黒木昭雄の「たった一人の捜査本部」

小原勝幸を容疑者とするこの事件は、言いようのない不正義な社会構造を見せつける事になった。遺作小説『神様でも間違う』完成。

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復元【1-8】岩手日報8
【ステージ1 事件発覚から指名手配 】   
 
岩手日報8 2008.7.5(土)朝刊23面
 
知人の男 関与後に事故
親類の車で断崖へ
川井の殺人・死体遺棄
 
 川井村田代の松草沢で、宮城県栗原市(住所省略)の無職佐藤梢さん(17)の遺体が発見された殺人・死体遺棄事件で、行方不明となっている田野畑村の知人の男が、同村北山の県道で単独交通事故を起こし、一度離れた事故現場に再び戻った後に鵜の巣断崖入り口に向かったことが四日、関係者の話で分かった。
複数の目撃者の話を総合すると、事故は一日夜から二日朝にかけて起こったとみられる。
【本記1面】
 
 男が乗っていたとされる事故車両は黒色の乗用車で所沢ナンバー。車の先端が北を向くように道路右側の電柱に衝突。片輪をのり面に乗り上げた状態で停車し、エアバッグが開いていたという。
 近くの工事現場で作業していた男性会社員(56)は「電柱が折れて、線にぶら下がっている感じだった。車は使えるような状態ではなかった」と話す。
 関係者によると、男は事故後に付近を通りかかったとみられる車に乗り、自宅に帰った。
後に、同級生の車で事故現場に戻ったが、そのまま引き返したらしい。現場には警察官や電柱の復旧工事関係者らがいたとみられる。
 さらに、男は親類の男性(52)の車で真木沢地区に移動。「真木沢に同級生がいるから乗せていってほしい」と男性に頼み、国道45号の鵜の巣断崖入り□に二日午前八時半ごろ到着。約2キロ先の鵜の巣断崖に向かったとみられる。
 男性は「(男に)『車が故障しているから乗せてほしい』と頼まれた。事故については話していなかった。普通だった」と語った。
 
 
ブログに将来の夢
佐藤さん 
 
殺害された佐藤梢さん(17)は、自ら作成したとみられるインターネットのブログに自分のプロフィルなどを書き込んでいた。将来の夢について「好きな人と結婚して幸せになる」 「幸せな家庭を築きたい」などと記していた。
 ブログには趣昧や性格、恋愛のことなど十七歳の少女らしい書き込みが目立つ。今後の生活について「そろそろ自立しなきゃ」 「強くなんなきゃな…」と親元からの自立を目指し「18歳になったら一人暮らしする」と決意をつづっていた。
 
2008.7.5(土)岩手日報-8 朝刊23面
 
 
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