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朝、露天風呂に行く。
なんと雪がちらついている。 もっとも降水量は0〜1ミリだから、たいした事は無さそうだ。 外は寒いし、あまり早く動きだしても良いことは無いだろう。 昨年のこの週末にギックリ腰で酷い目にあったし・・・ のんびりと朝食をとり、相方はまたお風呂へ。 俺はベッドでウトウト。 さあそろそろ出発するかと、9時過ぎに玄関に出ると あ”〜! 「花壇にある芽をみんな食べちゃうんですよ。」と、宿のおばさん。 玄関の自動ドアが開いたら逃げちゃうかな?と最初は遠慮して見ていたが 宿のおばちゃんはお構い無しに近づいて写真を撮っているし。 目を合わせても逃げる様子も無く。 「ヤギかい!?」 前回は山の斜面を俊敏に歩く姿を見てイメージアップしたカモシカだか・・・ これでまたイメージダウンだ(笑) カモヤギに付き合っていらないので、さよならをして畑薙を目指す。 バックミラーに映る宿のおじさんに雪を投げられて、追い払われている姿は見なかったことに。 降り続く雪と寒さで路面は全面アイスバーンに。 しかし、雪の中のダムはやはり壮大だ。 みんな山に入っているのだろうか? 我々も畑薙大橋くらいまで歩こうかと考えていたが、 井川大橋も凍結している。 接阻峡温泉まで戻るが、まだ雪は降っている。 それならと、関の沢橋梁が見える所まで行ってみよう。 バリバリのアイスバーンの先にその場所はあった。 上手い具合に下り列車がやってきた。 閑蔵駅で列車交換されたのあだろう。 一度乗ると、列車の動きが想像できて楽しい♪ ゆっくりと上り列車を見送り。 俺がトイレから出ると同時に列車は出て行った。 「乗れたのに〜」と相方。 それじゃあ今まで行ったことのない「ひらんだ駅」に行ってみよう。 「ひらんだ」はカヌー場の駅、車を停めて外に出ると相方の姿が見えない。 トイレにでも入っているのかな?と思っていると さっきの列車が追いついて来た。 ふとホームの方を見ると、乗ろうとしているし・・・ 大急ぎでホームに走り、動き出そうとしている列車に二人飛び乗った。 そして長島ダム駅。 前はあの山の上でカモシカに出会った。 あいつは正に野生だった(笑) ダムを眺めた後、一番後ろでラックを見る。 あれ?フリー切符だ♪ これって千頭まで行けるんじゃない? 乗り継ぎのバスもOKになっているし・・・ そういうことだったんだね。 奥泉から先は初体験♪ 川根小山駅は閑蔵駅と同様に列車交換できる曲がった駅。 次は土本駅。 駅の手前のお墓は土本さんだった。 アナウンスによると、ここの集落は土本さんで集まっているらしい。 そういえば接阻峡の長島集落は長嶋さんで締められているとか・・・ また、駅前の道路は10数年前に出来たらしく、それまでの住民の足はこの列車だけだったと。 次回は行っていない駅をチビッコで制覇してみよう。 次が沢間駅。 かつて千頭森林鉄道がここから寸又峡へ延びていたらしい。 ここの駅も次はバイクで来てじっくり見てみよう。 そして川根両国駅。 千頭駅から走ると高架になった道路から見下ろせる駅。 それというのも、ここでは車両整備が行われていて いつでも沢山の列車が見れるからだ。 次はちゃんとバイクを止めて、じっくり見てみよう。 その千頭との間を結ぶ道路の下を列車は走って、最後に踏み切りで道路と交差。 千頭駅に入っていく。 まさか列車で千頭駅に降りる日が来るとはね・・・ 駅には大井川本線を走るSLが停車中だった。 ここに来れば確実に営業運転しているSLが見れるわけだから ありがたい話である。 暖気中の蒸気機関はまるで生き物だ。 時折、弁が開いて一息つく。 ツーリングの後、ガレージに入れたベベルを掃除していると いきなり「フ〜!」と溜息をつくことがある。 圧縮状態で停止した燃焼室の空気が、冷却とともに緩んだバルブのシールの隙間から抜けるのだろうか? たまに聞くことのあるその溜息に、思わず 「お疲れさん♪」と声をかけたものだった。 SLを見ていると、そんな機械とは思えない動作や表情に共通点を見出している。 機械に愛おしさを覚えてしまう部分だ。 我々が次に乗る列車の出発までは小1時間ある。 