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リンパ浮腫の根本原因

17日はT大病院、形成外科K嶋先生の診察。


上肢浮腫にはウエイトリフティングが有効というNCIの報告についてK嶋先生に聞いて見ると、
「他動的な要因には限界がある」というお答だった。
(運動療法提唱者のKuroaとしては打ちのめされた…。)

これはどういうことかというと…
1965年(昭和40年)頃までは、リンパ液は他動的要因=筋肉・呼吸運動や動脈の拍動により
リンパ液輸送がなされていると考えられてきた。
現在ではリンパの推進力は、むしろ主要リンパ管の中膜の平滑筋細胞が強力に収縮して
1分間に2〜4回の緩慢な圧変化によりリンパ液を還流させているということが明らかになった。
※毛細リンパ管には平滑筋細胞は存在しない

K嶋先生によると
リンパ浮腫においてはリンパ液のうっ帯により
リンパ管の平滑筋細胞が収縮不能となり著しい拡張を起こす。
その結果,平滑筋細胞は変性し再生するが,リンパ液のうっ滞が続く限り
平滑筋細胞は収縮機能を回復できない。
そして中膜の線維化によりリンパ管は硬化し最終的には閉塞・消失するものと思われる。
この間,皮下の線維化が生じ,むくみや特徴的な皮膚変化,繰り返す蜂窩織炎を呈する。
http://www.jc-angiology.org/journal/meeting/abstract.php?mc=48&p=SY-5&no=5

つまり発症してしまうとリンパ管そのものの機能が損なわれ、
圧迫・マッサージにより現状維持を目指すしかない。
それでも老化により緩慢な悪化は避けられないのである。
(緩慢な悪化についてはLVAを受けた私自身も先生から言われている)

現在、外科療法については患者への侵襲をより少なくする方向に動いてはいるが
K嶋先生によると婦人科がんや乳がんによってリンパ節郭清を行う患者については
将来的には切除術と同時もしくは手術の直前・後にリンパ管細静脈吻合術を
予防的に行うという方向になりつつあるらしい。

もちろんリンパ浮腫はリンパ節郭清された患者が全て発症するとは限らないので
吻合術を施術するかどうかは本人の意思に拠る形になるかもしれない。

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