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今夜の便で利尻に渡る予定だったが、明日からは北海道全域で天候が悪い予報。
今日もこの道北エリアだけは辛うじて晴れているが、他は全部雨模様だ。
悔しいけど、利尻はまた次回にするか・・・
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出来るだけ天気の良い方にと、R232を北上する。
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早朝は空いてていいなあと、海から登る虹を見ていると
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相方が悲鳴を上げる。
「ク、クマー!!!」
そこそこ大きな真っ黒な熊が我々の車の目の前を横切っていた。
海側から山側へ歩いて渡り、山側の斜面を半分くらい登ったところで
こちらを向いて止まった。

相方も車を止めて、熊を見つめている。
2人(1人と1頭?)で眼の飛ばしあいだ(笑)
熊(ヒグマ)が先に目をそらし、斜面の頂上まで登り
再び眼の飛ばし合い(笑)
ほんのわずかな時間がずいぶんと長く感じる。
その後、ゆっくりとヒグマは山側に姿を消した。

「勝った?」二人で目を合わせた。
「熊だったよね?」
「とうとう出会ったね。」
「思ったより顔が丸かった。」
「毛が真っ黒で艶々〜」とか、しばらく興奮状態。
まあ、こちらは車の中だから落ち着いて見てられたわけで・・・
これが山の中を歩いていた時だと思うと、ぞっとする。
しかし、初山別のしかも国道で会えるとは・・・
もっとも三毛別羆事件も苫前だから、いても当たり前なのかも。
今回の旅の一番の収穫?ですっかり満足した二人。

さっきまでの悔しい気持ちも吹っ飛んでしまった。
熊事件も落ち着き、朝ご飯もまだだったのに気づく。
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遠別を過ぎたところで道をそれ、海沿いでモーニング珈琲を入れる。
海の向こうには利尻山がハッキリと見える。
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今日渡れば・・・と、余計なことを考えてしまう。
ここからしばらく海岸線の道を走る。
オントルイ手前にもずいぶん風力発電が増えたものだ。
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手塩からはいつものように道道r106へ。
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オントルイもさんざん寄っているので、走り抜けるだけ。
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贅沢なものだ。
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利尻山も下から雲が出てきて、まるで宙に浮かんでいるようだ。
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抜海の街を走り抜ける。
開いているお店もめっきり少なくなった。
ここを抜けると北海道に来たという実感が湧くから不思議だ。

r106をそのまま走り、南稚内駅横から稚内へ。
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今後のこともあるので、利尻島へ向かうフェリー乗場を視察。
まるで空港のような立派な作りだ。
隣は稚内港国際旅客ターミナル。
いつかはサハリン。
行くと決めなければ、なかなか行けないね。

とりあえず、いつもの猿払まで行こう。
遅くなったら、あそこでキャンプでも良いし。
R238から道道r121で内陸を走る。
道北の内陸部はどこも気持ち良い道だ。

沼川からr138で、オホーツク海に出る。再びR238で猿払へ。
今日はここからライダースタートだ。
まずはおっさんと走れなかったエサヌカ線。
今は案内表示も親切に出ているので迷うことはない。
ここから、いくつかのクランクを経て延々と直線路が続く。
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最初のクランクで左へ行くと、海沿いのダートコースだ。
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砂もさほど深くないので、小径タイヤのチビッコでも安心して走れる。
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日本の端っこのダートだけど、なんだか荒川の土手を走っているのと変らないような・・・
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かなりの距離を走って泥だらけになり、
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水溜りを突っ切って走ってパンツもビショビショ♪
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そして、エサヌカ線の終点に出る(笑)
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結局エサヌカはちょっとしか走らなかった・・・
ちょうどダートから出た時に、2台のオフロードバイクが元気良くダートコースに突っ込んで行った。
そうじゃなきゃっ♪やっぱりここに来たら大地を感じないとね。

R275からr84へ。
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そしてr710でクローバーの丘へ。
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そのまま下ってR238に。
とりあえず猿払に戻って、軽く食事。
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第二部はR238を北上し、いつもの道道r1077に入る。
PASOやベベルだとあっと言う間の行程も、チビッコだと大移動だ(笑)
r889で宗谷丘陵へ。
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丘陵というだけあってアップダウンを繰り返す。
下りは良いが、登りになると高回転まで回らない。
スロットルについて来ないのは、燃料が足りていない感じだ。
一昨日フィルターを取り外したから、タンクのゴミが流路を塞いでいるのか?
そもそもドレン用の細いチューブでは流量が足りていないのか?

