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いつの世にも、株式市場の天井と大底の判断ほど難しいものはない。
私は 騰落レシオ などとともに、信用評価損益率を重視することにしている。 何十もの指数・図表の
うち最も信頼できるものは何かと問われれば、即座にこの指標をあげるものである。
十数年もの長い間の吟味に耐えて殆ど常に正しかったことで、私の絶大な信頼を得ている。
昨日 18日の日経 16ページの左側に信用評価損益率 2週ぶりに改善と小さく出ているから皆様
ご注目のほど。 12日申し込み現在で −4.61% と前の週と比較し、マイナス幅が2.78%
縮小したと報じている。 先週は日経ダウが週間で、495円 4.2% 上昇し、利益確定が大幅に
進んで、かつてない大幅の改善が進んだためである。
その判断は、 +0%程度は 小勢 天井圏内。 −15%前後は 小勢 大底圏内。
+5%前後は 中勢 天井圏内。 ー20%程度は 中勢 大底圏内。
+10%以上は 大勢 大天井圏。 −30%以上は 大勢 大底圏。
と見る。 小勢とは3〜5ヶ月に一度程度現れる位のものとし、中勢とは1年に一回位。
大勢とは、3〜5年に一度の大きな波動と仮にする。 以上は私の勝手な定義と判断なので念の為。
現時点は、まだ −4%だから、およそ天井と遠いのである。
ただ、惜しむらくは、12日現在で18日発表なので、遅いことである。 そこで、私は松井証券の
ネットストック情報を活用している。 松井証券は引け後、その日の評価損益率を公表しているので
ある。 試みに、今日 19日の損益率は次のようになっている。
売り方建て玉 568 億円 −8.44%
買い方建て玉 3731 億円 −2.97%
尚、松井証券は一般の指標に先駆し、且つ若干 1〜2%程度高い傾向がある。 これは松井の顧客
が、大口の信用取引の客を多く含むためかと考えている。 ほかに何らかの理由があるかも知れない。
皆様の中に松井に口座を持っている方は是非参考にしてほしい。
何故これを書いたかと言うと、日経11日の17ページに、三市場残の評価損益率 +5.53%
と発表されたからである。 これを見た 2・3の友人から驚いて電話があったのである。
私は、松井の発表が −7%台だから間違いだよ、と言ったのだが、その通りで、12日の18ペー
ジに、東証の訂正で、−7.39%に訂正されたのである。 まだ皆様のお手元に日経紙が残っている
だろうからご覧になって確認して頂きたい。 但し、この私の経験則が一般に行き渡れば、先回りを
する人が必ず出てきて少しずつ当たらなくなって来るかも知れない。
19日 夜 ・・・・・ 黒田半兵衛。
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