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行きたくてもなかなか行けない場所というものは誰にでもあるだろう。
我々にとって行き難い場所は、やはりバイクで行けない場所になる。 道が無ければ話にならない。 フェリー航路の無い離島もそうだ。 今回、ずっと気になっていたけど行けずにいた伊勢湾の島に行こうと決めた。 西洋灯台150周年の年だからだろうか? 急に行くことになった。 今年2回目の積雪となった金曜日の夜、路面凍結の恐れもあるので早目に出発。 新東名の清水PAで2時間ほど仮眠を取って、夜明け前には伊良湖岬に着いていた。 水平線に雲が無ければ夜明けの伊良湖岬灯台を見に走るのだが 生憎の天気、点灯している灯台を確認するためにゆっくり歩く。 南岸低気圧のためか、とにかく風が強く海も荒れている。 伊良湖岬灯台の周囲は歩けるようになっているが、波が高くてとても無理。 日本の三海門のひとつである伊良湖水道を挟んだ所に位置する神島の灯台の点灯も確認できた。 そう、今日の目的地は神島。 神島に渡るには鳥羽からの市営定期船か伊良湖からの観光船しかない。 今日はここから観光船に乗る予定なのだが・・・ 果たしてこの波で大丈夫なのだろうか? 伊良湖港以外は有り得ないので、まあ来ればわかるだろうと思っていた。 フェリー乗場を兼ねている道の駅から周囲を見渡すと、桟橋にそれらしい船が停まっている。 灯台を見て遊んでいたら、よい時間になったので 桟橋に向かうと、釣竿を持った人達が十数人集まっていた。 我々以外は全員釣り人、みんな知り合いのようだ(笑) 船長さんに船賃を支払い操縦席の後の席に腰を下ろして 「別にその席でもいいけど、後の方が揺れないよ。」と・・・ 『え?そうなの?』と後を振り返ると、釣りの人達ですでに満席・・・ みんなちゃんとわかっているんだよね。 出航間際に何人か乗って来たけど、みんな操縦席の後で立ち見。 なんだここが特等席だったんじゃん♪ さすがは日本三海門だ。 船酔いするからあまり小さな船は乗らないようにしていたが・・・ 人生最大の揺れを体感できた(笑) ライフジャケットも着てないし、転覆したら・・・と周りを見ると 我々以外は全員釣客、そして全員自前のライフジャケットを着ているし・・・ わずか15分間の船旅は酔う暇も無く、無事に神島に到着した。 まずは今夜お世話になる宿に荷物を預けてしまおう。 島で一番大きな民宿だ。と言っても2軒しかなく、もう1軒はやっているのかわからない状態だった。 一番大きいだけあって、海からもよく見えたのだが、いざ行こうとなるとなかなかたどり着けない。 道らしい道が無いのだ(笑) 民家の軒下、迷路のような路地を抜けて、やっと玄関に着いた。 荷物を置かせてもらってトイレも借りる。 後でわかったことだが、島の公衆トイレは港に一箇所あるだけだった・・・ さあどこから回ろうか? ノープランな我々は、とりあえず宿の前の階段を登り始める。 この神島の集落は、港周辺の僅かな斜面に固まって建っている。 狭小な土地に2階、3階、4階建ての家が軒を連ねている。 庭というものはほとんどの家で存在していない。 家と家の間の狭い路地、そしてコンクリート製の階段が人の移動する道なのだ。 時には家の外付けのコンクリート製の階段までも・・・ まるで端島(軍艦島)の集団住宅のようだ。 手前の家の屋根伝いのような道を歩いて行くと保育園があった。 そのまま歩くと八代神社。 神島と言うだけあって、神様の支配する島と信じられているようで 立派な神社だ。 それにしても寄付者奉名板の名前に小久保さんが多いなぁ。 そして、ここも階段・・・ 島の北側の道へ ここを登ると、先ほどの伊良湖水道越しに伊良湖岬灯台が見える。 さらに登ると・・・ 神島灯台が見えて来る。 やっとここに来る事ができた。 思い起こせば3年前の正月にフェリーから眺め、いつかは・・・ と思い続けたものだった。 風雨にさらされた看板がまた良い味を醸し出している。 退息所は撤去されたようだが、別の小屋があり、灯台下のスペースも展示に使われているような感じだ。 ここでお湯を沸かして珈琲を入れ、 伊良湖のコンビニで買った 東海限定の小豆フレンチトーストでおやつ。 名古屋港や四日市港の入口になっているだけあって船の往来が激しい。 そんな船の動きを眺めて、のんびりと島の時間を楽しむ。 横では鷲よりも少し小ぶりな鳥が縄張り争いだろうか? 強烈な急降下と鳴き声で戦っている。 隣に説明書きの看板があった。 ここだけで1日のんびりしちゃいそうなので、先に進むことにする。 苔生した階段を登って行くと、さらに登る何の表示も無い階段の道があったので そちらを登ってみる。 おそらく灯明山の山頂なんだろう。 