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西湖方面行きのバスを飛び降りて、杭州駅に向かう。
流石に杭州駅は東駅と異なり、巨大でしかも新しい。
建物は真ん中をぶち抜いた吹き抜け構造となっており、近代的なツクリである。
日本の建物とは異なり、何もかもが巨大だ。エントランスといい、ロビーといい、利用客の人数の桁が違うのだろう。とてつもないキャパシティを秘めた施設である。
あまりの立派さに「まさか、ここにも日本のOD●が・・・・」
と、勘繰ってしまった。「駅」の管轄は中央、それとも市政府にあるのだろうか?
それによって資金の動きも変わってくるだろうな。
駅の切符売場は硬座と軟座で購入する窓口が異なる。向かって左側に進み、建物の側面に回りこむとそこに軟座の切符売場がある。この売場は専用の部屋になっていて、受付窓口には液晶CRTが備え付けられている等、実に近代的なカウンターとなっている(勿論、自動化はされていないが)。部屋の中にはゆったりとしたソファーもあり何とも「差別的」な空間だ。
金出す人は「切符購入時」ですら優遇されるのだ。あの文革とはなんだったのだろう・・・等と疑問に思っても、切符が楽に買えるのだからこれはこれでよし。これこそ「資本主義」社会における真の平等な服務といえるな。
本日の上海行きの軟座切符を頼むと、空きがあったので無事購入。
今度は行きの「新空調特等軟座特快」というゴージャスクラスではないが50元もする「指定軟座」である。
一安心でバスターミナルに向かう。
杭州駅のバスターミナルには西湖方面行きの観光路線バス(車掌の小姐がおり、普通の路線1元高い)が止まっているので、それに乗る。バスは先ほどの無機質な路線バスではなく、座席が木でできていたり、西湖の案内が車内に張られていたりして、がんばっている。ただ、車掌の小姐の説明は早口なオール中国語で全くわからなかった。
杭州駅を出て10分ほど揺られていると、西湖にたどり着き、後は湖畔沿いの路をぐるりと回る。
湖らしきものが見えたので、直ぐに最寄のバス亭で降りる。杭州東駅と杭州駅で帰路の切符を購入するのに手間取ってしまった。時刻は既に2時を回っている。帰りの電車の時刻は18時過ぎ。
とても、西湖十景全部なんぞ廻れない。十景制覇は次回のお楽しみということで、降りたバス停から最寄の十景の一つ「柳浪聞鶯」に向かう。
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