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偽善エコロジー

 「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」の著書・武田邦彦教授「偽善エコロジー」を紹介します。

 何かと極端な意見が多く、反対意見も多い著者の「エコロジー論」ですが、マスコミが無責任に飛びついて話題にする「環境ネタ」を論破する姿勢は好きです。特にリサイクル不要論や今の温暖化最重要環境問題であることを間違いとする論調は正しい面も数多くあると思います。

 しかしこの本の中の「割り箸論」について

 私は「マイ箸」を持ち歩く人は好きではありません。弁当持参の時は箸は持ち歩きますが、外食の時に箸を持ち歩くのは、「私は木材資源を無駄にしてませんよ!」というパフォーマンス+自己満足に過ぎないと思うからです。単純に考えても、箸を持ち歩いて他人が作ったものを食べるのは、ちょっといやらしい感じがします。

 その点から、端材を用いる割り箸が木材資源の有効利用に”過去は”役立っており、市場原理の適用によりそのシステムが崩壊して、主に中国から木材ごと箸を買うようになった…

 と説明する本書の説明は痛快ですらあります。

 しかし、木材の端材のことを「ベニア」と表現するのは大間違いで、ベニアは合板を構成する「単板」の事です。

 「あーこの人は何も分かってないな〜」
信用が根底からなくなってしまいますね。もっとちゃんと調べてから書いて欲しいものです。
 せっかくの鋭い環境論の信憑性もうせてしまいます。

閉じる コメント(3)

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一昔前、割り箸論議が盛り上がって、熱狂的なおばさん達がいたことを思い出します。今流行のグリーンエネルギーも同じような感じです。

2008/11/28(金) 午後 0:54 [ ナツキ22 ]

こんにちは。まったけと申します。武田邦彦工学博士に関する記事を投稿しましたところ、「こんな記事もあります。みんながどういう記事を書いているか見てみよう!」で紹介されましたのでトラックバックをさせていただきました。
割り箸についての武田博士の説明にはレトリックがあります。中国や東南アジアの木材を輸入するほうが、間伐材を使用するより高くなったので割り箸に輸入材を使用するようになったのです。この点について多くの林学者が反発しています。
また、割り箸には大量の漂白剤を使用します。塗り箸を利用するより、割り箸を使用するほうが不衛生ではないかとも言われています。
武田博士は化学メーカー出身なので漂白剤の需要が高くなれば都合がよいのかもわかりません。

2008/12/26(金) 午後 0:50 まったけ館長

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マスコミを批判する一方で、ご自分も盛大に間違っておられるのが武田氏の本の特徴ですね。分かってて間違えている部分も多々ありますので、「ウソばかり流すマスコミ」と同じタイプの方なのでしょう。

2009/1/29(木) 午後 2:42 [ 綾波シンジ ]

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