黒木昭雄の「たった一人の捜査本部」

小原勝幸を容疑者とするこの事件は、言いようのない不正義な社会構造を見せつける事になった。遺作小説『神様でも間違う』完成。

【復元】ステージ3

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復元【3-5】会見の後〈03〉捜査中の一点張り 2009.06.12
 
ステージ3 再捜査依頼と現地活動
 
 
 
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復元【3-4】鵜の巣断崖の検証 2009.05.29
 
ステージ3 再捜査依頼と現地活動
 
 小原容疑者は、数々の遺留品を鵜の巣断崖に残し投身自殺を偽装して逃げた事になっています。
でも実際に現場を見分すると、どうしても腑に落ちないことはかりなのです。
 
たとえは、素足の小原容疑者は、どうやって険しい断崖から逃げたのでしょうか。
鵜の巣断崖は海抜200メートルもあります。
しかも周囲に人家がないから履物を調達する事はできません。
仮に、履物を準俑したうで断崖の続く岬から脱出したとしても、
かつて、「日本のチベット」と呼ばれたほどの田野畑村だから、白昼、誰にも見つからずに逃げ切ることは困難だと、地元民の多くが言います。
 
では、小原容疑者は本当に自殺を偽装したのでしょうか。
それを補強する記事が「地元の漁菓関係者」のコメントとして掲載されていました。
 
〈「断崖から飛ひ降りたとすれは、樹木も茂っているため、
どこかに跡は残るはずだ。直接海に落ちる可能性は低いのではないか」〉
 
でも、実際に現場を検証してそれが真っ赤なウソだと分かりました。
拡大写真を見てください。
目撃された場所から転落したとするなら、当然描くであろう放物線上に樹木はないのです。
そもそも樹木がなければ枝が折れる事はありません。
 
要するにこの記事は、
警察の「自殺偽装説」に説得力を持たせるために使われた訳です。
 
では、新聞記者はなぜすぐにバレるような記事を書いたのでしょうか。
察するに警察のリクエストだと視て良いでしょう。
つまり警察は新聞記者にウソを書かせてまで小原勝幸を逃亡者に仕立て上けたかったのです。
 
そうなると益々疑問が膨らみます。
 
「警察犬を使って下さい」
そう言う小原容疑者の父親に捜査本部のH刑事が言ったそうです。
「お父さん、警察犬は実費だから分単位でお金が掛かります。高額になりますがそれでも良いですか!?」
 
もちろん、このエピソードを証明するものはありません。
でも、警察がまともに山狩りさえしなかったとする多くの証言がある限り、
やはり警察は、小原容疑者の捜索に熱心ではなかったと言えます。
 
その理由はおいおい書きますが、
私は、小原勝幸はすでに生存していないのではないかと考えています。
断崖から飛び降りたからではありません。
誰かに連れ去られ、その誰かに殺害された可能性が高いと考えた方が合理的だからです。
 
警察もそう考えたかも知れません。
だからこそ警察はやるべき捜索を省いたに違いないのです。
 
では、警察はなぜ小原容疑者を指名手配したのでしょうか。
それどころか、なぜ警察庁までもが事件発覚から4ヶ月という異例の速さで
小原容疑者を「警察庁指定重要指名手配被疑者」に指定し100万円の懸賞金を掛けたのでしょうか。
 
ヘンだとは思いませんか?
 
 
 
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復元【3-3】会見の後〈02〉 2009.05.28
 
ステージ3 再捜査依頼と現地活動
 
 
 そして先ほど紹介した新聞記事からも見てとれるように今回の記者会見でありのまま報道してくれたのは
毎日新聞1社だけでした。

記事は下からご覧下さい。
毎日新聞 岩手版(2009/5/14朝刊) 
  http://blogs.yahoo.co.jp/kuroki_aki/1604582.html
朝日新聞 岩手版(2009/5/14朝刊) 
  http://blogs.yahoo.co.jp/kuroki_aki/1604578.html
岩手日報 (2009/5/14朝刊) 
  http://blogs.yahoo.co.jp/kuroki_aki/1604507.html
河北新聞 (2009/5/14朝刊) 
  http://blogs.yahoo.co.jp/kuroki_aki/1604572.html

 今回の情報提供は、容疑者家族が冤罪を訴えるものでもなけれぱ被害者家族が警察に捜査ミスを訴えるものでもありません。
今回の情報提供は、事件に関わった人たちみんなが一様にこの事件の解決を願い、「調べてほしい」と思う貴重な情報を県警及ぴ、警察庁に提出したのです。
 
なのになぜ毎日新聞以外の新聞メディアは
「容疑者の関係者が情報提供」
などと、あたかも「容疑者の家族がしくみ、責任を逃れようとしているのだ」と誤解されるような変更報道しかできないのでしょうか。

正直、この記事を見たとき私は「報道のあり方(警察に逆らえないクラブ制度)をまず解決せねば警察問題はぜったいに解決しない」と思いました。
新聞で報道された4つの記事は私たちが行った会見を元に書かれています。
メディアによっては多少色彩に違いはあるにせよ、ここまであからさまに変更報道されるのは、警察権力にひれ吠す風土が「記者クラプ」に根ざしているから他なりません。
 
一方、会見場に記者が来ていたにも聞わらず
報道さえしなかったメディアもあります。
 
「なぜ、配信しなかったのか?」
 
会見で名刺を頂いた共同通信社の女性記者に電話で尋ねました。
報道の中核を担う通信社は、こうしたニュースを全国に配信するのが責務だからです。
するとその女性記者はこう言いました。

「共同通信は全国に配信することを目的としてます。
今回のことは地元(岩手)の出来事なので、今後『事件から1年』
という節目の時にはそういったことを予定してまして…
今回のことはその資料として使わせてもらいますので…」
 