考えても仕方ないので、流量に合わせたスロットル開度で相方を追う。
相方は気持ちよく走れているようで、あっという間に視界から消える。

後ろを気にして、つまらない時間を過ごされるよりは、よっぽど良い。
なにせここは、宗谷丘陵なのだから♪
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せっかくチビッコなので、脇道にそれて白い貝殻の道を走ってみる。
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ここはやっぱり陽が差していて、青い空と青い海が似合う。
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まあ、そんな贅沢も言ってられない。

最後まで走って、郵便局脇を抜けて宗谷湾側のR238へ。
北に向かってリーンして、再びr889で宗谷丘陵へ。
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その昔、PASOで入らせていただいた牧草地を横目に、
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宗谷灯台へ。
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何度も北海道に来ているし、宗谷岬にも何度も寄っている。
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しかし宗谷灯台に立ち寄るのは。実は初めてなのだ。
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向かいのラーメン屋には行列が出来ている。
でもこの灯台に立ち寄る人は誰もいない。

ふと海岸に目をやると、最北の碑の前にも行列が・・・
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どうやら写真を撮る人の順番待ちで並んでいるようだ。
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ここまで来て・・・
いや、ここまで来てるからなのか?
もう止まる気もしなくなってスルー。

最北の碑のさらに奥の海に入って昆布を採って食べていた、
あのおっさんと相方のインパクトを考えると、余計な想い出を上書きしたくない。

何だかエンジンの吹けもだんだん悪くなってきたし、大人しく戻ることに・・・
相方のスリップに入って車速を上げたりしていたら、いつの間にか2台でバトル?
下りはスピードが乗るので、ついつい全開♪

燃料の供給が追いつかない状況で、ピストンに穴が開いたりしなければ良いが・・・
と、思っているそばからプスプス・・・
リザーブに切り替えると、息を吹き返した。

そしてまた全開♪
するとまた、プスプス・・・
今度は何度キックしても駄目・・・

猿払まで10キロくらいなので、ジタバタしているくらいならトランポを取りに行った方が早い。
相方のXE(グリ)で猿払まで行って、トランポで戻ることにしよう。

「押して歩いているね。」と、相方。
『へたに押して歩いていると、みんな心配して止まるから・・・』と俺。
トランポにXEを積んで戻り始めると・・・
『えっ?』とずいぶん近い所で相方が押して歩いていた。

『ここまで押したの?』と俺。
「キックしたらエンジンがかかったから少し走ったら、また止まった」
「それを2回繰り返したら、ここまで来た」と・・・
「みんな心配して声をかけてくれるんだよ。予備ガソリンありますよ〜とか・・・」
「中には引き返して、声をかけてくれる人もいてさ〜」
「ソロの人が止まってくれる確立高いよね〜」
『貴女の女子力もまだ捨てたものじゃないね(笑)』と俺。
「見た目じゃ女子ってわからないでしょっ!」
なんて話しながら、廃業した牧場の入口のスペースでバイクを積んだ。

猿払でキャンプ?とも考えたが、空模様も怪しいし、今のうちに移動しておこう。
結局バイクではさわり部分しか走らなかったエサヌカ線を、四輪で全線走り
浜頓別からR275で内陸へ。

F104を展示してある寿公園前を走って
R40で美深まで走り、R275で
結局またまたセイワ温泉へ。

早目に着いたので、幌加内蕎麦もいただいた。
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明日からしばらくは北海道全域で雨の予報。
晴れ間が見られるのは、最終日だけかもしれない・・・

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