駅外に食事に出てもいいのだが、せっかくだからSLを眺めながら 久しぶりに駅でソバを食べた。 まてよ、SLがこちらを向いているということは、発車までに転回するということだ。 せっかくだから転回シーンも見ておこう。 まずは電気機関車がやってきて、客車を連結後にSLの横に並ぶ SLは客車を切離した後、バックで電気機関車の車線に移り、そのままバックで転回車線へ移れるポイントまで そして前進で転車台に入り、人力で転回。 転車台は木更津駅にもあり、前述の房総半島をSLで走らせた時に使用していた。 ただ出発駅と到着駅の両方に無いことには機能しないため、房総半島では片道は電気機関車に引かれてバックでの走行だった。 機関士さん、機関助士さん共に誇らしげに運転している。 特に若い機関助士さんはイキイキと働いている。 きっとこの仕事が好きなんだよね。 将来は機関士さんか・・・ 雪舞う中で夢を想像していたら、我々の乗る「南アルプスあぷとライン」の 発車時刻が近づいてきた。 車線を移り、車両に近づくとさっき乗ってきた車両の車掌さんが 行先標示を取り替えていた。 下りの最終列車は接阻峡温泉止まりだ。 さっきなんで接阻峡から乗らなかったんだろうと、悔やまれる。 乗客は我々だけ。 とうとう貸切だ。 客車もよく見るといろいろなタイプがある。 屋根の丸い、窓が分割されているものが古く、昭和37年製。 次に今我々が乗っているタイプは屋根が台形で、窓は1枚で下まで大きいタイプ。 そしてトロッコが平成13年製。 この時期は3車両を回して走っているという。 全部の機関車の写真を撮っているわけではないが 「AKAISHI」、「SUMATA」 「BRIENZ」と、3タイプ全て乗っている。 いよいよ出発。せっかくだから運転席のすぐ後に座る。 機関車が押して走る下り路線だけで味わえる。 この運転席から一番後ろの機関車を遠隔操作している。 乗客がたった二人なのにも関わらず 乗客がいなければやらなくてすむのにね・・・ 赤い橋の所の並走区間を走り アプトいちしろ駅でアプト式電気機関車に連結。 観客は我々二人だけ。もちろん見に行かないわけにはいかない。 出発〜!あれ?運転手さんが代わっている。 長島ダム駅で聞いたら、最初の運転手さんは電気機関車の資格を持っていないらしい。 そういう場合はこの区間だけ交代するそうだ。 そしてここまで来たらあと一区間で「ひらんだ駅」。 2日間楽しませていただいたアプトラインともお別れだ。 運転手さん、車掌さんと挨拶をして、涙なみだのさようなら(笑) 「なんで終点の接阻峡温泉から乗らなかったの?」 「トイレなんか行っているから!」 まあそもそも今日は乗る予定じゃ無かったし。 結局接阻峡温泉まで車で戻って、 106さんお勧めのお風呂で冷えた身体を温める。 風呂から上がると、ちょうど上りの最終列車がやって来た。 さあ、のんびり帰ることにしよう。 長島ダムのアプト区間で、さっきの列車に追いついた。 「いちしろ駅に見に行く?」と相方。 どれだけ好きなん? 千頭駅を過ぎ、渋滞情報を見るためにナビをセットする。 案内は逆方向・・・R362を指示。 いつも無条件で島田金谷まで行っていたが・・・ たしかにR362で山越えして静岡から高速に乗った方が近そうだ。 そう言えば今まで何度か走ろうとしたころはあったが、そのたび通行止だった。 雪は舞っているが、今日は大丈夫だろう。 もうずいぶん前に出来上がっているのに・・・いつになったら通れるのやら。 いつまでも旧道になれない峠道を越える。 と思い出す。それにしても凄い所に住んでいるもんだ。 そう言えば道端に「なんちゃら小学校」の看板があったな… 帰ってから調べると、「峰山小学校」みたい。 凄いロケーションで良い感じの小学校だ♪ 次回は絶対寄ってみよう。 一昨年XLで走った道へ出て、そのまま静岡SAのスマートICで新東名。 東名もたいした渋滞もなくて、10時過ぎには帰宅。 鉄道の旅もなかなかだな〜 次はどこを乗ろう。 やぱり土讃線かなぁ? |
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2018年02月18日
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