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5月4日
朝 目が覚めると、広大な大地の真ん中にいた。
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走り出してみると、どこまで行っても真直ぐな道が続くばかりだった。
ふと、昨夜ガソリンを入れそびれてしまって、
燃料タンクが予備タンに近いことに気付く。
どうやら現実の世界のようだ。

早朝のため開いているスタンドは無く、そのまま寒風山を目指す。

寒風山は標高355mと決して高くない、むしろ低い山だが
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周囲がほとんど海抜0mのため、その標高以上に眺めは素晴らしく
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展望台では男鹿半島の根元、八郎潟が一望できる。
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早朝のためか、ここまで登ってきているのは我々以外にバイク2台のみだ。
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昨年、立ち寄らなかったことを悔やむと同時に、
そのおかげで今、この瞬間この場所で感動を味わえていることに喜びを覚える。
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大きく広がった草原の中を走る寒風山パノラマラインは、
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ちょうど阿蘇のパノラマラインに似た風景の中を抜ける。
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阿蘇ほどではないが、開放的な草原のワインディングを爽快な気分で快走。
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もちろんオフロード車ならではのスパイスも加えて味わいながら♪
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そのまま「なまはげライン」に向かい
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自衛隊のレーダー基地が気になって、
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道をそれて行く。
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またダムの看板に惹かれて、滝川ダムへ。
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山菜採り?のおじさんが居たので、
ダム下の道が抜けられるかと思って行ってみるが・・・
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なまはげロードに戻って、なまはげの欄干の橋をいくつも渡って
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なまはげ直売所の交差点を曲がり、なまはげ館の横を抜けて
真山神社のなまはげトイレで排水。
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(どれだけナマハゲが好きなんだwww)

なまはげにも飽きてきたので、県道r121へ入って、八望台へ
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ここからは戸賀湾に一ノ目潟、二ノ目潟を一望できる。
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一ノ目潟と二ノ目潟は爆裂火口にできた湖でマールと呼ばれているもの。
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湾になっているものは各地で見たが、日本で湖は男鹿半島のここにしかないという。

この先は日本海へ向ってのダウンヒル。
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男鹿半島でも大好きな道だ。
何だか能登に似たようなシチュエーションだ♪
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その先に見えてくるのは、入道崎灯台。
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モノトーンのXLと白黒灯台。
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昨年も来ていることもあり、今回は登らずに
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一度漁港に下りてから半島の北側のr55を走り、
またまたなまはげラインで寒風山を越え
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今度は寒風山麓農道を回って、
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八郎潟の桜ロード(r298)へ。
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八郎潟を抜けて走るのは、約30年ぶり。
あの頃は道路沿いの樹木もなく、見渡す限り田んぼで、だだっ広っかった記憶がある。
そんな気持ちを呼び戻すために?水路脇の道に入ってr54へ移動しようとする。
この水路脇の道が不思議なもので、舗装路と並行してずっと砂利ダートが続く。
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しかも並行している舗装路には入れないように柵があるし・・・
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まあ練習練習と
そのジャリジャリを延々と走る。
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最後に緩やかに曲がっているのに気付かず、
北の橋を渡らずに右折したものだから
さっきまでの桜ロード(r298)に戻ってしまい不穏な空気が流れる。

そんな嫌な空気をさらに澱ませるように、r15へ入る道を間違えて
八郎潟駅に入ってしまう。
重たくなり過ぎた空気を一掃してくれたのが、
八郎潟のゆるキャラ「ニャンパチ」だった。
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ちょうど駅前の施設のオープニングイベントに来ていたらしい。
「ありがとう!ニャンパチ♪」

気を取り直してr219に戻ってr37へ。
この県道r37がまた想像以上に細くてクネクネ。
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十分に堪能してR285へ出る。
お腹も減ってきたので、道の駅「かみこあに」でランチ。

お腹も満たされて気分も良くなったところでr214を走り、
昨日も走ったR105を横断してr309(くまげらエコーライン)へ。
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しばらく走ると、森吉山ダムが見えてくる。
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見た目新しいこのダムは39年を費やして2011年に完成したロックフィルダムだ。
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天端を通ってから、いつものように広報館も見学。
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ゆっくりして行きたいところだが、今日は海側から低気圧が近づいているらしく
だんだん雲行きが怪しくなってきている。
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どのみちこの先は冬季通行止めだし、ここで戻ることにしよう。
とはならず、行ける所まで行ってみようとwww

若い頃はUターンして戻るのが嫌で、行き止まりの道を走るのは嫌いだったが
今は進行方向が変われば景色も違って見えるし、何よりも道が空いているので
行き止まりの道も捨てたものじゃないな。と思えるようになった。
この道も車は皆無。

自転車の人と、大きな岩の上で寝ている?人を見ただけだった。
途中にある森吉山荘の先でゲート。
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ここが抜けれれば、初日の宿の先に出られる訳なので、どれだけ遠回りしてグルグル走っているのか・・・
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夏に来ることができたら、もっと自由なルートで走れるだろう。
まあその時までのお楽しみとしよう。
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お楽しみと言えば、この森吉山荘も気になる宿だ。
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朝入れたはずのガソリンだが、そろそろ心細くなってきた。
赤XLの燃費はだいたい30km/Lちょい。白XLは37km/L。
赤いのもキャブのOHをすれば燃費が延びるだろうか?
このままだと、220kmを目安に給油しなければならない。
パリダカタンクが欲しくなってくる。
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R285に戻ったところで給油していると、空からポツポツと何か落ちてきた。

まだ雲も高いし、空も明るいから大丈夫だろうと走り出すが
途中から路面を濡らすほどになってくる。
念のため秋田道のガード下でレインウエアを着込むと、その先は雨は上がり路面も乾いていた。
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トランポまで戻り、積み込んだあたりから雨は本降りに・・・

せっかくなので、大潟村干拓博物館で八郎潟のお勉強して
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外に出ると、土砂降りの雨。
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バイク+トランポツーリングのありがたみを感じながらウトウトしていると
雨の中を秋田道、東北道と走ったようで弘前駅前のホテルに。

夜も雨が弘前の街を濡らしているようだった。

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