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神島を歩いて一周してきた我々。
お腹が空いてきたので、お昼ご飯を食べようと店を探すが見つからない。
さあどうする?

しかたなく宿に戻り、何か食事ができないか聞いてみる。
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幸い先客がいて、何か注文しているようだった。
宿のおばさん
「何か適当に作るから待っといて」
『はい♪』と、我々。

予約の電話をした時から感じていたのだが、とにかく言葉数が少ない。
しつこく聞けばいいのだろうが、それも何だか・・・な我々。
何が出てくるのかドキドキしながら待つ。

もっとも宿の夕食なんてお任せ料理な訳だから、そう思えばなんてことないのだが。
普通に焼鯖と煮魚の定食が出てきて、ひと安心。

お腹いっぱいいただいて、さあ午後はどうするか?
どこかのカフェでのんびり〜といきたいところだが、肝心の店が無い(笑)

瀬戸内なら別の島に渡って・・・となるのだろうが
ここから出たら最後、神島に戻る船は鳥羽からしか出ていない。
そもそもそれがわかっていたから、ここに宿を取ったわけだ。

ゆっくり島の時間を堪能しよう。
そう言えば宿でもらったウォーキングマップに気になる所もあった。
(今さら?)
それじゃあ逆周りでもう1周してみようか♪
午前は時計回り、午後は反時計周りだ。
時間はたっぷりある。

看板も出ていない細い道を登ると、たいがい畑がある。
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結構な急勾配だ。年配の方は辛いだろうに・・・
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ここでは自然と共に生き抜く力をもらえる。

そういえば、「ポリ缶運び」のイベント案内のポスターが港にあった。
集落には車の走れる道が無く、ご高齢の方が多いため
地元の中学生が灯油の入ったポリ缶を背負って各家庭に運ぶのだそうだ。
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この島ならでは心温まるイベントだ。

今は本土から海底ケーブルで供給されている電力も、以前は島の発電所で自給されていたらしい。
その発電所は非常用として残されていた。
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水もまた同様に、今は松阪市の蓮ダムから海底のパイプラインで島の給水タンクまで運ばれている。
3年前に島の横をフェリーで通過した時、灯台と間違えて撮影した白いタンクが給水タンクだったことに今回始めて気がついた。
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島に送水が開始されたのは昭和54年ということだが、それ以前は島にある2つのダムでまかなっていたようだ。
そのダムの1つを見つけることができた。
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白蛇伝説?
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その近くには神島中学校の校門が残されていた。
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以前はここにあったのだろう。

昔、海女さんが油を塗って鏡代わりに使ったという鏡石を探してこの辺を軽く一周歩き。
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島唯一の車道を歩いて、神島小中学校へ。
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新しい校舎は、どう見ても高齢者向けのグループホームに転用可能な造りに見えてしまう。
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ここにも中学校の旧校門・・・
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何度移設されているんだい。

そして立派な体育館。
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今も使われているのだろうか?
あの港からここまで資材を運ぶだけでも大変だったことだろう。

校庭に電子基準点というものがあった。
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GPSで基準点をモニタリングして地殻変動などを監視しているようだ。
日本には1300箇所もあるというが、初めて見つけた。

午前中より雲が少なく、空は青くなってきた。
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午前中、延々と下ってきた道は、延々と上り坂になる。
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下りながら大瀬崎のようだと言った道は、まさに大瀬崎の登りになった。
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そして再び監的哨。
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やっぱり、海も空も青い方が良い。
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三河湾も奥まで見えるようになってきた。
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富士山は・・・無理だな。
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本日2度目の神島灯台。
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白い灯台にはやはり青い空だ。

登り坂では見えなかった景色が下りだと良く見える。
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今度は八代神社の
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長い階段を下る。
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港にはヘリポートの印が・・・
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そう言えばこちら側にもダムがあったハズ。
タンク跡?と思われる道を辿ってみる。
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あったあった♪さきほどのと同じ砂防ダムのようなダム。
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ここは集落の上に位置しているため、水を流しながら利用していた様子が今でも伺いしれる。
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洗濯場跡は残されている。
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洗濯物を踏んで洗っていた場所なのだろうか?
そこの部分だけが凹んでいた。

その先には時計台。
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昔、富山の薬屋さんが島に時計がないということで寄付していったとか・・・
この島に時計は要らなかったのかもしれない。

その横では基礎工事が行われていた。
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ここの集落でも新しい家が点在する。
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狭い通路、そして斜面に寄り添う家。
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クレーンや足場など組めない、建設には特別なテクニックを要するのだろう。

そして、この島の家々にはみんな注連縄が飾られている。
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さすがは、お伊勢さん近くの神の島というだけのことはある。
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ほとんどは「蘇民将来」だ。
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なかには我家と同じ「笑門」もあった♪
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漁師の島だからね「大漁満足」
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そして「千客万来」
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ん?喫茶店あるじゃん!
しかも灯りが点いてるし・・・

