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3年ぶりにH2マッハ750をお預かりした。
ちょうど4年前の今頃、一生懸命組み立てていたマシンだ。 納車後1年くらいは、キャブやらCDIやらのトラブルもあったが その後は不具合も無く走っていたようだ。 その間にオーナーの手によって、ダブルディスクに。 そしてリアサスはオーリンズにグレードアップ。 せっかく綺麗に仕上げても、あっと言う間に錆だらけにしてしまうオーナーも居れば こうして4年経ってもピカピカで乗っていただけるオーナーも居る。 どちらが嬉しいかは言うまでもない。 少し時間があったので、さっそく現状把握のために試乗してみる。 同時にオーバーフローなどの不具合が無いことを確認。 右側のステップを折畳み、 右手の親指でスターターレバーを押し下げたまま ゆっくりとキックを踏み降ろす。 W1やベベルとは全く異なる2ストロークトリプルの踏み応えを感じとる。 シリンダ内に異常が無いこと確認し、空キックを3回。 クランクケースに混合ガスを吸い込ませた所で イグニッションスイッチを入れて、キック! 冷え切った空気の中、久しぶりのH2サウンドが響き渡る。 71mmボアのピストンが3つ、63mmで上下運動を繰り返し 1回転で748ccの排気量だ。 (正確には1mmオーバーサイズなので770ccとなる。) すぐに1500rpmでアイドリングを始める。 エンジンのコンディションは良さそうだ。 冬用の身支度を整えるまでの間も安定している。 メインスタンドに軽く足を添えて車体を降ろす。 リアサスペンションが変更されているが、もう少し全長を短くするか メインスタンドを延長した方が良さそうだ。 サイドスタンドも同様だ。 重めのクラッチを握り、ボトムニュートラルのシフトペダルをかき上げる。 KHの物を流用したクラッチレリーズもまだ大丈夫そうだ。 ゆっくりクラッチをミートさせ、低い回転数でもスルスルと動き出すあたりは 750ccの排気量の成せる業だ。 冷たい空気の層を避けるようにゆっくりと車体を前に進める。 握り代の増えたブレーキレバーを優しく握ると、ステムのガタを感じた後 ハンドルバーに僅かな振動とブレーキレバーにキックバックが伝わってくる。 ディスクプレートの交換で収まってくれればよいが・・・ いずれにしても、ディスク、パッド、キャリパと全て確認が必要だ。 走りながらタイヤを見ると、左右の振れが大きい。 スポークの初期の緩みを取った時に振れが出てしまったのだろうか。 リアホイールと合わせて調整しよう。 前に預かった時に確認して、増し締めしておけば良かったと、ちょっと反省。 少し多めにスロットルを捻ってみる。 空冷フィンの共振音と共にフロントが持ち上がる。 やっぱり2サイクルはこうじゃないとね♪ 少し走っては停めて車体の確認を繰り返し。 急いでリザーブに切替えて、事無きを得たが燃費の改善は永遠のテーマだな(笑) |
黒金成功商会
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久しぶりにイーハトーヴ。
クロームメッキ品が出来上がってきた。 クラックが入っていたというキックアームホルダは溶接で修理。 でも、セレーションは修正してやらないと納まらなそうな予感。 |
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ドリブンスプロケットはリプロ品を使用する。
リアホイールの左スペーサは純正品が出た。 右側は再メッキ品。 ブレーキロッドとそれを引くスプリングは再メッキ。 万年さんも言っていたが、トライアル競技が前提の設計のためだろう。 これでリア周りが形になった。 |
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ブッシュ類を交換しグリスアップ。
両端のオイルシールも交換する。 シール類がいまだに新品で取れるのはありがたい。 絞りの入ったワッシャとM6ボルトによるものだ。 以前組んだXL250Sもそうだったが、この方が軽量になるのだろう。 |
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ユニクロメッキが仕上がってきた。
さっそくブレーキ周りから組み立てを始める。 まあ代替品が流通しているからなのだろうが・・・ フロントはスピードメータギヤを内蔵しているので、 古いグリスを新しい物に入れ替えてから 内側のオイルシールも交換。 ブレーキカムシャフトの溝にブレーキグリス塗りこんで シューを装着する。 ブレーキカムシャフトのフエルトは必ず交換。 インジケータとアームを取り付けて完成。 同様にリアも完成。 ブレーキペダルとミドルアームの噛み合いを確認。 問題無くて、一安心。 |



