黒木昭雄の「たった一人の捜査本部」

小原勝幸を容疑者とするこの事件は、言いようのない不正義な社会構造を見せつける事になった。遺作小説『神様でも間違う』完成。

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

イメージ 1



会見と署名簿提出の報告【02】-2
【岩手県知事との攻防-10】



【署名提出者代表・菊池純一】:
「菊池と申します。言葉を選んで申し上げたいと思うんですが、
これは県警さんのですね、いわば捜査の不透明というんですか、捜査ミスだと思いますよ。

それをどう扱っていくかということだと思います。
ですから重大な問題なんですね。
それを握りつぶしておしまいになさるか、
今後それを参考にしてどう改善していくか、そういう問題だと思うんです。

まぁ、一言だけ。内容をご説明しないで気の毒ですけど、あとでよくよくご検討頂きたいと思います。

私は久慈警察署のミスだと思う。
それによって佐藤梢さんという女の子が命を絶たれた。
そう言っても過言じゃないんじゃないかなと。そう言う風に思います。それだけです。」


イメージ 2

【川口公聴広報課長】:
「その理由と言いますか、客観的、たとえば証拠とかですね、
そういうものはあるんでしょうか」





【菊池】:「それはあります。警察は被害届について答えない」

【川口】:「それは具体的警察の対応のお話になりますので」

【菊池】:「ただ、被害届も受け取ったの受け取ってないだのとはっきりしていないんですよ」

【川口】:「……」

【黒木】:
「それもそうですし、恐喝事件の場合は被害者がいなければなかなか成立は難しい。
立件しても裁判のなかで有罪に持ち込むのは難しいという不都合はあります。

しかしながら今回の事件は日本刀を使った恐喝事件です。
つまり、日本刀を使ったということは銃刀法違反というものなんですね。
この事件は被害者を要しない。

つまり事件現場を目撃している人間がいれば、
警察は、その人間の申告によって家宅捜索令状を取って速やかに打ち込んでいく。
そして、その場でブツ、品物(日本刀)が出れば現行犯逮捕。
でなければ任意同行と言った形で処理(調べを進め)て容疑なしとなれば事件性がないわけですね。

しかし警察は今回言い訳として「被害者の小原勝幸がいないのだから捜査できない」の一点張りで銃刀法違反容疑について捜査してこなかった。

村人が非常に憤りを持っているのは、日本刀を持った人間が今なお野放しにされていることです。
そして、それについて警察の対応の酷さを公安委員会に訴えて行ったにも関わらず相手にされなかった。そういった多くの思いがあるので、わざわざ知事にお願いする形になったという事を忘れないで頂きたい。

したがって本件の女性の殺しを別にしてもですね、通常の恐喝事件を警察が握りつぶした。とりわけ本来やるべき銃刀法違反の捜査を警察はしなかった」


【副知事】:「それは警察の方にもお話になられたんですね」

【黒木】:
「もちろん公安委員会にも出しています。
ですから、そういう当たり前のこと(捜査)をなぜやらなかったのかと一年以上にも渡って調べ、
去年の5月13日からやりとりしているのにも関わらず、
警察が何もしないからみなさん(村民)が立ち上がった事をご理解下さい。

【副知事】:「本当に難しい事件ですねぇ」

【黒木】:
「いずれにしても要請書をよく読んで頂いて、資料もたくさんありますから川口さんにお送りしますので、知事と相談して頂きたいと思います」


【村民・三澤】:「銃刀法(日本刀)を持った人間が地域にいるという事はまったく恐ろしいことで」

【副知事】:「その方はまだおられる訳ですか?」

【村民・三澤】:
「おられると、想定できるわけだ。事件が解決がついていないから。警察がやらないから。

やって(日本刀)を取り上げたとか言うんなら安心だが、今のところはそれを取り上げたとかない。
村民が納得する捜査を警察はしていない。
今現在、そうした連絡もない、捜査活動もない。

どこでその日本刀が出てくるか心配な訳だ。
早く、そうした事は排除してもらいたいと言うのが村民の要望です」


【副知事】:「お話の趣旨はよくわかりました。警察の方には今お話があった事を伝えておきます」

【黒木】:「公安委員会にお願いします」

【副知事】:「ああ公安委員会ね、まずはね」


こうしたやり取りの最後に川口公聴広報課長が言った。

「代表者に文書で通知します」


【03】市民がメディアを選ぶ時代につづく
http://blogs.yahoo.co.jp/kuroki_aki/14124679.html

会見と署名簿提出の報告【02】-1
【岩手県知事との攻防-9】

みなさんからお預かりした署名は宮舘寿喜副知事に手渡しました。

イメージ 1

署名提出:菊池純一氏


イメージ 2

岩手県副知事


まずは岩手県が用意した署名提出会場のやり取りを御覧下さい。

イメージ 3





【岩手17歳女性殺害事件】事件の真相解明を求める下閉伊郡田野畑村の代表2名が村民の54%に当たる、約2200筆(全国総数2604筆)の署名を宮舘寿喜副岩手県知事に手渡した。(2010.04.15)
黒木昭雄の「たった一人の捜査本部」
http://blogs.yahoo.co.jp/kuroki_aki/14087689.html



【宮舘寿喜副知事】:
「今日は本当に田野畑村から、そして千葉から起こし頂きまして大変御苦労さまでした。
達増知事が本来対応するべきところなんですけど、今日は東京の方に出張していまして、
どうしても対応できないので私、副知事が対応することをお許しいただきたいと思います。

