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土曜日の雛祭りの日。
休日出勤でお仕事だったたっちゃんが、帰りに買って来てくれた。
「我が家にはちっちゃいお姫様がおるからな〜」
って、たっちゃんは笑いながら言った
お雛様のショートケーキとチーズタルトといちごタルト。
私はチーズタルトが良かったのだけれど。
「え〜、くろちゃんのためにお雛様のケーキ買ったのに〜」
って、たっちゃんが言った。
タルトは350円だったらしいが、お雛様のケーキは850円だったと。
「え〜、これ850円もするの
って、ホンマにびっくりした
なので、たっちゃんの気持ちに応えて、ショートケーキを食べた。
美味しかった
ケーキを食べながらたっちゃんが、
「俺はくろちゃんのためなら何でも出来るで。
くろちゃんが病気で目が必要になったら、俺の目をあげることだって出来る」
って、言った。
「でも、たっちゃんが目を失ったら。
たっちゃんのお母さんも子供たちもお孫ちゃんたちも悲しむよ」
と、私が言うと、
「どうして、そう言う話になっちゃうの
俺はそれくらいくろちゃんを愛してるって言いたいだけやのに」
って、たっちゃんが少し悲しそうな顔をして言った。
そうなのね・・・、ごめんなさい。
私ってこう言う無神経なところがあるんだろうな。
自分の気が付かないところで、こうして人を嫌な気持ちにさせちゃうんだ。
と、改めて、自分を自覚したお雛祭の日だった
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