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いよいよこの時がやってきた。
実は、今年に入ってから、まだまともにバイクに乗っていない。 ヘルメットを被るのも、今年始めてだw ミラーを取り付けてから、最後の確認。 後でもう一度外すだろうからと、仮締めのままの所が無いか? 着け忘れた部品は無いか? チョークを引きながら、キック5発で750cc2ストロークトリプルエンジンは目覚める。 今の時代ではありえないエキゾウストノート。 30:1の混合比で作成した燃料と、3割ほど多めに設定してあるオイルポンプのおかげで 尋常では無いほどのスモークを吐き出す。 十分に暖気を行った後、一度エンジンを止めて再度車体を確認。 一度、家に入ってからバイクに乗る装備をする。 今まで何度と無く、1からバイクを組み立ててきた。 もちろん今回のように、エンジンもかからないようなのを全部バラしてから組んで乗った事もある。 でもそれはベベルであったり、ベルトのドカティであったり、過去に乗った経験のあるバイクだ。 今回のように乗った事も無ければ、エンジンすらかけた事の無いバイクを仕上げたのは初めてのことだ。 だからだろうか、いつにない高揚感に体が包まれている。 まして相手があの伝説のマシーンなのだから尚更のことだ。 そんな気持ちを察するかのように、玄関前で静かに待つH2。 一度温まったエンジンはキック1発で簡単に目覚める。 ゆっくりとクラッチを繋ぎ、そっと走り出す。 エキゾウストは気持ちをあおり立てるが、それとは裏腹に低速からトルクがあり走りやすい。 ピストンも新品だし、クランクも組んだばかりなので、3000rpmまでに押さえていつものコースへ向かう。 フロント19インチに一文字ハンドルのためか、ハンドリングは一息置いたような動きをする。 こういうものだと思い、予測して走れば問題なさそうなレベルだ。 預かってから3年半、心のどこかにいつも引っかかっていたH2。 今日の青空のように、心にも晴れ間が広がってきた。 この場所にH2で訪れることが出来る日が、ようやくやってきた。 CBに対抗し、世界最速を目指すための潔いデザインは どこかベベルと通じるところがある気がする。 当時を知るものはもちろん、バイク好きなら誰もがカッコ良いと思ってしまうに違いない。 ひと通り眺めていたら、気になるところがあったので、一度ガレージへ戻る。 センターのエキパイとマフラーの継ぎ目から、排気漏れしているようだ。 ここはジョイントラバーに亀裂があった場所だ。 新しいのを取らないとダメかな?と考えながら、エンジンが冷えるまでの間 世界最速をかけたライバルだったCBのエンジンをかけた。 先ほどまで、嫌と言うほど刺激を与えてくれたH2とは比較にならないほど 静粛で調教されたような高級感あふれるエンジンフィール。 もし当時、自分が選択するとしたらどちらを選ぶだろう? 間違いなくH2だろうなw そんなことを考えながらも 久しぶりにW1Sにも乗ってみた。 こいつも文句なしに楽しいバイクだ。 味覚を除く、すべての感覚に刺激を与えてくれる。 乗りながら思った。 「カワサキって凄い。」 全く異なるメカニズムでライダーの心を現代まで掴み続けている。 異なるメカニズムだからこそ良いのかもしれない。 そんなことを考えながら、H2のエキパイのクランプを丁寧に位置を合わせて、締め直した。 押しがけでもと思い、坂道を転がしながら、ギヤをローに入れたら車速がグンと落ちた。 この頃の湿式だし、クラッチはスパッとは切れない。 歩くような速度しか上がらないので、 もう一度ニュートラルに戻すのに、ちょっとクラッチを繋いだら 「ボロロンっ♪」てかかっちゃったw 可愛いヤツである。 坂道の下で少し暖気してから、先ほどW1Sで走ったコースをトレースする。 笑っちゃうほど違い過ぎて楽しい。 こちらは左足でボトムニュートラルの5アップ。 ふ〜さんも、右チェンジのGTや左のルマンと・・・ボケ防止になることだろう。 ボケと言えば、ちょっと前にアルツハイマーの予防にアロマの香りが良いという話を聞いて それ以来、我が家では昼と夜とで違うアロマが漂っている。 今日一日で、2ストオイルの焼ける香り、4ストオイル、ガソリン。 そしてベベルの高濃度COと嗅いだ。いいボケ防止になっただろうか? 一番きついのはベベルのCOだったw ボケ以前に、かなりの量の脳細胞が死んだ気もする。 話は大きくそれたが、締め直したセンターのエキパイからの排気漏れは収まったようだ。 帰りはタコメータに表示されている800kmまでとされている4000rpmまで回して走る。 ここからパワーバンドに・・・という美味しい所の手前だw スピードメータの針は70マイルあたりを指している。 普通に走るにはこれで十分だし、こんな回転域でも普通に走れるんだw すっかりH2の虜になった。 この感覚って何かに似ていないか? そうベベルと一緒だwww |
