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前線の影響だろうか、天候が安定しない日が続く。
今日から3日間だけ羽幌沿海フェリーが増便されており、焼尻〜天売が一日で周れる。 我々には利尻や礼文より合っているのかもしれない。 そんな事を思いながら、R239で羽幌へ。
あの時、おっさんと別れた交差点だ。
フェリーより高速船の方が35分早く焼尻島に着く。
ただ2便以降の高速船は天候状況により運航検討中のようだ。
食べたばかりだったことも悪かったのだろう。 焼尻島に着く頃には、胃の中は空っぽになっていた。 フラフラと島に上陸。こんな身体で歩けるのだろうか?
小さな島だし、歩いた方がより楽しめると思ったからだ。 まずは反時計周りで海沿いを・・・ と、歩き出す。
記念碑の所までで疲れてしまって、ちょっと休憩。
厳島神社をお参りしてから、オンコ自然林へ。 不思議な形をしたイチイ(現地ではオンコと呼ぶらしい)の木を 一本一本眺めながら歩くと、急に道が開けてくる。
右側は牧草地。
そして両側ともなだらかに海に向かって弧を描いて落ちていく。
ここをチビッコで走り抜けるのも気持ち良いだろうが
やっぱりこの島は人の力でゆっくり楽しみたい。
並んでいた電信柱も、右手の港に消えていき、より空が広く感じるようになる。
島の端の鷹ノ巣園地には、ガイド付き観光バスと自転車の人々が居た。
でも、みんな足早に去って行く。
ここが一番の見所じゃないのかな?
背負ってきた水とコンロでお湯を沸かし、ゆっくりと珈琲とおやつを楽しむとしよう。
天売島へ向かうあの坂道を自転車で下ったら気持ち良いだろうな。
ここからは島の南側を延々と下りながら歩く。
島の道はどこも格別だ。
晴れていれば海も綺麗なブルーなのだろう。
丘の上に白い灯台が見えて来た。丘を登ると浄水施設?
ここで迷っていても仕方ないので、下の道から灯台を眺めながら海岸線を周る。
帰りのフェリーで寄った頃に始まるのかな?
と、ポスターのモデルになったおじさんを見つけて大騒ぎ♪
そうこうしたら天売島行きのフェリーがやって来た。
(もう高速船には乗らないぞ!)
なるべく揺れない船底に近い部屋でウトウトしていると、
30分弱で天売島に到着。
空模様も怪しいし・・・ まずは灯台♪と思って右方向に行くが、残念ながら登れそうにない。
とりあえず珍しい色のゴメ岩灯標を見てから、時計回りに島の外周を歩く。
少し歩くと大粒の雨がザーとやって来た。
地元のおじさんから中に入って休んで、ついでに晴れるように拝んで行きな。 と言われ、お言葉に甘えて上がって休んでいると。
雨も止んで来た。
焼尻のオンコの森の代わりに、こちらは野鳥の森があったので
再び海岸線の道へ下りて、島の外周を歩き始める。
延々と登りが続くなか、いきなり道路が鳥の糞で真っ白になっている場所がある。
ウミネコの群棲地のようだ。確かにウミネコの雛がウロウロしている。
そして「マムシ注意」の看板。
相方はマムシを見たことが無いらしく、びくびくしながら先に進む。 赤岩灯台が見え始めてくる頃、道端に鳥の死骸が目立つようになる。
そしてウトウの巣穴が無数に広がる。
そうそう、巣穴の周りにはネズミも多く見られた。 鳥の巣、卵、死骸、ネズミ、マムシとシュールな映像が続く場所だ。 そう言えば、この島は野良猫を厳しく管理している。 だからネズミが多いのか? 巣穴の上に設けられた歩道を歩き、灯台横を通って
ココ、ヒナのいる時期に来たらどういう事になるのだろう? しばし自分の今いる位置を認識しつつ、海を眺める。
ここから島の中腹、千鳥が浦園地までも登りだ。
千鳥が浦園地に着くと、横殴りの大粒の雨が降ってきた。 雨宿りできそうな屋根は無いが、ちょうど園地の看板が風避けとなり、なんとか雨をしのぐことが出来た。 通り雨が過ぎた後、観音崎展望台まで出て崖に続く海鳥の群棲地を遠くから眺める。
もっとも我々は野鳥の知識も持ち合わせていないし、
タッキーのお兄さんと来たら、全部説明してくれるんだろうね。
なんて話しながら歩く。
ここで、最初に行きそびれた天売灯台が見えて来る。
重たくなった足にはずいぶんな距離だ。
砂利道を歩き、近づいて行くと何だか足場が組まれている。
改修工事の最中だったようだ。
外壁の塗装はすでに終わっているようでピカピカだ。
ペットボトルのお茶とお菓子だけで済ませて、フェリー乗場へ向かう。
高台からフェリーが港へ入港してくるのが見えた。
次に来る時は綺麗な天売灯台が見れるかな?
帰りの便は焼尻島経由だ。
ちょうど祭りが始まった所だった。相方は一時下船して生ビールを買うつもりだったようだが、そんな余裕は無かった。 先ほど見たポスターのモデルとなったおじさんがフェリー業務を終えて
お祭りモードに変わって行く一部始終を船上から見届け
「さようなら〜♪焼尻へまた来てね〜♪」のアナウンスを聞きながら 焼尻島を後にした。
羽幌温泉で疲労した足をほぐし、一瞬で意識を失った。
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2018年08月29日
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