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すぎこしの祭り、無事に終わりました。 忙しかったので結局写真を撮ったのはセレモニー用の皿だけでした。 セレモニー用の皿には、春の訪れを象徴するパセリ、エジプト支配の苦しさを象徴する苦いレタスとホースラディッシュ、神の力を象徴する羊の骨、嘆きの象徴の焼き卵、奴隷時代に作っていた漆喰を象徴するハロセットと呼ばれる胡桃とりんごのペーストが置かれています。 そのほかに涙の象徴の塩水があって、セレモニーではパセリを塩水に漬けて食します。 この一週間は出エジプトの時に時間がなく、発酵させたパンを用意することが出来なかったことから、パンやケーキなど、イーストやベーキングパウダーを使ったものは食べませんので、代わりにマッツァという「襖クラッカー」を食べます。 これらの食材はセレモニー用でディナーにはタブレというパセリのたくさん入った 地中海系のサラダ、マッツァで作った団子の入ったスープ、焼きナスで作るペーストのババガヌーシュ等々、地中海、アラブ系の食事を出しました。 参加者は12人プラス子供二人。半分はユダヤ教徒ではないので支離滅裂だったけれど・・・ 私の作った料理を食べながら“ばぁちゃんの味〜”というフトドキモノがいて、(本人は美味い、とほめたつもりだろうけれど)密かに場違いな殺気を覚えた私でした・・・
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異文化なこと
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明日はユダヤ教の大切なお祭り、「すぎこしの祭り」です。 うちも明日友人たちとそのお祭りを行います。 キリスト教系の学校にいった人たちは多分旧約聖書に出てくる十戒や、モーゼを知っていると思います。 「すぎこしの祭り」はそれに関わるお祭りです。 普段は全く宗教色ゼロのうちでもこのお祭りは祝います。 日本でもありますよね、普段宗教は関係ないのにお宮参りとか七五三はする人が多いでしょう? そういう感じです。 ただでさえ敬虔じゃなくて、独り者の男が多い仲間うち、祭り用の食べ物を用意できる人がいない!! でユダヤ教徒でもない私が一番知っていると言うことで(どーいうメンバーよ?!) 私が食べ物を用意することになりました。 この写真のような美しいテーブルは無理。 もともと中東で使われてた材料をここで探すのも結構大変!! 明日は写真を撮れたらアップします。メニューも紹介しますね。 =ここからは「すぎこしの祭り」についてです。興味のない人はスキップしてください。= 紀元前13世紀ごろ、まだファラオが仕切っていたエジプトでカナン人(ユダヤ教徒)たちは奴隷として働いていました。当時の王妃に拾われ養子として育てられていたカナン人のモーゼは紆余曲折の末、カナン人を率いてエジプトを出て40年かけて約束の地、イスラエルに民を戻します。その途中にシナイ山で神から受けるのが神と民の契約である十戒です。その苦しい自由への道のりを思い出し、神に感謝するのが「すぎこしの祭り」です。 ただ、ファラオと交渉してもそう簡単に奴隷を手放すファラオではありません。そこで神はユダヤの民を解放することは神の意思であり、それを証明するために10の災いをエジプトにもたらす、と言います。そのうちの一つに疫病が発生し人と言わず、家畜と言わず、全ての初子が命をおとす、というものがありました。神はモーゼにユダヤ教徒には羊の初子を生贄にし、その血をドアとドア枠に塗るようにいいなさい、そうすればその家を災いは通りすぎてゆく、つまり過ぎ越してゆく、といったので「すぎこしの祭り」と呼ばれるようになったそうです。英語ではPassoverなので同じです。本当の名前はヘブライ語のペッサ(Pesah)です。 近代のユダヤ教で生贄はありません!明日も血なまぐさいことはありませんので安心してね。 さらに興味のある人にはプリンス・オブ・エジプトっていうアニメ映画もあります。
英語版の声はヴァル・キルマーやサンドラ・ブロックやレイフ・ファインズですよ〜 |
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