黒金成功商会
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変態長様
まだその加速感の「か」くらいしか味わってないんですよねw
2014/3/25(火) 午後 11:51 [ くろきん ]
哲師匠
いや、泣かなくていいですからw
ありがとうございます。
2014/3/25(火) 午後 11:51 [ くろきん ]
岐阜のおじさま
こんな記事を書かないで、まだまだ出来ないよ〜ってことにして
ずっと自分で乗っていれば良かったと、すごく後悔していますw
ルマン会議で実車が見れるかもしれませんね。
それまで壊れなければですがwww
2014/3/25(火) 午後 11:51 [ くろきん ]
ガンバさん
最初、塗り上がりを単品で見たときは・・・
この色?と思ったのですがw
車体に付けるとカッコいいんでビックリです。
CBやGT、XSもそうですが、当時はこういう言葉で表せない、ある意味「和」の色があって良いですね。
低速も・・・普通にトップギヤ、3000回転で流せるんで驚きましたw
2014/3/25(火) 午後 11:52 [ くろきん ]
ドカマンさん
今は慣らし中なので、リッチなガスと湯水のように垂れ流すオイルで、これでも湿り気味だと思います。
プラグなんか、これでよく火が飛んでいるなと思うほどオイルでビショビショですw
確かに加速時は吸気音も加わって、「モォ〜」と唸っていますね。
私が乗った最新の2ストはNSR250でしたが、マフラーからオイルも吐かないし、2ストオイルは全然減らないし
低速から高回転まで綺麗に回るし・・・ぜんぜん2ストを意識させないマシンになっていました。
そんなH2が出来たら凄いんだろうけど・・・
盗難は私も注意しています。なので、このH2関係の記事も随時限定に変更しています。
万が一盗まれたとしても、各パーツには組んだ者にしかわからない特徴がありますからね。
そしてその記録も残っているしねw
2014/3/25(火) 午後 11:53 [ くろきん ]
そうちょ殿
ひ・ひどい…
井出君のお墓参りに行きましょうね。
今度はふ〜さんのマッハが…ジレラと交換されちゃうんですねw
かわいそうなふ〜さん…
2014/3/25(火) 午後 11:56 [ くろきん ]
懐かしく昔をおもいだしました。
SS-350からH2に乗り XS-1に負けて苦やしかった事がありました。
2014/3/26(水) 午前 5:54 [ おっさん ]
貴重な一台ついに完成!お疲れ様でした、流石調子も良さそうで良いですねえ。バイク好き垂涎のマッハ、どこに行ってもモテモテでしょうおやじに。
2014/3/26(水) 午前 8:20
かっこいい!この時代ってハカイダーかな?
BYなんちゃって
2014/3/26(水) 午後 10:49 [ みてミッレ ]
お疲れ様でした。かっこいいな〜
キリンにも出てるし、これでまた相場が上がりましたねv
V4も仕上げてくださーい(爆)
2014/3/27(木) 午前 0:14
青い煙幕
マフラーエンドにたっぷりオイル溜めて
やっぱりマッハシリーズ吸気音とイイ 排気音とイイ
ベベルと同じく飽きずに長く乗れると思います。。。
2014/3/27(木) 午後 7:54
おっさんも乗っていたのね。
その世代はマッハ経験者が多いですね。
SS350で思い出しました。
高校生の頃、近所の喫茶店に出入りしていたお姉さんが
ノーブラにTシャツ一枚でSS350に乗っていて、
それがやたらにカッコ良かったw
2014/3/27(木) 午後 10:42 [ くろきん ]
SWさん
オヤジ・・・それも特に限られた雰囲気の方達にモテモテです。
2014/3/27(木) 午後 10:43 [ くろきん ]
みてミッレさん
は、なんちゃってさんでしたかw
ハカイダーはH2ですね〜
2014/3/27(木) 午後 10:46 [ くろきん ]
ぼびーさん
キリンにも出ていましたか?
V4も早く仕上げてくださいね。
2014/3/27(木) 午後 10:49 [ くろきん ]
タオさん
今は特にあぶら一杯ですからね。
飽きずに乗っていただけると良いのですがwww
2014/3/27(木) 午後 10:51 [ くろきん ]
素晴らしいの一語に限ります♪
ますます欲しくなります(*^_^*)
2014/3/28(金) 午後 7:26
パチャミさん
ありがとうございます。
ここにもH2ファンが?www
2014/3/28(金) 午後 10:42 [ くろきん ]
おお、見ました見ました








すごいすごい
ルマン会議に間に合いましたね
2014/3/31(月) 午後 8:24 [ みやした いわお ]
みやしたいわおさん
まだこれから何が起こるか…
2014/3/31(月) 午後 9:53 [ くろきん ]