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植芝先生のお話は武道の理想、方向性と目的についてであり、
松田師のお話は武道の世界の現実を言い表したものです。
ちなみに言っておくと松田師の発言は、
嫉みから来る陰口や非難中傷をする人が多い為に、
松田師自身が大変な苦労をされた事によるもののようです。
確かに書籍等で有名な方が松田師の事を笑い者のように記述していたのを幾度か目にした事があります。
武術家の口から直接聞かされた事もあります。
話を戻します。
松田師の言葉から感じられるのは武道を稽古したからといって人間性が向上する訳では無いという事です。
入門の動機や目的は人によるでしょう。
一般的に何事も続けていけばその人の目的に適った課程をふんで結果を生み出す事になります。
そこで植芝先生のように武道の根源は万有愛護の精神であると断定する事で、
根源に向かうという方向性が定まり、
万有愛護の精神を得るためという目的がはっきりとします。
そうする事で稽古の内容や心の持ち方考え方、
現象の捉え方等が目的に適うものになるよう精進するため、
稽古を通して一歩一歩と理想に近付く事が出来ます。
逆に武道の根源は戦いだと断定するとどうでしょう?
あくまで極論ですが・・・
戦いなのだから相手を屈服させる事が目的であり、
発言や行動も相手を屈服させるものになりやすい。
結果的に松田師の言われる現実が生まれて来やすい事になります。
実際には「万有愛護の精神」と「闘争」といった具合に、
両極端に分かれているはずも無く色んな人がいるのは言うまでもありません。
闘争を目的としながらも万有愛護を考えられる人もいるでしょうし逆の場合もあり得ます。
何を目的としてどれを選択してどう取組むかは個人の自由。
武道に限らず何事も目的と課程が結果を左右してしまう・・・至極当然の結論です。
とらわれず、こだわらず、かたよらない・・・
配分の良いバランス感覚が重要という事になるでしょうか。
念ずれば花ひらく・・・
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はじめまして。私は武道とは縁がありませんが、ワンネスには強い憧れを持っています。不安からくる競争の世界からわかちあいの世界へ、脳を使い方を変えて自分の生き方や地球環境まで変えていけたらと思っています。トラックバックさせてください。
2007/2/19(月) 午前 11:38
いらっしゃい!武道に縁が無いと言われる方に関心を持って頂けて光栄です。個から全体へと自由自在に想いをはせて生きられたら問題なんかすぐ解決できそうな氣がします。今後ともよろしく!
2007/2/19(月) 午後 1:15