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平成二十年三月二十三日(日) 第三十三回
「「的便」の使用事例を調査」「豊臣秀吉の海賊法度のポスター」
◎平成二十年三月二十日(木) 、「通りすがりの漢学者」さんから、再度二回にわたり「的便」についてのご教示を賜った。
お礼を申し上げるのが遅くなったこと、ご容赦ください。
この間、調査・検証に費やしておりました。
『朱子学大系』中の『朱子文集』(四・五巻)『朱子語類』『幕末維新朱子学者書簡集』、又『幕末維新陽明学者書簡集』(明徳出版の「陽明学大系」)を点検したが、ただ一カ所、吉村秋陽の書簡中に「的便」の使用例が見つかった。
安積艮斎に次ぎ、我が国における「的便」の二つめの使用例発見である。
ご教示いただいた「晦庵先生朱文公文集」中の書簡、「答鄭自明」「与曹晋叔書」「与陳師中書」「答呂伯恭三」は、大学図書館の『和刻本漢籍文集』(長澤規矩也編。汲古書院)から見いだすことができた。
お教えくださった中文出版社の影印本(1985年)は、都立中央図書館他にも収蔵されてなく、すぐに閲覧することは適わなかった。
他の影印本を調べることが出来、安積艮斎の随筆『艮斎閑話』と『艮斎閑話続』がコピーが出来たのは余得であった。
改めて「通りすがりの漢学者」さんの深い学殖に敬意を表するとともに、感謝申し上げます。
◎図書館からのもどり、早稲田大学総合学術情報センター展示室で「館蔵資料でたどる日本の歴史」展を拝観した。
たいへんすばらしい珠玉の出品に、しばし時を忘れた。
豊臣秀吉の海賊法度のポスターをいただくことが出来、陋屋の書斎に掲げた。
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