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西村秋羅さんと云う方の詩を紹介します。
ボクンチの犬
三日目か四日目にボクンチの家へ
捨てたワンワンが帰ってきた
遠くなら帰らないだろうと
興居島まで捨てに行ったのに
海を泳ぎ切った一里半
着いた浜辺から夜に日にかけて
四つの足で食わず飲まず
我家のふるさとさして戻ってきた
ワン公の太郎を見ると
太郎もボクを恨みもせずにじっと見て
尻尾ばっかり振っていた
ボクは「太郎ッ」と云って頬づりした
なんで口が利けないんだ・・・・・・
もう捨てないからカンニンしてと
ボクは心で泣いて詫びたかった
言葉にならぬふるさとを
ボクの心のふるさとに納めて
ボクの声は少し震えていた
興居島と云うのは松山市の沖、5kmの所に浮かぶ島です。
長くなるので一編だけ紹介しました。
くんくん
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