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あの震災から4年が経ち、忘れないと言いつつも記憶が薄れているのは確かだ。
最初は復興支援の名目の元、物見遊山で訪れて、現地の人に逆に勇気付けられ。 その後は復興の様子を見たく、また現地の人とふれあいたくて何度も訪れた。 今は何のために行くのだろう? 相方の仕事もひと段落し、出かける余裕も出てきたようだ。 日曜日に予定していた房総ツーリングをすっぽかして、北に向かうことにした。 そう言えば例年、年末年始で北に行っていたのに、今年は行っていない。 土曜日。 いつもの様に起きて、ゆっくり出発。 圏央道も延びてきたおかげで、首都高を経由しなくても出かける範囲が広がったのはありがたい。 筑波JCTから常磐道に乗り、そのまま北を目指す。 この3月1日から常磐道が全線開通。 できたてホヤホヤの常磐富岡ICから浪江IC間を走れるわけだ。 いつもなら、磐越道にリーンしてしまう「いわきJCT」を直進。 ずっと消えることを願っていた、あの表示 も今は無い。 代わりに、こんな表示が出るようになった。 ほとんどが片側1車線なので、遅い車の後につくと苦痛だが・・・ ここでは皆、この時を噛み締めるようにに走っていると感じた。 帰還困難区域を通過。 道路下の街を見ながら走行できる。 テレビのニュースで見たことのあるような光景。 人けの無い街。 人類の滅びた後の地球はこうなるのだろうか・・・ その引き金を引くのが日本人にならなければよいが・・・ 高速で走り抜けてしまえば僅かな区間であるが、色々と考えさせられる時間である。 原発の再稼動を進めている人間も、そうでない人たちも、一度ここを見てみればよい。 自分や自分の家族がここに住んでいたら。 答えは決まっているハズだ。 愚かな民族ではないはずなのだから。 双葉町付近で放射線量がピークになり、その後下がっていく。 常磐道が仙台東部道路に変わる辺りから、白黒や覆面の車が増えてきた。 「そう言えば天皇陛下が来てるって、昨日のニュースでやっていたよ。」 ネットで天皇陛下のスケジュールを調べると、国連防災世界会議が仙台で開かれており、 その開会式に出席した後、東松島に向かうとなっている。 なんとも便利な、そして平和な国だと思っていると、1台の黒塗りの車を囲うように隊列がやってきた。 それを横目に「山田IC」を降りて、秋保温泉方面へ。 秋保での目的地はここ。 もちろん目当てはこれ。 なぜかホワイトデーのお返しは「おはぎ」だと言うことになり 結局、8個(餡子6・きな粉2)買って、2人で2日で食べたwww 平和で能天気な二人だwww 秋保ヴィレッジで買い物をした後、今度は東北道で「若柳金成IC」まで ここから県道r48 R284へ出て北上大橋を渡る。 この時は変わったデザインの橋だと思って、車中から写真を撮っただけだったが 後で調べてみると、元々あった(旧)北上大橋のデザインを継承した形で作られたらしい。 (画像はweb上から拝借) 今は旧い橋は壊されてしまってないが、一時はツインでかかっていたとか。 (画像はweb上から拝借) わかっていたら、橋の袂の碑も合わせて見てみたかった。 こうやって適当に走った後に、次の旅のテーマ「橋の世代交代」が決まるわけである。 道の駅でまたまた買い物を済ませ、R284で気仙沼へ。 年に何度か三陸に通っているため、東北道から太平洋側に抜ける道は色々走ったが のどかで、のんびり走りたくなる道が多い。 何度来ても良いと思うのは、こんな所に理由があるのかもしれない。 左手の室根山を気にしながら、気仙沼でR45に出て この街の様子もすっかり変わってしまって、今では土砂の採掘場のようだ。 盛土が終わり草が生えれば、緑の綺麗な街になるのかもしれないが 大自然の力の前に、この土山がどれだけ耐えてくれるのか? 県道r38へ入って、広田半島へ向かう。 小さな半島を半時計周りに先端の広田崎まで 遊歩道があるようだが、わかりずらく陽も落ち始めていて寒かったので 先っちょの青松島と椿島の見える所までだけ歩く。 もの凄い数のウミネコが「ニャアにゃあ」と煩いほどに鳴いている。 以前行った日御碕近くの経島(ふみしま)を思い出す。 そしてこの椿島には、陸前椿島灯台がある。 ウミネコの排泄物で灯りが見えなくなったりしないのだろうか?と余計な心配をし 右手には昨年行った唐桑半島の御崎と、 金華山が見える。 左には末崎半島の碁石海岸。 近くに港があったので、下りてみた。 防波堤は部分的に新しくなっている。 港の入り口にも可動式の防波堤でもできるのだろうか? 防波堤から海を眺めたら、先ほどの青松島が見えた。 不思議とウミネコの声は聞こえなかった。 流されてしまった小友駅の横を走って、R45に戻る。 夕闇に包まれた陸前高田はライトアップされたベルトコンベアが異様な光景を見せていた。 今日の宿は気仙沼だ。 再開したシャークミュージアムが迎えてくれた。 |
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2015年03月16日
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