自由を重んじ、それを満喫しながら生きてきた作家のエヴァ(ティルダ・スウィントン)は、
妊娠を機にそのキャリアを投げ打たざるを得なくなる。それゆえに生まれてきた
息子ケヴィン(エズラ・ミラー)との間にはどこか溝のようなものができてしまい、
彼自身もエヴァに決して心を開こうとはしなかった。やがて、美少年へと成長したケヴィンだったが、
不穏な言動を繰り返した果てに、エヴァの人生そのものを破壊してしまう恐ろしい事件を引き起こす。
ティルダ・スウィントン(エヴァ)ジョン・C・ライリー(フランクリン)
エズラ・ミラー(ケヴィン)ジャスパー・ニューウェル(−)ロック・ドゥアー(−)
アシュリー・ガーラシモヴィッチ(−)シオバン・ファロン・ホーガン(−)アースラ・パーカー(−)
「フォーラム 山形」
イギリスの女性作家に贈られる文学賞として著名なオレンジ賞に輝く、
ライオネル・シュライバーの小説を映画化した家族ドラマ。息子がとある事件を起こしたことを機に、
それまでの彼と自身の向き合い方を見つめ直し、悩み抜く母親の姿を静謐(せいひつ)かつ
重厚に映し出す。
真っ赤に熟れたトマトが飛び散り、まるで血の海のような世界に飛び込む、トマト祭りの興じる
エヴァ(ティルダ・スウィントン)の姿、しかし目を覚ますと郊外の小さな家のソファ、
その家には真っ赤な血糊のようなペンキで汚されていた、
そのペンキを素手で取るのだが、それを水道で流すとき、
彼女の手も同じように血で汚れているかのように感じました、
エヴァの息子ケヴィン(エズラ・ミラー)が起こした事件、
映画が始まって直ぐは、何が起きたのかは証されず、
エヴィンの学校に向かうエヴァの姿と、ケヴィンが産まれた記憶が思い起こされる、
エヴァにとって、ケヴィンは予想外の妊娠だった、彼のフランクリン(ジョン・C・ライリー)
がバクチの様に生でヤッて、まさに大当たり!!
しかし、世界を駆け回る冒険家だったエヴァにとっては、自分を家に縛りつける重りだったのでは、、
それをお腹でも産まれてからも感じ取り、復讐するかのように
母を睨みつけ、母の思い通りの息子にはならず、困らせ、母の感心を自分に向けさせる、
オムツを外すのも、きっともっと前に外れていたかもしれないけど、
母親に自分の糞を始末させる、、この邦題は「少年は残酷な脱糞をする」に変えた方がいいw
いや、残酷なオナニーをするでもアリか、、ww
外部の人や、父親にはとてもいい顔をして、母にだけ憎悪を向ける、
このジョン・C・ライリーはまさに騙されそうな夫でしたね、
エヴァが新しい子供をお腹に宿した時にケヴィンに言った言葉が印象的だった、
「慣れればいいのよ、、、」
愛じゃないくて、慣れながら生活するって、そこに母親の本質を見た気がしました、
ケヴィンがエヴァに「時々、キツイことを言うよね」とか、、
静かに、冷ややかに母親を見る息子の姿が面白かった。
このケヴィンを演じるエズラ・ミラーですが、、本当に妖艶で美しいですね、
美しいだけじゃない、その奥に激しい刺を抱いてるようで、ピリピリ痛い感じがしました、
エヴァのティルダ・スウィントンの憔悴しきった姿も見応えありました、
彼女は本当に彼を愛していなかったのかな?
最後の抱擁には愛を感じたのですが、、。
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