黒木昭雄の「たった一人の捜査本部」

小原勝幸を容疑者とするこの事件は、言いようのない不正義な社会構造を見せつける事になった。遺作小説『神様でも間違う』完成。

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山田みつおさんは小原容疑者の古くからの友人で、佐藤梢さんの死亡推定日時の6月30日と7月1日の両日、いっしょに長時間過ごした人です。
もちろん山田さんの証言だけで小原容疑者のアリバイのすべてが証明できる訳ではありません。しかし、信じられないことに山田さんを取り調べた刑事は、佐藤梢さんの死亡推定日時を山田さんに伝えないまま取り調べを進めたと言うのです。
そのため山田さんは小原容疑者のアリバイを主張できなかったと憤ります。

ちなみに山田さんの自宅から遺体遺棄現場までの距離は往復約120キロ。時間にして約4時間。
もし小原容疑者が、隙を見て梢さんを殺害し遺体を捨てに行ったとするなら、道幅の狭い林道のようなキツイヘアピンカーブの続く道を行かなければなりません。しかもその時小原容疑者は箸も持てないほどのケガを利き腕の右手に負っていたのです。

こうした状況がありながら、警察はなぜ山田さんの証言の裏付けも取らずに、小原容疑者には
「アリバイなし」
と決定したのでしょか・・・


不思議です。

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