黒木昭雄の「たった一人の捜査本部」

小原勝幸を容疑者とするこの事件は、言いようのない不正義な社会構造を見せつける事になった。遺作小説『神様でも間違う』完成。

日本の警察事情

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国民の為に、国民だからできる警察改革を考える(vol.1)
 
 
 
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国民生活にとって、もっとも重要なものを挙げて下さいと言われて思いつくのが、
 
1 国防(・外交)
2 経済
3 福祉
4 治安
 
事実、国政選挙になると、どんな政党も候補者もそれらを声だかにぶちあげます。
次回の参議院選挙でも、米軍基地を巡る安全保障問題が争点に上るのは確実、低迷する日本経済の立て直しに話が及ぶのは必至です。また、児童手当の給付金問題、少子高齢者対策など、かねてから取りざたされてきた福祉政策も目白押しになるでしょう。
 
では、4本柱の一つである「治安問題(=警察問題)」を全面に押し出して選挙を戦う政党、候補者はいるのでしょうか。せいぜい口にするのは、「私は世界一安全な日本を取り戻します」などと、犯罪発生率と検挙率などからはじきだした数字を示すだけで、具体的方策も示さないまま4本柱をモーラしたように装う候補者がほとんどではないでしょか。少なくとも、それがこれまでの政治&選挙のスタイルでした。
 
今回の参議院選は、「氷見冤罪事件」「足利事件」「志布志事件」と言った警察に作られた冤罪事件発覚の影響もあり、「冤罪は絶対に許しません」などと声を絞り上げる候補者もでてくるでしょう。しかし私は断言します。たとえ「取り調べの全面可視化」を実現させたとしても、絶対権力を誇る警察がでっち上げたなら、こうした悲惨な事件を食い止めることはできません。つまり、警察を腐敗させる原因、すなわち、警察法という名の天下の悪法に手を付けなければ、全面可視化という機械的作業だけでは警察改革は不可能であり、現状の警察が国民を守ることは絶対にできないのです。
 
そこで、あらためて皆さんに知ってほしいのは、私たち国民は、不正を隠し通すためなら、人殺し事件でさえでっち上げ、白日の下にさらされた本件「日本刀を使った恐喝事件」さえも握りつぶし続けても恥じない、そんな腐敗警察に、表向き守られているという現実なのです。
 
「全ての警察官が悪いわけではない、悪いのは一部だけ」
私もそう思います。しかしそれは、警察官の個人犯罪にのみ適用される理屈であって、こうした警察の組織犯罪には、善良な警察官など存在しないのです。「組織防衛」の御旗のもとですべての警察官が顔色も変えずにウソをつく。これが現実です。
 
では、真の民主警察、正義に揺らぎのない信頼できる警察の実現を希求する私たち国民は、どのようなプロセスを経て、悪しき法律の改正にこぎ着ければ良いのでしょうか。
 
その前に、天下の極悪法といっても過言ではない警察法の現実と運用について、本件事件を例に話を進めましょう。
 
国民の為に、国民だからできる警察改革を考えるvol.2へ続く。
 

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