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台南いや台湾、果ては大陸まで、鄭成功は台湾からオランダ人を追い出した英雄として祭られています。 大陸では滅亡する祖国(明朝)を救おうと立ち上がった英雄という評価が高く、またアジア人が西洋人に勝利したというプロパガンダにも格好の題材と言うわけですね。 台湾・国民党にしても、大陸を追われ(北伐に失敗)台南を反抗の拠点とした鄭成功を自分達とだぶらせるには都合がいい人物と言うわけです。 また鄭成功は日本にとっても大変縁のある人物で、母は日本人・田川松であり、長崎の平戸で幼少期を過ごしています。そして近松門左衛門の人形浄瑠璃「国性爺合戦」の主人公としても有名です。 したがって鄭成功という人は、日本、台湾、大陸という3つの国に深い関わりを持っているわけです。 延平郡王祠では毎年、4月下旬から5月上旬にかけて鄭成功開台祭を行っているのですが、今年も鄭成功文化節と称するイベントを1週間近くに渡って行っていました。 思えば数年前にこのお祭りに来たことで、台湾という場所に興味を持つようになったと言っても過言ではありません。 ワタシにとっても大変思い出深いお祭りなのであります。まあ、本当はこのイベントに出店していた台湾郵政のオバちゃんとの出会いだったんですけどね。 年を重ねるごとにイベントの規模が大きくなっているような気がしますね。 今年のテーマは「王者再臨!」だそうです。 入口で何やら工事しているようですが・・・。 全力で石像か何かを建設中です。 って、お祭り始まっちゃってるんですけど・・・(笑)。 事前に造らないのが台湾ですね。 今日のメインイベントは夜からですので、それまでに済ませたいのでしょう。 セカセカと動きまわるスタッフは、台湾らしからぬ姿ですね。 メインイベント会場の延平郡王祠は、素晴らしく手入れが行きとどいていました。 出店のテントもあちこちに張られていて、夜が楽しみです。 南国ですね。 この本殿は鉄筋コンクリートらしいのですがはたして・・・。 戦後、国民党が建てたものらしいので、国家史跡には認定されていないようです。 各地から花が届けられていたのですが・・・ 世界の鄭氏から・・・各縣の鄭氏から・・・ そして日本の平戸からも・・・。 メイン会場では、夜のイベントに向けて本番さながらの真剣さで出し物のリハーサルを行っていました。 しばし見入っちゃいました。小姐達カッコいい! 一転して夕方です。 日が落ちる頃、もう一度延平郡王祠を訪れました。 既に車道は封鎖されて、多くのTV局の車が停まっています。 おお〜何とか完成しましたね! イベントに間に合って何よりです。 民視の車ですね。 先ほどリハーサルを行っていた彼らも、本番の衣装に身を包み、気合い十分に出番を待っています。 加油! 飾られている花ですが、 贈り主を見ると・・・ 新竹縣長さんも鄭氏なんですね。 ふむ〜。 さあ、イベント開始です。 勇ましくも華麗に踊る姿に、時間を忘れて魅入られていました。 どのチームの演技も素晴らしかったです。 だしものにちゃんとストーリー性があるのが良かったです。 そして来賓には平戸市長さんや田川氏の子孫の姿も。 大陸の幹部も招かれていました(アモイ)。 平戸市長さんが、大陸(アモイ)と台南、平戸の三箇所で直接貿易を始めたいとおっしゃっていました。 う〜ん・・・。 日が落ちてライトアップされる延平郡王祠はとても幻想的でした。
台南の夜は今日も長そうです・・・。 |
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2008年08月21日
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