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軟座の客車は先頭にあるので、進行方向前に移動する。 列車を待っていると目の前には御馴染み激しくくっつくカップルが立っている。 そんなにくっついたら危ないよ(笑) でも、別れる時はあっさりなんだよな〜。 情熱的というべきなのか。 滑り込んできた列車は・・・「鉄」でないので、よくわからん。 さぼうるさん、そこんとこヨロシク。 上海が終点なので寝過ごすことは無い。 帰りの軟座は新特別なんたらだったが、客席がかなり豪華でびっくり。 ソファーがふっかふかだ。 ちょっと大仰すぎる気もするが・・・。 液晶TVでは歌番組なんかを流している。 隣に座ったカレは、席につくやいなやモーレツに弁当を喰らい、後はひたすら熟睡していた。弁当の食い方が凄まじく、マジマジと見入ってしまった。マンガで弁当をガツガツ喰らうシーン(米粒飛びまくり)があるが、まさにあんな感じだ。 席についたらまず腹ごしらえ。この行動は台湾でも大陸でもデファクトスタンダードのようだ。 列車はほぼ満席。ノートパソコンを持ったサラリーマンが多かった。でも、ほとんどのリーマンはゲームに熱中していた(マジ)。仕事しろ(笑)。 列車は珍しく遅れることなく定刻で上海に到着。 これには驚いた。 大陸でも台湾でもそうだが、夕刻になればなるほど1日の歪が出るのか、ダイヤが乱れやすい。途中の駅で1h停車ってのも珍しくない。 したがって、夕刻に乗る列車は可能な限り指定席をゲットした方がいい。 途中、足止めを喰らって立ちっぱなしという悲劇は避けるべきである。 では、飯だ飯〜。
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紹興の思ひ出
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周恩来総理の祖居を後にして、紹興站に向かう。 目的の列車はあと30分ほどで到着する。 ここはタクシーを利用しよう、と捕まえたタクシー・・・。 これがすごい。 何が?って・・・今まで乗ったタクシーの中でトップ3に入るボロさだったのだ。 扉はかろうじて閉まっており、開閉すると真面目にとれちゃいそうなくらい脆い。 当然、裏からハンマリングしたお手製板金を施しており、走行中に脱落しそうだ。 タクシーのスピードメータは動いていないし・・・相方がそっとささやく 相方:「これもぐりじゃないかな・・・?」 ワタシ:「でも、ちゃんとした許可証ついてるよ」 相方:「よくみて・・・運転手と顔かたちが全然違うよ」 ワタシ:「・・・そうだね」 相方&ワタシ:「でも站につければいいか♪」 我々の思考も大陸的になってきたのだろうか? 紹興站に到着。正面は硬座のチェックインゲート。 向かって左側に軟座のチェックインゲート&貴賓室がある。 こちら側は・・・X線による手荷物検査が無い・・・。 貴賓室にいる係員の目検によるチェックのみだ。 貴賓室内。ふかふかソファ。お茶も飲めるし雑誌も置いてある。 室内には係員が一人。 我々の他に利用客は2人のみ。 ホームには貴賓室から直接いける。電車が近づけばアナウンスがあるし、中にいる係員が直接声を掛けてくれる。至り尽くせりだ。 我々が利用する上海行きの列車は少々遅れている模様だ。 貴賓室にあるトイレ。 ハーフニーハオタイプだ。貴賓室がこれということは、一般の待合室のトイレは・・・完全ニーハオタイプなのだろうか・・・(笑)。 貴賓室で座っていると親しげに女性係員が声を掛けてきた。 相方が中国語を話すのがわかると、さらに話が弾む。 リーベンレンであることを伝えると、自分の娘が日本語を学んでいるとか、中国はどうだとか、とりとめのない話をする。 でも、このときにみせてくれた女性係員の笑顔と人懐っこさは絶対に忘れないだろう。 そしてこの瞬間、自分は理解した。 「ああ、ワタシは中国が好きなんだな」と。 いろいろな面を見せられ、いろいろな目に合わされ(笑)、なんだこの国、コイツラはと悪態をつきながらも、再びやってきてしまうこの国に魅了されてしまっていることに・・・気づいてしまったのだ。 そして(大陸の)中国人もそんな素晴らしい笑顔を持っているんじゃないかと、とても嬉しくなった。我々が(友人とか商売スマイルは除く)今までにいただいた笑顔の中でとびっきり最高のものだった。 列車の時刻が迫り、この係員さんは慌てて外に飛び出していく。 「また、紹興に来てね」 そういいながら笑顔を残し、ホームに走り去っていった・・・。 そしてもう一言、「あと、アナタはもう少し奥様に中国語を習った方がいいよ」 はい、そうします。 紹興はとても良い思い出となった。
