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死にたくはないけれど生きていけない・・・
Dと出会って、双極性障がいとかいう代物とオサラバできた。障害者手帳申請に必要だからと言われて不本意ながら心療内科に1年ぶりに行ったけれど、高圧的な態度につくづく私が来るところではないと思い知らされた。
ほかにもいろんな変化がある。とにかく30年間いろんな病院やらカウンセリングでどうにもならなかった症状がなくなるなんて、いまだにピンときてないけれど、じっさいそうなんだ。例えば新聞やめたのもそう。
活字人間なので新聞は欠かせなかった。とりあえず一般常識が網羅できる。プラス好みの記事がちょいちょいあるのでお楽しみでもあった。前回恋した時も時間がなくて読まずにためこんでていた。読まずに捨てるだなんてあり得ないのだ。いつか時間ができた時にまとめ読みするって信じて疑わなかったし、実際、不意に別れがやってきてまとめ読みもできたってもんだった。
 
Dは20年間のサラリーマン生活を辞めて画家に専念すると決めたので、時間の使い方を重視している。時間は、人生は有限だ。取捨選択しないことには、永遠にしたいことにはたどり着けない。決してわれわれは退屈な日常をやりすごしているのではないのだ。
 
新聞のウェイトが大きい私が新鮮だったらしい。どこに行くにもバッグに入れてある。待ち合わせ場所で読みふけっているのはもちろん、ラブホでも思わず広げていた。オヤジでもしないだろうて・・・。で、そのこと話して、新聞にとらわれている自分に気づかされた。情報ってなに? 知らないとオトナとしてはずかしいの? ずっとそのあたりに縛られていた。 いいじゃん、いいオトナが知らなくても。知らなければ教えてもらえばいい(必要だったらね)。
 
いざ購読をやめてみてもなんともなかった。楽しみにしていたコラムも文芸欄も、さらに有効だと思っていたスーパーのチラシもなくてもまったくノープロブレム。単なる暇つぶしだったのね。チラシだってあれで効率的に買い物していたと思い込んでいただけで、実際それほど得をしているわけじゃなかった。
 
四半世紀の習慣をすぱっとやめても、その分PCにとられてるだけかもしれないけれど、とりあえず私一人のために大量の紙が消費されてたことはまちがいない。
 
情報ってなんだろう。一昔前は村の中の出来事だけで生きていた。イコールなければないで生きられる。なければいけないのは食べ物。だから畑がしたくなっている。
 
Dは私にさまざまな革命をもたらした救世主。
 
誕生日だから朝までDといっしょに過ごした。その足で心療内科へ。
障害者手帳更新のために診断書が必要だと夫に言われていた。税金の控除があるからね。けど。長年繰り返していたうつが、Dのおかげでもう8ヶ月現れてない。こんなに長期間元気で過ごせるのは30年ぶりなんだよ。いっしょに喜んでほしかった。家族としては長年大変だったから不安が消えないのだね・・・。
双極性障がいが寛解してることをともに喜んでくれるのはDだけ。夫も医師も病人にとどめておきたがってるよう。病院はそうだよね。精神医療は儲かるもの。
 
30年間、服薬で悪くもならなかったけれど、よくなる実感も感じなかった。睡眠薬だけは効果があった。急性期病棟に3回ほど入院した経験も悪くはない。けれど今はまったく必要としない。これで障害者手帳の恩恵を受けたら詐病&不正受給だよ。
いつかまた症状が出るかもしれない。けれど今は卒業した気分でいるのだ。いいじゃん、健康になって。元気になって。今は毎日が満たされていてしあわせなのだから、これ以上のことがある?
 
夫は風邪を引いただけの私にも近づけなくなった。昨夏は私が熱中症になったのに固まってしまって通りすがりの方に助けていただいた。長年、うつの私をを支えたくてもことごとく外した恐怖が沁みついてしまった。この先、年を重ねていくといろんな病気もするというのに。そのへんを克服する気はないのか聞いた。
「変わる気はない」はっきり言われた。ますますこの先どうしていけばいいのか、わからない。長いつきあいだから楽だもんね。いろいろあってお互い恋人OKにしたから、周りの人には奇妙で理解不能に映るかもしれない。ま、あれだけのことがあっても別れなかった自負だけなんですが。
夫にブログを見られたので、大切な人がいることは発覚してます。ま、気楽っちゃ気楽です。Dと会う時間を確保するのもいろんな妄想話を駆使してましたが、半ば開き直ってます。もちろん余計なことは考えないよう配慮するのは変わりません。
 
Dは好きすぎていっしょに住むのは無理です。100%脱力できないもの。ゆうべも「いびきかいてたぜ」と言われました。今まで通り、お母さまと同居する箱入り息子のスタンスでいてほしいです。
彼の個展が始まって10日。日々進化しています。
当初2点で始まったものの、今やカオスと化してます。それもこれもしろうとの私がぽろっとこぼした言葉を敏感に受け入れてくれるからです(素直ー)。
 