がっかりして下りて、先に進む。 いつしか階段の道は丸太の遊歩道になっていた。 腐った丸太が崩れて、そのまま尻餅と共に滑り・・・ 下まで行かなくて良かった(汗) 下った先に監的哨跡があった。 監的哨は戦時中に伊良湖から発射された大砲の着弾点を確認するために建てられたらしい。 フィードバック制御のセンサーみたいな役割か? 観光用に少し手直しされているようだが、中には扉の壊れたトイレも残っており 獣の匂いに包まれていた。 そして壁にはいたるところにカタツムリが・・・ ここからの眺望も素晴らしく、その窓枠からは・・・ はみ出して立てられているこの棒が目標を定める何かだったのだろうか? そしてこの場所は映画「潮騒」のクライマックスシーンに使われていたようだ。 帰ってから復習しなくては・・・ ここからはまた下り坂。転ばないように気をつけて進む。 先には弁天岬が見えてきた。 この光景は福江島で見た大瀬崎灯台への道に似ている。 あの先にも灯台があればなあと、思ってしまう。 そんな事を考えていると、さっきから建築現場のような音が響いている。 素敵な丸太の垣根の向こう側で、 神島小・中学校の校舎が解体されているようだ。 少し高台に新しい校舎ができていた。 老朽化のためだろうか?津波対策だろうか? 生徒は今何人いるのだろうか? いずれにしてもあれだけの校舎は必要ないのだろう。 その横にはカルスト地形が見られる。 しばらく波の音を聞きながら、ゆっくりと時間の流れを感じる。 さあ次に進もうと思ったら、工事の音が聞こえ始めた。 ちょうど午前のお茶の時間だったようだ。 神島は渡り鳥も多く、バードウオッチングでも有名らしい。 グンカンドリも見られるとか・・・ 島の西側に抜けると、浜には大きな岩が横たわっている。 高圧線だろうか? 山側にあらわになった地層は、チバニアンよりも凄そうに見えるが・・・ 地元のご夫婦が作業をしている畑の中を歩く。 今時だから、車で送迎しているのだろうか? そう言えば、島で車の走れる道は、港から小学校の1本道だけだ・・・ その道を歩くと、最初の集落に戻る。 これでだいたい島が一周できた。 のんびり歩いて3時間といったところだろうか。 そろそろお腹が減ってきたので、何か食べれる所は? と探すが無い・・・ お店?のような家も閉まっている。 途中の喫茶店のようなところも閉まっていたし・・・ 港の施設も・・・ あるのはジュースの自動販売機4台だけ・・・ 長くなったので、後編に続きます。 |
DUCATI BEVEL
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神島だったんですね❗
2018/2/7(水) 午前 8:58
入り組んで狭い路地しかないのに、どうやって家建てるんだろう、、、、
2018/2/7(水) 午前 9:09
伊勢湾フェリーに乗っているときいつも眺めています。
いつか行きたいなぁなんて思っていました。島独特の風情が良いですね〜。
2018/2/7(水) 午後 0:48 [ 106 ]
何かカッコよくて憧れるたびだなぁ。千葉テレビで番組でもやった方が良いんじゃないのかな。
2018/2/7(水) 午後 5:16
ずいぶん前に伊良湖からフェリーで伊勢に毎年行っていましたが、
島があるなんて気が付きません。
バイクとは違った旅もよいものですね。
2018/2/7(水) 午後 8:47 [ uda**w907 ]
冗談半分で鳥羽一郎の写真載せたらまさにそのあたりだったんですね!!
2018/2/7(水) 午後 9:16
cropper64さん
念願だった島です。
2018/2/7(水) 午後 11:52 [ くろきん ]
ミレさん
本当、それが疑問でした。
足場も組めないし、隣の家を使わせてもらうしかないですよね。
2018/2/7(水) 午後 11:54 [ くろきん ]
106さん
結構島の近くを通りますからね。
私もずっと気になっていたんです。
伊勢湾には有人の島がまだまだ沢山あるんですよね。
困ったなぁ。
2018/2/7(水) 午後 11:56 [ くろきん ]
タミピンさん
ただの灯台好きジジイの徘徊です。千葉テレビかぁ?
NHKがいいなぁ。
誰か声をかけてくれないかなぁ?
2018/2/7(水) 午後 11:59 [ くろきん ]
uda**w907さん
え〜?島いっぱいあるのに?
私はフェリー乗るといつもデッキをウロウロして大変です。
ここはバイクじゃ行けない島でしたからね。
2018/2/8(木) 午前 0:02 [ くろきん ]
とおちゃん
鳥羽…大正解でしたね。
翌日行きました。
あの時をまた思い出しちゃいました。
2018/2/8(木) 午前 0:04 [ くろきん ]