なのだが、翻訳者が違う。

有名な作品は翻訳権が切れると、様々な出版社から違う訳がでる。最近では‘星の王子さま‘なんかたくさん出ましたね。

そもそも翻訳とは厄介なもので、だれが訳しても違ったものになるのは当たり前。良いも悪いも翻訳者の個性が出る。本来、翻訳とは元の言葉を単に近い形で言い換えたに過ぎず、乱暴に言ってしまえば原案が誰それの翻訳者の文章だと思う。外国の作品は原書で読むしかない・・・といっても私を含め、普通の人はなかなか出来ることではないので、どうしても訳書に頼るしかない。

厄介な事に、私は音楽の聴き方と同じく(あくまで表面的な面として)気に入った本は、違った訳が出ると買って読みたくなる。本質的に意味がないのはわかっていても。

英語であれば原書を買って(なんとか)比べながら楽しんでいる。たとえばシャーロックホームズなどは原書と7種の訳で持っている。困るのは英語以外。昔、ドストエフスキー、ハイデッカー、ニーチェなどを原書で読みたくてロシヤ語やドイツ語の入門書を買っては見たものの、読めるようになるはずもなく、結局訳書だけが頼り。

ドストエフスキーの罪と罰も去年、亀山氏の訳の一冊目がでて7種の訳がそろいましたね(笑)

ちょっと長くなりますが、具体例でも。どれが良い悪いではなく、言葉遊びの気分で。
罪と罰より、主人公のラスコーリニコフの様子から。


< 中村白葉 訳 >

 翌日彼は、不安な睡りのあとで、もう遅くなってから眼をさましたが、睡りも彼を力づけてはくれなかった。彼はむしゃくしゃした、苛立たしい、ひねくれた気分で眼をさますと、憎悪に満ちた眼でじろじろと自分の小部屋を見まわした。  

< 米山正夫 訳 >

 彼は翌日、不安な眠りののちに、もう遅くなってから眼をさました。しかし、眠りも彼に力をつけなかった。彼はむしゃくしゃといら立たしい意地わるな気持で眼をさますと、さも憎々しそうに自分の小部屋を見まわした。

< 江川卓 訳 >

 彼が翌日、不安な眠りから目をさましたのは、もう遅かった。だが、眠ってても元気にはなれなかった。不機嫌な、とげとげした、腹だたしい気分で目をさまし、自分の小部屋を憎々しげに見まわした。

< 池田健太郎 訳 >

 あくる日おそく、彼は不安な眠りから目をさましたが、眠ったのに元気にならなかった。むしゃくしゃした、いらだたしい、不機嫌な気持ちで目ざめると、彼は憎悪をこめて自分の小部屋を見まわした。

< 工藤精一郎 訳 >

 彼は翌朝おそく不安な眠りからさめた。眠りも彼に力をつけてくれなかった。彼はむしゃくしゃするねばつくような重い気分で目をさますと、憎悪の目であなぐらのような自分の部屋を見まわした。

< 小泉猛 訳 >
 
 翌日おそく、彼は不安な眠りから目を覚ましたが、眠りも彼を元気にしてはくれなかった。苦々しい、いらいらした、意地の悪い気持で眼を覚ますと、彼は憎悪の目で自分の小部屋を見まわした。

< 亀山郁夫 訳 >

 翌日遅く、彼は不安な眠りから目を覚ましたが、眠りによっても元気は出なかった。不機嫌でいらだたしい、むしゃくしゃした気分で目を覚ますと、憎々しげに部屋のなかを見まわした。


 

 といった具合で微妙な違い。訳によっては雰囲気、印象すら変わる場合もある。もちろん、誤訳はあってはならないはずだが、これが世の中には結構あるらしい。




音楽は言葉と違って全世界共通です。翻訳など要らない素晴らしいものです。
それでも、音符から読み取れるもの、音楽から感じ取れるものは人様々。
同じ曲でも演奏者によって驚くほどはっきりとした違いが出る。このことはある意味とてもすばらしいことではないでしょうか。もちろん、あまり自分勝手なものは困りますが。

久しぶりなので長くなってしまい、読んで下さった皆様、すみませんでした。

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