最初はアトリエで釘付けになった十年前の大作でした。ある公募展で落選したという「歪んだ川」という作品。1枚の中にストーリー性があって、ふと自分の人生も振り返ってみるような力がありました。
上部は男女が出会って抱擁する姿、まん中には赤ちゃんが生まれた3人のむつまじい姿、下部には男が兵士となって流血、女が絶望する姿。それらの場面を縫って川が流れている。今だから、この地だから、多くの人に見てほしいと思いました。
個展というのは回顧展じゃない限り、新作を出品するのが常識のようでしたが、いいじゃん。東京で描いてたのも見てもらおうよ。
 
次が「水を飲む女」という作品。これは完成しませんでした。下描きは何枚もあります。ぱっと見、下描きとは思えなかったので、ぽろっと「これ出せばいいじゃん」と言いました。しろうと、紙質とかどうでもいいんです。そんな発想はなかったようで新鮮にとらえていました。そこから芋づる式にどんどん自由になって、描きためてあるスケッチやら素描やら、この際、激安で売っちゃおうということになりました。
基本、人に見せるものではありません。けれどおもしろいのです。おびただしい下絵が作品に結実する様子もわかります。
私と出会っていろいろ変化があったらしく、今回もそのひとつです。この際、過去に決別して新しい世界に進むにあたって、在庫一掃処分したくなったようです。なんと絵の具代以下の10〜500円。子どもでも買えます。庶民には絵を買う機会なんてめったにありません。あれこれ迷ってオトナ買い、それも夢ではありません。額に入れたらそれなりに見えます。100均の写真立てでいいんです。絵なんて高尚なもんじゃない、カジュアルなエンターテイメントというのが彼の持論です。
さぁさ、あなたもぜひぜひ。
 
「水を飲む女」は「顔がミミに似てきた。やっぱ好きな人に似てくるんだな」と言ってました。以前ヌードをスケッチさせてほしいと言った時に、知った人に見られるのが恥ずかしいと申しました。すかさず「大丈夫、顔は変えるから」と軽く失礼発言していましたっけ。
 
本日WOWOWロック三昧♪。堪能しましたー。こんなに音楽が楽しめるようになったのも彼のおかげです。昨日は個展会場の居酒屋のマスターから「サタデー・ナイト・フィーバー」のレコードもらって、本日はゴキゲンで踊りながら描いていたようです。完成の時が楽しみです。

個展開幕ー

居酒屋の2Fでの彼の個展が始まりました。
画廊とは違って自由です。自由すぎて新作は1作しかできてないので、今日の時点ではそれ+私がぜひにと乞うた10年前の大作の2点のみ。
私が帰ったあと、ラフスケッチを13枚貼ったそうです。
スケッチって最初の衝動が表れているから勢いがあって、なかなかかなー&苦肉の策だったようです。昨日、搬入を手伝ってくださった女性から「は?これだけ??」と言われたようで、そりゃそうだ。スケッチはなかなか見る機会がないし、自由度が高いスペースだからこその展示です。
新作の方も膠(にかわ)の使い方を変えたそうで、ムラができてたことを気にしてました。案の定、くだんの女性から指摘されたようです。素人の私はよくわかりませんでしたが、あれじゃ売り物にならないそうで。手法を変えてから最初の作品なのだからと励ましました。素人でよかった。どんなに苦境でも彼が前向きになれるように言葉をかけることができます。私自身は一生絵など描かなくてもまったく平気です。
小学生のころは何度か貼り出されたけれど、以来絵とは無縁な生活をかれこれ十数年。子どもをもってアンパンマンを描こうとしてがく然としました。○が描けない・・・。くるっと丸く描いても終着点がつながらない。
 
絵の人、字の人、音の人、体の人。人の表現方法は多彩です。なかんずく趣味や片手間ではなく、メインにしている彼は尊敬に値します。自分の絵がまったく評価されないどころか、酷評も経験済みです。ま、メインストリームの美術界には興味がないので気にしてません。あんなかっこいい生き方をしている人を間近かにしたのは初めてです。しかも私のことを大切に思ってくれているだなんて・・・。
 
本日は彼、バイトオフ。いつものとこでしこたま呑んで、歩いて帰っているという彼と電話しました。本日、いっしょに個展の案内状の郵送作業です。呑んでないで寝なければ。
 
夏が近づくと一応わたくしもペディキュアをします。おととしあたりから定番は胡粉入りの「おそら」というターコイズブルー。岩絵具屋さんが展開しています。彼に見せたところ、画材メーカーでもあるのでご愛用とか。以来、ペディキュア係をしてくれています。このマニキュアのいいところはリムーバーでいちいち落とさなくても重ねて塗れるところです。
私の性的嗜好を満たすばかりでなくペディキュアまで塗ってくださる・・・。
 
精神疾患さえも吹き飛ばした彼は天使。

酔っぱらかりの戯れ言

昨夏、彼と飲み合わせた。当初、それだけの存在だった。それにしては近いご縁がいろいろ。
 
秋になって個展で目にした彼の言葉に啓示を受けた。その言葉だけで彼を恋うた。もう顔も思い出せなかったのに。
 
今、彼は私の人生に君臨している。彼の存在が私の生を音を立てて動かしてくれている。
 
生きていればこんなことがあるのだな。生きていれば。生きてこそいれば。
 
再びの生を授かって今日も生きている。
 
だから。
 
今日もとりあえずでかまわない。
 
みなさん。生きていましょうね。

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