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8月15日(木)

夜中は風が強く、雨音も聞こえていたような気がしたのだが
起きると風は納まり、地面も乾いていた。
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ツーリングも終盤、ここで持ってきたエンジンオイル1リットルを半分ずつ2台のPASOに補給する。
ここまでで何キロ走っているのだろう?
今日はどこまで行くのだろう?
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毎日、お天気まかせ風まかせだw

R334で南斜里まで向う。
通行止めの橋を迂回する途中で、昨日から触りたくてしょうがなかった牧草ロールのわきでPASOを停めた。
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色々な所で見て来ているが、こんなに黄金色に輝いているロールを見たことがなかった。
これを広げて寝たら気持ち良いんだろうな〜
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ひとつ持って帰りたいw
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道道r827を走り、R244に。
越川橋梁の横を走り抜け、根北峠を越えると空の色が灰色に変わった。

こんな天気じゃ開陽台に行ってもね。
標津を過ぎると本格的に雨になってきたので、セイコーマートで雨宿り兼、珈琲タイム。
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昨日のテレビでやっていた牧の内飛行場跡を見てから花咲でランチかな?
そう言いながらレインウエアをフル装備して走り出す。

すぐに雨は止み、道道r950号(野付風蓮公園線)の標識が…
ここまで来たら行くしかないでしょ。と、野付半島にPASOを向ける。
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日本最大規模の砂嘴である野付。
その両側に海が迫る。
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晴天時ももちろん良いのだろうが、この曇天の空の下も最果て感があってなかなか良い。
ナラワラの林を横目に先端までの18kmを走る。
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こんな所にも家や建物があるのが不思議だ。
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そして何よりも道があることも…
しばらく走ると駐車場があり、その先は一般車通行止めであった。
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そしてその先に灯台が♪
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ここには灯台は無いとばかり思っていたのだが…
舗装路が切れ、通行止めになっている所にPASOを停め、
歩いて灯台まで行く。
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野付埼灯台だ。

灯台を過ぎ、海岸を歩く。
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晴れていれば、国後島が大きく見えるのだろう。

草むらに人影が…
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と思ったらお地蔵さんだった。
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こんな地に何を想って海を見つめているのだろう?
国後に残した家族を見守っているのだろうか?

この先に見える建物のような影が気になるが、また雨が落ち始めたので諦めてPASOに戻る。
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ここが道道950号の起点のようだ。
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※帰ってから調べてわかったのだが、この先には『キラク』という歓楽街が
江戸時代後期にあったという伝説がある。
そして明治初頭には忽然と姿を消したと…
歓楽街は大げさかもしれないが、国後への中継点として番屋があり人々が住んでいたのは事実なようだ。
晴れた日にまたゆっくり訪れてみたい。

R244に戻り、風蓮湖の横を走り抜け、R243との交差点にあるパーキングで排水休憩。
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ここからR243で厚床まで走り、R44から道道r1127へ
道道r142へ出て、またまた快走♪

道道r1123へと入ると、いよいよ落石だw
昨年は霧の中で彷徨い歩き、結局灯台に辿り着く事が出来なかった苦い想い出の場所。

ここまで来ると、空も薄っすらと青くなってきた。
今年はいけるかも♪
落石漁港に出ると落石岬のある台形の大地が見えた。
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霧が無いとこんな風に見えていたんだ〜!と二人で感動♪
嶮暮帰島(けんぼっきとう)もそうだが、この辺はなぜか台形の土地が多い。

前を行くバイクが岬へ行くダートの道を躊躇している脇を
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勝手知ったる何とやらで走る抜ける。
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車両通行止めの柵の所にPASOを停め、そそくさと歩く支度をする我々に
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先ほどのバイクの彼が
「みなさんは、歩いて行かれるのですか?」
『はい。行きますよ。』と俺。

すると彼は何やら運動靴に履き替えはじめていた。
そんな彼を置いて、
『あそこは聞かれたら二人で声を合わせて』
『当然っ!!!』って言うとこだったんじゃないの?
とか話しながら歩きはじめる。
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しかし視界が良いとこんなにも違うものか…
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無線施設跡もハッキリ見えるし、岬のアンテナもくっきり。
電柱に沿って行って間違えた道も、今回はしっかり曲がって灯台を目指す。
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湿原に渡された木道を快適に歩きながら
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『前回は、あの中を歩いたんだよな〜』と
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何だか恐ろしい林を抜けると
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いきなりの展望。
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落石岬灯台
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あの日から何度この景色を夢見たことか♪
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灯台を回って岸壁側に出る。
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そして岬側に少し歩く。
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岬までの道には木道も無く、まさしく昨年見失ったあの道無き道だ。
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しばらく歩くとぬかるんだ湿原。
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ここで引き返して戻るかな。と思っていると
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どんどん進む相方。
どうやら昨年迷った地点をハッキリさせたいらしい。
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『迷ったあとで、あの柵沿いを歩いたんだから、ここまでは来ていない。』
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とか…

深い沢に下りるルートでは
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『ここには下りていないよね〜』とか…

あの時に残してあった現在地の画像と比べて歩くと。
どうやら2つ目の沢の手前で、道を見失ったようだ。

確かに視界が無い中で、この沢に下りるのは自殺行為だ。
一歩間違えば、断崖絶壁なのだから…
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広大な湿原の中で、ああじゃない。こうじゃない。と騒ぐ二人。
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ここからでも灯台が見えてるんじゃん!と振り返るたびに叫びw
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結局、去年と同じ岬の環境研究所の施設まで行き、
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大汗をかきながら例の電柱沿いの道を歩いて
あの時と同じようにバイオトイレで排水をしてリベンジが完了した。
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『やられたらやりかえす。倍返しだ!』

などと騒ぎながら落石を後にした。
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そしてここまで頑張ったご褒美に
r142で花咲港に向い、これまた昨年と同様 「大八」で花咲カニらーめんを食べる。
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去年は悔し涙でしょっぱく感じたラーメンだったが、今年もやっぱりしょっぱかったw
晩酌のおつまみにまた花咲ガニを一杯買って、花咲港を後にした。
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みたびr142。三度目でもまた違った景色が見えてくるものだ。
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そして3度目にしてなお道を間違え
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Uターンしようとした先の駅にちょっと立ち寄る。
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別当賀駅だ。
子供たちによって書かれたのだろう。
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何とも可愛い駅だ。

またまたまた日本のマン島、北太平洋シーサイドラインを激走。
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こちら側から走るのは初めてだ。
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霧多布手前で道道r123に入り、そのまま真直ぐ別海まで
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R243を走るがどうにも眠い。
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セイコーマートで糖分を補給して、最後のスプリント。
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一昨日泊った摩周を通り過ぎ、霧に包まれたR241で阿寒湖へ下りる。
途中の双湖台とかも晴れた日に走ったら良い景色なんだろうね。

そして今夜の宿は阿寒湖畔温泉の東邦館。
バイクは軒下に止めていいよ〜と暖かく迎えてくれた。
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温泉につかった後は、恒例の花咲ガニを
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スパークリングワインでガツガツいただく。
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いったいいつ帰るのだろう?もうわからなくなってきた。

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