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鎌倉の鏑木清方記念美術館
ある人から「鏑木清方記念美術館が鎌倉に在る」と言われて、常々行って見たいと思っていた。
横須賀線鎌倉駅東口、鶴ヶ岡八幡宮方面右に「鎌倉市観光案内所」と大きなガラスに書かれている。入ってみると立派な案内所ではない。普通のながテーブルに私服の女性が二人、両手をひざの上に座っている。
「鏑木清方先生の美術館はどちらに行けば・・・」と訊ねると、二人の女性がスッと立ってテーブルの前出てきた。そして、一人が、バスガイドのように、手のひらを上にして、外の赤い鳥居を指した。「あの鳥居を潜って三つ目の四つ角を左に入ってすぐの左側です」といって一枚の割引券をくれた。
鳥居は改札口から四、五十メートルと近く、凄い人である。まるで正月の初詣のような人の数である。その殆ど、七割は若い女性である。
その日は日曜でも祭日でもない。ウイークデーの木曜日である。その道には「小町通り」と書かれた看板がところどころに下がっている。
三つ目の四つ角、左の電柱に鏑木清方画伯の一枚の画がペンキで描かれ、「入り口は四十メーター左は」と書かれている。
入り口があった。なんて言うのだろう、和風昔風屋根つきの門である。門を潜って生垣のような植え込みの間の飛び石?を行くと、植え込みが突き当りとなる。その突き当りのすぐ右に純和風の玄関があった。
鏑木清方画伯のお住まいを記念美術館にしたのであって、沢山の人が美しい画に見入っていた。
鏑木清方画伯を知ったのは中学二年の時で、クラブ活動で日本画を習っていた時、顧問の河合敏雄?先生から「築地明石町」と言う品の良い和服にコートを羽織って振り向いている美人画を見せてもらった。そして、家に帰り母に話すと「上村松園」と言う女性美人画家がおられることを教わった。
美術館を見ての帰り、なんとなく素晴らし画を見た余韻にしたっていたためか、案内所の女性へのお礼を忘れてしまった。それを、家に帰って気がつくんだから、何とも恥ずかしい。また展示が変わった時に行ってお礼を言おう。
帰り、玄関を出たらピー、ヒョロロ。ピー、ヒョロロとトンビの鳴く声がした。上を見ると数羽のトンビが輪を描きながら低空飛行をしていた。屋根のすぐ上である。両羽の裏の一枚一枚が日本画のようにはっきり見える。急いで写真に撮ろうとしたが、駄目だった。まったく、悔しかった。
写真は鎌倉の鏑木清方記念美術館と鎌倉駅、鎌倉こまち通りの賑わい。
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美術館と言えば 古代ギリシャ風の建物を想像してしまいますが
ここは しっくりと落ち着いたお屋敷風のたたずまい
鎌倉の町並みによく溶け込んでいると思います
2009/12/11(金) 午後 6:56
上村松園さんは…女性で最初に文化勲章をもらった人では無かったかな?
上村松園さんが描かれた絵は何度か見たことがあるのですが…日本髪を結った美人画が有名ですよね。
息子さんは、鳥や花を描く日本画家では…無かったかな?
2009/12/11(金) 午後 7:54 [ 癒し草 ]
一度だけ、鏑木美術館に行きました。人がいなかったですが、多かったですか?
近くに、和食の(古米?)のご飯にとろろをかけてくれるレストラン?が
ありましたよ。ガーデン風の席もありましたが、名前を忘れました。
「くすのき」と言ったかな?