確かに情報提供や記者会見は地元(岩手)で行いました。
それは捜査本部が岩手県警にあるからです。
でもこの事件は全国に指名手配されている殺人事件で、しかも、警察庁が重要指名手配に指定し、100万円の懸賞金をかけ、日本中にポスターを貼っている大事件です。(※2010/11/1より300万円に増額)
それなのに共同通信社は、この事件をローカルニュースだと言うのです。

付け加えますが、
今回会見に参加したのは、事件の主要部分に閔わった人たちです。
その中でも被害者と同姓同名の佐藤梢さんは、実名が出てしまう事を覚悟で「警察の捜査はおかしい」と勇気を持って声を上げたのです。
 
それなのに共同通信社ともあうう媒体が
「ローカルニュース扱い」
にしたのですから驚きを隠せません。警察にうまく操られたものです。
一方、読売新聞は一文字も記事にしませんでした。
尋ねてみると、「会社の判断」だそうです。
警察からの圧力で記事しなかったのか?
それとも、会見内容を変更してまで書くべきではないと自己規制したのか?
とちらにしてもマスコミは使命を果たしていません。
 

皆様はどうお考えでしょうか?
 
 
 
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復元【3-2】会見の後〈01〉 2009.05.28
 
ステージ3 再捜査依頼と現地活動
 
【会見の後〈01〉】
 
 今回は、3白4日で宮城県と岩手県の取材をしてきてきました。
記者会見に参加してくれた6名プラス都合で参加できなかった2名を加え事件関係者全員と会い、遺体遺棄現場も回ってきました。
やはり、先日もお知らせした通り、あの記者会見以後
警察及びマスコミはまったく動きを見せていませんでした。

報道関係は記者会見の翌日(5月14日・朝刊)
新聞媒体4社、テレビ媒体3社ほどでニュースとして扱われていました。

記事は下からご覧下さい。
毎日新聞 岩手版(2009/5/14朝刊) 見る
  http://blogs.yahoo.co.jp/kuroki_aki/1604582.html
朝日新聞 岩手版(2009/5/14朝刊) 見る
  http://blogs.yahoo.co.jp/kuroki_aki/1604578.html
岩手日報 (2009/5/14朝刊) 見る
  http://blogs.yahoo.co.jp/kuroki_aki/1604507.html
河北新聞 (2009/5/14朝刊) 見る

テレビ゙は夕方の番組でストレートニュースとして報道していまし(た)が
現段階では私の技術不足のため、動画を載せることができません。
勉強してアップできるようにしたいと思っています。
 
 
そして、気になる警察の動きに関してですが
 
被害者である佐藤梢さんの遺族や
容疑者とされている小原勝幸の家族など、どこにも連絡は無く、
事件の関係者である
田所(仮)さんや、山田(仮)さん、
山本(仮)さん、下山(仮)さんにも
何の音沙汰も無かったそうです。

「黙殺」を予想していなかったわけではありませんが
彼らの情報提供は、非常なまでに無視されたと言ってよいでしょう。
 
 そんな中、奇跡的に動きを見せてくれた刑事がいました。
それは、佐藤梢Aさんを担当する宮古署捜査本部のN刑事です。
 
会見の翌日の5月14日とその1週間後の22日に
梢Aさん宛てに、現況をうかがうような、そらぞらしいメールが
届いたそうです。
 
それかここのトップの写真です。
 
梢Aさんはこの2通に対し返信していないそうですが
N刑事は梢Aさんが記者会見に出たことを知らないのでしょうか?
まさか、知らない訳はないですよね。
知っていたら、こんなわぎとらしいメールは送れないものです。
(それは別にして、大丈夫でしょうかこの刑事!?
仕事熱心なのは良いけど、18歳の女の子に絵文字入りのメールはいただけません。
「最近ど?」
は誤解されますよ。…………。)

それはさておき、
その後はー切音沙汰なし。これも予測していたことですが
形だけの捜査。
こうなると、なお更この事件の捜査そのものに疑問を抱かざるをえません。
 
 
 
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復元【3-1】岩手県警と公安委員会に情報提供・記者会見 盛岡教育会館 2009.05.21
 
ステージ3 再捜査依頼と現地活動
 
 【情報提供者の提出と緊急記者会見】
 
 黙っていられないのは直接事件に関わった関係者8名である。
 彼らは連名で作成した「情報提供者」を平成21年5月13日岩手県警本部長に提出し、併せて、岩手県公安委員会に対し警察がまともに捜査するよう監督を求めた。又、警察庁と国家公安委員会にも「情報提供者」を郵送し、送達の日から一週間以内に文書で所見を求めた。回答期限は平成21年5月21日、本日である。
 
 警察庁は、岩手県警のいい加減な報告に騙されて小原勝幸に公的懸賞金を掛けたのかもしれない。しかし、事件の詳細が書かれた「情報提供者」が手元に届いた限り、警察庁とて何もしないわけにはいくまい。小原勝幸を「警察庁指定重要指名手配被疑者」に指定した警察庁がこのまま黙認したならは、警察庁は岩手県警と同罪になるからだ。
 
 さて、当日の記者会見の模様とマスコミの反応については当HP上で公開するとして、問題の「情報提供者」の公開についても検討中なので、皆様からもご意見を頂けるとありかたい。
最後に会見には楕Aの他5名の重要人物が参加した事を付け加えておきたい。我々は警察権力によって曖昧なままに処理された殺人事件の謎を解き明かすために動き始めたのである。
 

次は【ステージ3-2 現地活動】
「鵜の巣断崖の検証へ」
 

※このブログは事件関係者の協力と承諾の上で成り立っているので、転載いただくときは、
できるだけ私どもにお知らせ下さい。
なお、二次転用は一切禁止とします。
 
 
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