入ろうかと思ったが相方曰く、もうビールの時間だそうで
宿に戻ってビールを飲むのだと・・・
島には酒屋はおろか、缶ビールの販売機も無い。
今思えば、ここの喫茶店で飲めば良かったのだが・・・

宿に戻って「かんぱ〜ぃ」
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おっ!指定していないのにラガーだ♪

気を利かせて早目にお風呂の準備もしてくれた。
本日の宿泊客は我々だけ(笑)
当然お風呂も貸切だ♪

陽の傾いた良い時間、
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相方が風呂に入っている間に港に出てみる。
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ふと振り返ると、展望風呂から手を振っているし・・・
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この宿は4階建てで、最上階が展望風呂!
この島でこのサービスは嬉しい限りだ。

海風で冷え切った身体を温めて、夕食の時間。
地元で獲れたであろう魚の料理は、昨年亡くなった父親の料理によく似ていた。

乾燥のためか?風邪を引いたか?夜ものすごく喉が痛くなってきた。
そして風も吹き荒れ始めた。

明日はどうなるのだろう?
行きたくてもなかなか行けない場所というものは誰にでもあるだろう。
我々にとって行き難い場所は、やはりバイクで行けない場所になる。
道が無ければ話にならない。
フェリー航路の無い離島もそうだ。

今回、ずっと気になっていたけど行けずにいた伊勢湾の島に行こうと決めた。
西洋灯台150周年の年だからだろうか?
急に行くことになった。

今年2回目の積雪となった金曜日の夜、路面凍結の恐れもあるので早目に出発。
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新東名の清水PAで2時間ほど仮眠を取って、夜明け前には伊良湖岬に着いていた。
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水平線に雲が無ければ夜明けの伊良湖岬灯台を見に走るのだが
生憎の天気、点灯している灯台を確認するためにゆっくり歩く。
南岸低気圧のためか、とにかく風が強く海も荒れている。
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伊良湖岬灯台の周囲は歩けるようになっているが、波が高くてとても無理。

日本の三海門のひとつである伊良湖水道を挟んだ所に位置する神島の灯台の点灯も確認できた。
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そう、今日の目的地は神島。
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神島に渡るには鳥羽からの市営定期船か伊良湖からの観光船しかない。
今日はここから観光船に乗る予定なのだが・・・
果たしてこの波で大丈夫なのだろうか?
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しかも観光船のHPを見ても、乗場がどこにあるのか書かれていない。
伊良湖港以外は有り得ないので、まあ来ればわかるだろうと思っていた。
フェリー乗場を兼ねている道の駅から周囲を見渡すと、桟橋にそれらしい船が停まっている。
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灯台を見て遊んでいたら、よい時間になったので
桟橋に向かうと、釣竿を持った人達が十数人集まっていた。
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我々以外は全員釣り人、みんな知り合いのようだ(笑)
船長さんに船賃を支払い操縦席の後の席に腰を下ろして
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船の操縦について話をしていると、船長さんが乗り込んで来て第一声。
「別にその席でもいいけど、後の方が揺れないよ。」と・・・
『え?そうなの?』と後を振り返ると、釣りの人達ですでに満席・・・
みんなちゃんとわかっているんだよね。
出航間際に何人か乗って来たけど、みんな操縦席の後で立ち見。
なんだここが特等席だったんじゃん♪
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港から外海に出ると、まあ揺れる揺れる♪
さすがは日本三海門だ。
船酔いするからあまり小さな船は乗らないようにしていたが・・・
人生最大の揺れを体感できた(笑)
ライフジャケットも着てないし、転覆したら・・・と周りを見ると
我々以外は全員釣客、そして全員自前のライフジャケットを着ているし・・・
わずか15分間の船旅は酔う暇も無く、無事に神島に到着した。
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まずは今夜お世話になる宿に荷物を預けてしまおう。
島で一番大きな民宿だ。と言っても2軒しかなく、もう1軒はやっているのかわからない状態だった。
一番大きいだけあって、海からもよく見えたのだが、いざ行こうとなるとなかなかたどり着けない。
道らしい道が無いのだ(笑)
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民家の軒下、迷路のような路地を抜けて、やっと玄関に着いた。
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荷物を置かせてもらってトイレも借りる。
後でわかったことだが、島の公衆トイレは港に一箇所あるだけだった・・・
さあどこから回ろうか?
ノープランな我々は、とりあえず宿の前の階段を登り始める。
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この神島の集落は、港周辺の僅かな斜面に固まって建っている。
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なんでまたここに?と思うのだが・・・
狭小な土地に2階、3階、4階建ての家が軒を連ねている。
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庭というものはほとんどの家で存在していない。
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家と家の間の狭い路地、そしてコンクリート製の階段が人の移動する道なのだ。
時には家の外付けのコンクリート製の階段までも・・・
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まるで端島(軍艦島)の集団住宅のようだ。
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手前の家の屋根伝いのような道を歩いて行くと保育園があった。
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そのまま歩くと八代神社。
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神島と言うだけあって、神様の支配する島と信じられているようで
立派な神社だ。
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それにしても寄付者奉名板の名前に小久保さんが多いなぁ。
そして、ここも階段・・・
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降りたら登ってこないといけないので、そのまま神社横を登る道で
島の北側の道へ
ここを登ると、先ほどの伊良湖水道越しに伊良湖岬灯台が見える。
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さらに登ると・・・
神島灯台が見えて来る。
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やっとここに来る事ができた。
思い起こせば3年前の正月にフェリーから眺め、いつかは・・・
と思い続けたものだった。
風雨にさらされた看板がまた良い味を醸し出している。
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退息所は撤去されたようだが、別の小屋があり、灯台下のスペースも展示に使われているような感じだ。
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ここでお湯を沸かして珈琲を入れ、
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伊良湖のコンビニで買った
東海限定の小豆フレンチトーストでおやつ。
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名古屋港や四日市港の入口になっているだけあって船の往来が激しい。
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そんな船の動きを眺めて、のんびりと島の時間を楽しむ。
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横では鷲よりも少し小ぶりな鳥が縄張り争いだろうか?
強烈な急降下と鳴き声で戦っている。
隣に説明書きの看板があった。
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きっと「サシバ」だったのだろう。

