黒猫のポン

ひょんなことから、我が家の一員となった子猫ポンちゃんのダイアリー。

序〜出会い

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新しい家族

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我が家は妻と2人暮しで、子供がいないこともあったのでしょう、
ことあるたびに妻は猫が飼いたいと言っていました。
どちらかと言えば犬派の僕に、妻は前に一度飼ったことのある経験から
いかに猫がかわいいかをとつとつと語ります。
しかし賃貸の住居は契約書にしっかりと「ペット禁止」文面があり
僕はいつか引っ越したら飼おうよ、とその場をやり過ごしていたんです。

6月のある日、近所に住む両親のところへ寄った帰りに母が妻に言いました。

「迷い猫が来たんだけど、うちでは家の中に入れられないからもらってくれない?」

なんでも、1ヶ月前に迷い猫がやって来て、離れなくなってしまいました。
このままでは死んでしまうかもしれないと思い、ミルクをあげたりと世話を始めたのです。
僕の父は気管が弱く、動物の毛に反応してしまうため家の中で買うことが出来ず
しかたなく迷い猫は勝手口の脇に住むようになりました。

妻は母からの思わぬ言葉に眼が輝きました。
何せ、飼いたくて仕方が無かった念願の猫なんですから。

父が外に出て呼ぶと、ビールケースの済みにチョコンと彼女はいました。
生まれて2ヶ月くらいでしょうか、手のひらにのせて持ち上げることが出来るくらいの子猫です。

「かわいい〜!」

子猫を抱き上げた妻の顔は、こぼれ落ちそうな笑顔でいっぱいです。
僕もまんざらでもありません。
ちっちゃな体で「おどおど」とした佇まいがなんとも可愛らしくてたまりません。

これがポンとの出会いでした。

そのままポンは我が家に連れて来られるのですが、
僕の両親のもとで1ヶ月位暮らしたにもかかわらず
新しい家に何の抵抗も無く溶け込みました。
暴れることも無く、泣くことも無く、初めて会ったときのように新しい部屋でチョコンとたたずんでいます。

のちにはにゃ〜にゃ〜とよく鳴き甘えるようになるのですが
このときは迷い猫の境遇を気にしてか、子供ながらに僕たちに気を使っていたのかもしれません。

ちなみに、僕の自宅は先に書いたようにペット禁止です。
それで住居付テナントとして借りている僕の店の2階にポンは住むことになりました。
自宅から徒歩3分の立地になるので、夜ポンを寝かしつけて自宅に帰る生活を想定していました。

しかし、そうはいかなかったのです。
妻と2人で夜自宅に帰ってもポンのことが気になって仕方がありません。

「今日は店に泊まろうか?」

結局、夜遅くに店に戻ることになります。
2階に上がり

「ポーンちゃん」

名前を呼ぶとポンはとても喜んで甘えてきます。
そんなことを数回繰り返しているうちに、いつしか自宅には毎朝新聞を取りに戻るだけになってしまいました。

こうして店の2階の狭苦しい2Kの間で僕たちの新しい生活が始まりました…。

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