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疼痛コントロール〜麻薬について

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疼痛コントロール

疼痛コントロールが遅れている日本


疼痛コントロールは患者のQOL向上だけでなく、予後に有意な影響がありますが
(痛みは予後を悪化させます。)

肝心の麻薬消費量は先進主要7カ国の中で日本は最下位です。

日本では未だに麻薬に対する誤解が多いのですが・・・
☆麻薬は最後の薬ではありません。
  
  痛みをとってQOLを向上させる薬です。
 
☆麻薬は効かなくなる?
   
  麻薬は有効限界がないため、痛みの程度に応じて増量できる。

☆麻薬は危険な薬?

  適切な使用により、生命が脅かされる事はない。他の薬と同様、副作用はあるが対策を講じて
  コントロールできる。ちなみに「意識混濁」は副作用ではない。麻薬の主たる副作用は「便秘」    「嘔気・嘔吐」「眠気」。
  更にちなみに「眠気」に対する有効な手段は「リタリン」ですが!一部の浅はかな人たちの為に
  緩和ケアの医師では処方できない薬になってしまいました。


☆麻薬中毒になる?

  精神的依存(麻薬中毒)は生じない。治療が終了し、痛みの原因がなくなれば中止できる。

実は医療者の間でも、麻薬に対する抵抗感が存在します。

更に、WHO鎮痛薬基本5原則を「聞いたことがない」「聞いたことはあるが知らない」と応えた医師は47%(サンプル1000人)にも上ります。

このような現状でどういうことが起きるかと言うと・・・

疼痛コントロールの要である麻薬=オピオイドをきちんと使える医者が少ない。

「ブラックジャックによろしく」の『がん医療編』でも書かれていましたね。


「早期から適切に行われる様にすること」
「居宅においてがん患者に対しがん医療を提供する為の連携協力体制を確保する事」
上記二点は『がん対策基本法』第3章 第2節に謳われています。なのに、現状は程遠い。


男性の2人に1人、女性の3人に1人ががんになる時代。

医師が一人前になるには時間がかかります。

もう待ったなしなのです。

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