ここだけで1日のんびりしちゃいそうなので、先に進むことにする。
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苔生した階段を登って行くと、さらに登る何の表示も無い階段の道があったので
そちらを登ってみる。
おそらく灯明山の山頂なんだろう。
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眺望は全くなく、レーダー?塔だけが立っていた。

がっかりして下りて、先に進む。
いつしか階段の道は丸太の遊歩道になっていた。
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その下り坂で事件発生!
腐った丸太が崩れて、そのまま尻餅と共に滑り・・・
下まで行かなくて良かった(汗)

下った先に監的哨跡があった。
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監的哨は戦時中に伊良湖から発射された大砲の着弾点を確認するために建てられたらしい。
フィードバック制御のセンサーみたいな役割か?
観光用に少し手直しされているようだが、中には扉の壊れたトイレも残っており
獣の匂いに包まれていた。
そして壁にはいたるところにカタツムリが・・・
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こいつらは自らの殻を成長させるために、濡れたコンクリートから滲み出す炭酸カルシウムを食べているらしい。
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いつの日か、この監的哨もカタツムリに食べつくされてしまうのだろうか(笑)

ここからの眺望も素晴らしく、その窓枠からは・・・
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はみ出して立てられているこの棒が目標を定める何かだったのだろうか?
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そしてこの場所は映画「潮騒」のクライマックスシーンに使われていたようだ。
帰ってから復習しなくては・・・

ここからはまた下り坂。転ばないように気をつけて進む。
先には弁天岬が見えてきた。
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この光景は福江島で見た大瀬崎灯台への道に似ている。
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あの先にも灯台があればなあと、思ってしまう。
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そんな事を考えていると、さっきから建築現場のような音が響いている。
素敵な丸太の垣根の向こう側で、
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神島小・中学校の校舎が解体されているようだ。
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つい船越小学校のことを思い出してしまった。
少し高台に新しい校舎ができていた。
老朽化のためだろうか?津波対策だろうか?
生徒は今何人いるのだろうか?
いずれにしてもあれだけの校舎は必要ないのだろう。

その横にはカルスト地形が見られる。
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山で見るカルストは神秘的だが、海岸のカルストは海の青とのコントラストが美しい。
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しばらく波の音を聞きながら、ゆっくりと時間の流れを感じる。
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さあ次に進もうと思ったら、工事の音が聞こえ始めた。
ちょうど午前のお茶の時間だったようだ。
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背丈ほどの木立の防風林?の中を歩くと、いろいろな鳥が飛び立っていく。
神島は渡り鳥も多く、バードウオッチングでも有名らしい。
グンカンドリも見られるとか・・・
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島の西側に抜けると、浜には大きな岩が横たわっている。
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高圧線だろうか?
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この三角マークは何の記しだろうか?
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山側にあらわになった地層は、チバニアンよりも凄そうに見えるが・・・
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さらに歩くと、海沿いの道は行き止まり。

地元のご夫婦が作業をしている畑の中を歩く。
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しかし、港の集落から離れたあんな場所になんで学校を建てたのだろう?
今時だから、車で送迎しているのだろうか?

そう言えば、島で車の走れる道は、港から小学校の1本道だけだ・・・
その道を歩くと、最初の集落に戻る。
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これでだいたい島が一周できた。
のんびり歩いて3時間といったところだろうか。
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そろそろお腹が減ってきたので、何か食べれる所は?
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と探すが無い・・・
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お店?のような家も閉まっている。
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途中の喫茶店のようなところも閉まっていたし・・・
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港の施設も・・・
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あるのはジュースの自動販売機4台だけ・・・
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さあどうする?
長くなったので、後編に続きます。

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