まぁ、あの、この事件について私も新聞記事とかですね、いろいろ知りうる限りの情報で調べてみましたけども、なんとしても一日も早く事件が解決するようにですね、願っている事はみなさんと同じ気持です。

ただ、県の立場といたしましてはですね。
まぁ、先ほどお話がありましたように、個々の刑事事件と言いますか、そう言ったものに対してですね、捜査に知事が関与すると言いますか、知事は所管外でありますので、それについて警察当局に対して、まぁ色々と指示したりですね、介入したりと言う風なことは立場上できないわけでございまして、
そう言う点では本当に申し訳ないのですが、
ご要望にはなかなかお応えできないと言うことでございます。

で、県警の捜査についてはですね、
我々どういった中身になっているのか知りうる立場にないものですから、
そのぅ、情報は持ち合わせていないんですが、
まぁ、粛々としっかり捜査して頂いているんではなかと、言う風に認識している訳でございます。

そして、この「事件調査委員会」の設置ということですが、
まぁ、いわゆる「第三者委員会」の設置についてはですね、
まぁ、法的な設置根拠が無いですし、また、その、この、中身が分からないところでですね、
そのぅ、このぅ、設置するという、そのぅ、意義って言いますか、必要性ですか、
そう言ったものについては、なかなか、このぅ、えぇー、判断できにくいことがありまして、
その、設置と言うのは今のところ考えていません。
申し訳ないですけども。

ただ、ご要望2604人の方からのご要望があるということですので、
まぁ、この要望についてはですねぇ、知事が帰りましたら、あのぅ、きちっとあげたいと思いますし、
また、県警の方にもですね、こういう要望があったときちんとお伝えしたいと思います。

まぁ、県としてとりうる事って今のところ、そう言うことかなぁと思っています」


イメージ 4


【黒木】:

「私の方からよろしいですか。今、副知事さんがおっしゃった内容につきましてはですね、
川口(公聴広報課長)さんがおっしゃっていたことと同じですから。
まぁ、それについては十分承知しているわけですね。

しかしながらですね、大きな問題があるんですが、
ひとつは、これは「一般事件」ではないということです。

先ほどから言っているように、たとえば、おっしゃる事の一般事件に関して、
県が関与しない出来ないというのは当り前の事です。捜査中の事件は。
しかし、現実に捜査するべき立場の警察がやらなければいけない事件を捜査しない。
つまり、警察の事件の握りつぶしなわけですね。

それを一般事件という形で、周りの人たち(県)が無視しちゃって良いのか。
「やむを得ないできないんだ」と言って良いのかと言う事をもう一度考えて頂きたい。

これは人間が殺された事件です。人が殺された事件です。
そしてその(本件事件の)関係者である、その犯人とされる小原勝幸が別の恐喝被害を受けていた。
そして恐喝した犯人が本件事件と密接な関係があるのではないかと疑られる事件なんです。

ですから僕がここで言いたいのは、仮にZとしますが、その人間の為にでもですよ、
やはり警察がちゃんと捜査して本件事件との係わりがないという事を
証明してあげることは必要なことだと思います。

もう一度言います。これは警察が関与している「警察の犯罪」です。
(事件)握りつぶしという犯罪です。ですから決して一般事件ではありません。

今一つですね、調査委員会設置云々と言いましたが、
第三者の委員会を作って下さいといっているのではなくて、
これは(事件解決のための)方法の一つです。

やはり目的は事件の解決のために、いったい何ができるんだろうかと、
そう言った意味を込めてみなさんが、田野畑村のみなさんが立ち上がった。

そして重要なのは、公安委員会がこの事件について、
何度も何度も、我々が要望要請して、最終的には「苦情を申立て」たのにも関わらず、
警察法に基づく手続きに従わないのはじつは、公安委員会だという事です。

その公安委員会をいったい誰が任命したのかと言えば、
知事が議会の承認を得て任命しているわけですから、その知事がですよ、
今おっしゃられた理由から「我々はできません」と、
まだ要請書を読む前から、まるで決まっているように言われてしまったのでは、
これは民意を無視しているというか、

検討もしない前からですね、なんか、決まっちゃっているのかなと、
すごく不快な思いをしているので、
結論を出すのは後にしてですね、(要請書)をしっかりと読んでください。

それと、最後に一つだけお願いしますが、
こういった形の警察問題に対して我々国民は訴える場所がないんですよ。
県民は警察問題を公安委員会に持ち込みました。
しかし公安委員会がとりあってくれないんだったら、どこに言うんですかそれを。

これだけ明確な重大事件ですよ。
それをまるで頭ごなしに「我々はできません」と言われてしまったら、
有権者はどうすれば良いんですか。違いますか。
だからここで即答しないで頂きたかった。

揉んで、みなさんがしっかり考えて、できる事をやってもらわないと、
今後警察は権力を使って事件を握りつぶすなんて平気だし、言われている大冤罪だって防げません。

公安委員会がしっかりしていれば、防げる冤罪なんてたくさんあるわけですし、
この事件は、そういった事の延長線上にあると思うので、
重ねてこの場でお願いしたいのは、知事の権限云々以前の問題としてこの事件を見つめて頂いて、
できる事をお願いしたい」


【02】-2 会見と署名簿提出の報告につづく
http://blogs.yahoo.co.jp/kuroki_aki/14087890.html


全1ページ

[1]


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事