黒木昭雄の「たった一人の捜査本部」

小原勝幸を容疑者とするこの事件は、言いようのない不正義な社会構造を見せつける事になった。遺作小説『神様でも間違う』完成。

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会見と署名簿提出の報告【02】-1
【岩手県知事との攻防-9】

みなさんからお預かりした署名は宮舘寿喜副知事に手渡しました。

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署名提出:菊池純一氏


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岩手県副知事


まずは岩手県が用意した署名提出会場のやり取りを御覧下さい。

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【岩手17歳女性殺害事件】事件の真相解明を求める下閉伊郡田野畑村の代表2名が村民の54%に当たる、約2200筆(全国総数2604筆)の署名を宮舘寿喜副岩手県知事に手渡した。(2010.04.15)
黒木昭雄の「たった一人の捜査本部」
http://blogs.yahoo.co.jp/kuroki_aki/14087689.html



【宮舘寿喜副知事】:
「今日は本当に田野畑村から、そして千葉から起こし頂きまして大変御苦労さまでした。
達増知事が本来対応するべきところなんですけど、今日は東京の方に出張していまして、
どうしても対応できないので私、副知事が対応することをお許しいただきたいと思います。

まぁ、あの、この事件について私も新聞記事とかですね、いろいろ知りうる限りの情報で調べてみましたけども、なんとしても一日も早く事件が解決するようにですね、願っている事はみなさんと同じ気持です。

ただ、県の立場といたしましてはですね。
まぁ、先ほどお話がありましたように、個々の刑事事件と言いますか、そう言ったものに対してですね、捜査に知事が関与すると言いますか、知事は所管外でありますので、それについて警察当局に対して、まぁ色々と指示したりですね、介入したりと言う風なことは立場上できないわけでございまして、
そう言う点では本当に申し訳ないのですが、
ご要望にはなかなかお応えできないと言うことでございます。

で、県警の捜査についてはですね、
我々どういった中身になっているのか知りうる立場にないものですから、
そのぅ、情報は持ち合わせていないんですが、
まぁ、粛々としっかり捜査して頂いているんではなかと、言う風に認識している訳でございます。

そして、この「事件調査委員会」の設置ということですが、
まぁ、いわゆる「第三者委員会」の設置についてはですね、
まぁ、法的な設置根拠が無いですし、また、その、この、中身が分からないところでですね、
そのぅ、このぅ、設置するという、そのぅ、意義って言いますか、必要性ですか、
そう言ったものについては、なかなか、このぅ、えぇー、判断できにくいことがありまして、
その、設置と言うのは今のところ考えていません。
申し訳ないですけども。

ただ、ご要望2604人の方からのご要望があるということですので、
まぁ、この要望についてはですねぇ、知事が帰りましたら、あのぅ、きちっとあげたいと思いますし、
また、県警の方にもですね、こういう要望があったときちんとお伝えしたいと思います。

まぁ、県としてとりうる事って今のところ、そう言うことかなぁと思っています」


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【黒木】:

「私の方からよろしいですか。今、副知事さんがおっしゃった内容につきましてはですね、
川口(公聴広報課長)さんがおっしゃっていたことと同じですから。
まぁ、それについては十分承知しているわけですね。

しかしながらですね、大きな問題があるんですが、
ひとつは、これは「一般事件」ではないということです。

先ほどから言っているように、たとえば、おっしゃる事の一般事件に関して、
県が関与しない出来ないというのは当り前の事です。捜査中の事件は。
しかし、現実に捜査するべき立場の警察がやらなければいけない事件を捜査しない。
つまり、警察の事件の握りつぶしなわけですね。

それを一般事件という形で、周りの人たち(県)が無視しちゃって良いのか。
「やむを得ないできないんだ」と言って良いのかと言う事をもう一度考えて頂きたい。

これは人間が殺された事件です。人が殺された事件です。
そしてその(本件事件の)関係者である、その犯人とされる小原勝幸が別の恐喝被害を受けていた。
そして恐喝した犯人が本件事件と密接な関係があるのではないかと疑られる事件なんです。

ですから僕がここで言いたいのは、仮にZとしますが、その人間の為にでもですよ、
やはり警察がちゃんと捜査して本件事件との係わりがないという事を
証明してあげることは必要なことだと思います。

もう一度言います。これは警察が関与している「警察の犯罪」です。
(事件)握りつぶしという犯罪です。ですから決して一般事件ではありません。

今一つですね、調査委員会設置云々と言いましたが、
第三者の委員会を作って下さいといっているのではなくて、
これは(事件解決のための)方法の一つです。

やはり目的は事件の解決のために、いったい何ができるんだろうかと、
そう言った意味を込めてみなさんが、田野畑村のみなさんが立ち上がった。

そして重要なのは、公安委員会がこの事件について、
何度も何度も、我々が要望要請して、最終的には「苦情を申立て」たのにも関わらず、
警察法に基づく手続きに従わないのはじつは、公安委員会だという事です。

その公安委員会をいったい誰が任命したのかと言えば、
知事が議会の承認を得て任命しているわけですから、その知事がですよ、
今おっしゃられた理由から「我々はできません」と、
まだ要請書を読む前から、まるで決まっているように言われてしまったのでは、
これは民意を無視しているというか、

検討もしない前からですね、なんか、決まっちゃっているのかなと、
すごく不快な思いをしているので、
結論を出すのは後にしてですね、(要請書)をしっかりと読んでください。

それと、最後に一つだけお願いしますが、
こういった形の警察問題に対して我々国民は訴える場所がないんですよ。
県民は警察問題を公安委員会に持ち込みました。
しかし公安委員会がとりあってくれないんだったら、どこに言うんですかそれを。

これだけ明確な重大事件ですよ。
それをまるで頭ごなしに「我々はできません」と言われてしまったら、
有権者はどうすれば良いんですか。違いますか。
だからここで即答しないで頂きたかった。

揉んで、みなさんがしっかり考えて、できる事をやってもらわないと、
今後警察は権力を使って事件を握りつぶすなんて平気だし、言われている大冤罪だって防げません。

公安委員会がしっかりしていれば、防げる冤罪なんてたくさんあるわけですし、
この事件は、そういった事の延長線上にあると思うので、
重ねてこの場でお願いしたいのは、知事の権限云々以前の問題としてこの事件を見つめて頂いて、
できる事をお願いしたい」


【02】-2 会見と署名簿提出の報告につづく
http://blogs.yahoo.co.jp/kuroki_aki/14087890.html



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