2009/12/12(土) 午前 1:12
清丸さん。この美術館は鏑木がはくのお住まいだったそうです。画伯が押すまいだった頃は、観光客も無く、静かな邸宅地帯ではなかったかと思います。京都だったら何処になるんでしょう。
2009/12/12(土) 午前 11:35
[ 癒し草 ] さん。仰るとおりです。絵は、女性が描く美人がとして、吃驚するほど色っぽく、時雨だったか、唐傘を中開きにして強風雨の中を小走り?に行く、和服の足元の、白いフクラハギの一部が見え隠れして描かれています。凄い色っぽさで、「あぶな絵」と言う言葉を知った絵でした。、
2009/12/12(土) 午前 11:46
さおしかさん。この日はウイークデーだったんですが、10人くらいの人が絵を見に来ていました。小町通の人ごみの人々から考えますと、観光客の一部が入場していたのかも知れません。でも、鏑木清方画伯といえば、古いですよね。
2009/12/12(土) 午前 11:56
くりぼんさんは美術にも造詣が深いのですね、そして思い付いた事を必ず実行する、偉いものです。
七里ヶ浜付近の鳶の話しですが、私は昔母を連れて江ノ島に行きました。そして弁当を買い、海岸で食べている時に付近にいた子供が弁当を砂浜に置いてその場を外した瞬間に弁当をわしづかみに飛び立っていった鳶には驚かされました。あの辺は今でも鳶が多いのでしょうね。
2009/12/12(土) 午後 3:39
自分の住まいの一部をギャラリーとして解放している
画家や陶芸家は京都にも何人かいらっしゃると思いますが
いずれも規模は小さく美術館というレベルではありません
個人所有でこれだけの美術館とは驚きです
2009/12/13(日) 午前 0:47
ポエタさん。何時も出かけるのが午後で、この日も鏑木清方さんの美術館だけをみに行きましたので、由比ガ浜などへは行きませんでした。1時間ほどで行ける鎌倉。いずれ日をあらたっめて何度も行くつもりです。
2009/12/13(日) 午前 10:27
清丸さん。「鏑木清方祈念美術館」は鏑木画伯のお住まいを美術館にしたわけですから、狭いです。三部屋か四部屋を展示場にしたような小さな美術館です。ですけど、展示替えを28日にするそうなので、新年の江戸の町がみられると思うと楽しで、また、鎌倉の新年と一緒に見に行きたいと思っています。
2009/12/13(日) 午前 10:37
鎌倉は中学の修学旅行で行きましたが
何故か大仏さんしか記憶に残っていません
箱根→鎌倉→東京の2泊3日でした
2009/12/14(月) 午前 1:41
おはようございます。私も美術館巡りは大好きですが、このように素敵な美術館は訪れたことがありません。やはり、ここであの素晴らしい作品が生まれたと思うと、感慨もひとしおですね。思い出を訪ねる旅にもなりましたね。
2009/12/14(月) 午前 8:42
隠れ家のような、美術館ですね。でも、いろいろ、情報をよくご存知ですね。家族全員で絵手紙を書く競争をしています。
2009/12/16(水) 午後 11:11 [ 悲歌慷慨 ]
風邪でもひかれたのでしょうか・・・
猛烈な寒波が列島を覆っています
くれぐれも ご自愛下さい
2009/12/17(木) 午後 11:12
清丸さん。鎌倉は京都、奈良ほどで広くは在りませんが、大仏さん、露座の大仏さんと呼ばれていて誰もが見ると思うんですが、それは残念でしたね。
2009/12/18(金) 午前 7:35
あだーじおさん。私も絵が好きで、中学、高校時代のお小遣が無い時
地下鉄の駅に画商さんがあって、見て回った思い出があります。小さな画廊で、楽しかったです。
2009/12/18(金) 午前 7:47
[ 悲歌慷慨 ] さん。鏑木清方記念美術館は知人あら聞いえ知ったのです。
絵手紙、今流行りですね、世界でたった一枚の手紙、素敵です。絵は隙ですが、書けませんで、うらやましいです。
2009/12/18(金) 午前 8:09
清丸さん。ご心配をおかけし、誠に申し訳なく思います。
実は、気が抜けて休みました。風邪はマスク着用で、この二年引きません。これからご心配をおかけしないようがんばります。
2009/12/18(金) 午前 8:20