4トラックのMTRで録音したカセットテープをデジタル保存してリミックスをしてみよう、計画の続きです。
4トラMTRのテープは4つのトラックを同じ方向に向けて使用しますので、4トラックを同時に録音・再生できるわけですね。
で、これをいっぺんにPCに取り込むには4ch同時入力が可能なマルチオーディオインターフェイスが必要、というのが前回の話。
一般的にDTMで使われているのはほとんど入力は2つです。3つ以上の入力を持つオーディオインターフェイスは高い物ばかり。
今回のプロジェクトのためにそんな高価なデバイスに投資するわけにもいかず、オク探しとなりました。
古い物でもちゃんと動作すればよいんだが、手頃なのはないかな? と探していたところ、
ありました。
M-AUDIOのQUATTRO USBというモデル。2001年頃の製品なので結構古いけど、4in4outで音質もスペック的には十分と見た。
ただし、調べてみるとドライバーの対応がWinXPまでとなっている。ちょっと不安がよぎるけど、何とかなるだろうと思ってポチッとな。
で、現物が届いた。
コントロールがシンプルすぎて不安になるくらい・・・
インプットレベルは-10dbVと+4dbVの2段階をプッシュスイッチで切りかえるだけ。しかも2chずつまとめてだし。
入出力端子はフォーンジャックのみ。よく見たらヘッドホン端子もないぞ!?
まぁテープの音が取り込めればいいだけだから何とかやってみましょう、
ということでまずはダメもとでXP対応のドライバーをWin7のPCへインストール。。。
やっぱりダメみたい。。。ドライバーがきちんとインストールできず、デバイスも認識されません。
さて。。。
となると、このドライバーを活かすためにXPのPCを復活させて、
そこにCubase Studio4を再インストールし、
そっちのPCで取り込んだWAVEファイルをWin7のCubase6.5で加工編集をする!
という少々面倒な手順を踏むことになりました。
で、しばらく休眠していたXPのPCを呼び起こし、QUATTROのドライバーを附属CD-ROMからインストール。。。
と思ったらどうもCD-ROMが破損しかけていてインストールが最後まで行かない。
幸いM-AUDIOのサイトから最新ドライバ(といっても2002年版だけど)をダウンロードすることで何とかセットアップOK!
続いてCubase Studio4の再インストール。こちらはUSBライセンサーキーを流用できるのですんなりいくかと思いきや、ライセンスコントロールのソフト発行元が変わったりしていて、これもWEBから最新版をダウンロードしてようやく起動!
ここにたどり着くまでずいぶん手間がかかってしまった。 ドライバー絡みで手こずったというところが、古いものを扱う時のネックになるということを実感。
ま、諭吉半分程度のコストで4ch同時録音を実現しようとしてるんだからこの程度の手間はしょうがないすね。
さて、いよいよ接続セッティングです。
まずTASCAM PORTA TWOの4つのTAPE OUT端子からオーディオインターフェイスの4つのインプットへ。そしてUSBでPCと接続します。
ヘッドホン端子がないものだからOUTPUTからミキサーかパワードモニターなんかにつなげないとモニターできないのが難点。
それでもとにかくこれで取り込む形はできた。
そしてCubaseで入力バスを4つにして各トラックにアサインしてやる。
これでようやく4トラックの同時録音を達成することができました!
4つのトラックが個別に同時に録音されているのがお分かりいただけるでしょうか?
いやぁ、ちょっと手こずったけどなんか心地よい達成感です!
しかし、実際何回か録音してみると回転ムラは結構あるのがよくわかるし、PORTA TWOの動きも不安定でいつ昇天してしまうことやらと心配になります。
やはりこれが動くうちにできるだけテープ音源をデジタル保存しておかねば、と思ってしまいます
さて、とりあえずためしに1曲、「過去の音源掘り起しデジタルリミックス」で遊んでみます!