ありがとう。またくるね。 |
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さあ、今回の紹興行きのメインイベントの一つ「周恩来総理の祖居」である。 大まかに歩いてたどり着いた祖居は、魯迅故居と違ってひっそりとしたたたずまい。 現代中国の礎を築いた英雄の一人としては、地味過ぎる雰囲気である(これが中国共産党における周総理の立場なのだろうかと勘ぐってしまう)。 周総理に関して話せば、とても書き尽せないので止めておこう。 魯迅をはじめとする多くの革命家を生んだこの地で育ち、日本に渡り、日本に触れ、学び、抗い、共和国の建国に奔走し、英雄たる主席の後ろに立ちNO.2の役割を全うした周総理。日本のことを最も理解する党指導者(幹部)であり(個人的に)、晩年は病魔に冒されながらも職務を全うした偉大なNO.2である。一説によると癌の治療を受けさせてもらえなかったとも聞く(政権争いに巻き込まれて)。 漢朝末期の蜀の宰相「諸葛亮」や幕末の「土方」に並ぶ高潔なNO.2と呼んでしまうのは言い過ぎであろうか。 ひっそりと建つ「周恩来祖居」。故居はその人が育った場所、祖居は先祖が住んでいた場所。実家のようなものか。 奥様と2ショット。ボスよりイケメンな気がするけど気のせい?(笑) 周総理の生涯年表。 日本でマルクス主義に目覚めたと書いてある。 中華民国の民「周恩来」が、留学先の日本・東京神田から京都大学総長に宛てた手紙・・・。なかなかの達筆かと(見やすい字かな)。 う〜ん実に感慨深い。
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魯迅故里を後にして、延安路を北上する。 目的地はワタシ的チャイナビ・・・うそワタシ的重要目的地「周恩来総理の故居」である。 持っている地図が超・大まかだったので、延安路をどこで左折してよいかわからない。 あてずっぽうだ。結果、結構な道のりを歩き、相方も少しやきもきし始めた頃に、エイと適当に左折して見事たどり着いた。ワタシの強い願いが通じたのだろうか? 真面目に勘で左折したら、行き当たってしまったのでビックリしました。 少し戻って、延安路を北上中、紹興市社会主義学院なる学校を見かけた。 表札にはおなじみの共産主義のマーク。労働者と農民でしたっけ? あらためて大陸はそうなんだな〜と思い知る。 門の中をそおっと覗き込んでみると・・・ おお、マルクス氏ですか。 真面目に初めて見ました・・・マルクスの像。 関係ないけど、昨日は文化大革命始まりの日。
中国の素晴らしい遺産が失われてしまったんだなぁ・・・しみじみ。 |
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紹興市内にあるテーマパーク「魯迅故里」内にある魯迅が通っていた私塾「三味書屋」。魯迅の時代(清朝末期)、私塾というものに通っていたということ自体、すごいことらしい。 三味書屋の前には水路が流れる。風情はあるが、相当・・・な水なんだろう(笑)。 先ほど観た「魯迅故里(魯迅の生家)」と同じく、質素だがしっかりした感じの調度品や家具が並ぶ。 午後の日差しをいっぱいに浴びて、まどろみの中にいる係員。お腹いっぱいですか? これが今回超・気に入ってしまった「水習字(地書)」台! 水習字(地書)」とは、 地面をキャンバスにして水で書く習字のこと。 この台があるのには感動! おじさんもなにやら執筆中。 で、覗き込むと・・・ 「漢(おとこ)」!! うそ、自分で書きました(笑)。
これ、本気でほしいな〜。 |


