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柘榴とグラナダ
ある西欧に詳しい人が、「スペイングラナダの市の旗はザクロの実」と言う。大きな旗の中央に大きなザクロの実が口を開け赤い種を沢山見せているそうである。
このザクロの旗が道沿いの家々から道中央に向かって出されているのは観光客の誰もが「何かザクロのお祭り?」と気になってしまうと言う。
何故だろう?。
そこで、ザクロのグラナダ語を聞いてみたら「グランドママ。おばあさん」と言う。「???、何?」と。頭に浮かべたのは子供を食べていた鬼子母神が御釈迦さんの教えでザクロを食べるようになった話である。
そして、「どうしてザクロ?」と聞くと「ザクロは沢山の種を持っている。子宝の実。子沢山になる希望から」と言った。
では何故グラナダの名になったのか?と聞くと、「グランド ママをグランマと言う。そのグランマが訛ってグラナダに」と言った。
また何時ごろかと聞くと、「八世紀初頭、サラセン帝国のイスラム・アラビア人がグラナダを占領した時」と言う。とすれば「サラセン軍がアラビアから持って来た名」だと思い、なるほど、と納得した。
と言うことは、ザクロと鬼子母神の話がアジアのインドからアラビア、そして、スペインに渡ってきたものと言うことになる。面白い話である。
また、ザクロと言えば、池上本門寺お会式で売られる名物果物である。
それは、日蓮宗には鬼子母神信仰が重要で、信仰されるかららしい。
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