黒木昭雄の「たった一人の捜査本部」

小原勝幸を容疑者とするこの事件は、言いようのない不正義な社会構造を見せつける事になった。遺作小説『神様でも間違う』完成。

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岩手県警の不正経理発覚と幹部警察官の逮捕は大激震の予兆に過ぎない

かつて、不祥事の総合商社とまで言われたのが「神奈川県警」である。
10年近くさかのぼるが、神奈川県警の集団警ら隊の分隊長が新隊員の陰毛にライターの火をかざした挙げ句、頭に銃を突きつけ、ルシアンルーレットまでしたのが、のちに、日本全土に警察バッシング旋風を巻き起こすことになる「厚木警察署集団警ら隊リンチ事件」だ。
現職幹部警察官の覚せい剤使用事件にからみ、県警本部長みずからが直々に事件のもみ消しを指示し、ご丁寧にも、警察関連企業に就職まで世話していたのも神奈川県警である。

然るに、全警察職員の約1%にも当たる257人の処分者を出した2億1500万円を超える不正経理事件を隠し続けた岩手県警はいったい何様なのか!
岩手県警に監察官はいないのか?

私は今まで、監察官が組織の不正を暴いたという話しを聞いたことがない。
それはとりもなおさず、監察官が、内部告発者封じ込めのための「隠ぺい装置」になっているからであり、監察こそが「組織防衛」の牙城だからだ。
今回発覚した事故は、県警生活安全部参事官兼地域課長で警視という位にいる大バカが引き起こした事故に過ぎないが、現場の警察官にとっては大変は迷惑だ。それなのに、日ごろから「不祥事を起こすな」と偉そうに言う幹部警察官が飲酒事故をおこしたのだから県警本部長が部下職員に謝罪しない方がおかしい。
だから私は、「監察が○○を調べている」などと言う記事を見ると、ヘドが出るほど気分が悪くなる。

いずれにしても、岩手県警の地下深くに地殻変動を引き起こす構造的ひずみがくすぶっていることは間違いない。相次ぐ不祥事の発覚はその予兆であり、断じて「県警体質」などという言葉で片付けられるほど緩いものではない。
これらは、来るべき大不祥事発覚の導火線の一部に過ぎず、こうした事件の後に、岩手県警は大激震に襲われるだろう。
それが、「岩手17歳女性殺害事件」をめぐる大不祥事の発覚なのである。
岩手県警に、警察を取り締まる為の監察があるというなら、まずは、久慈署が握りつぶした「Z氏恐喝事件」を捜査すべきである。
http://x8.ashigaru.jp/bin/ll?13729780k
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