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以前記事にした守人シリーズは、文庫版ではまだ全巻刊行されていないので、首長竜状態です。獣の奏者も文庫版では、後半が未刊行です。そこで、完結している(といっても全1巻ですが)『狐笛のかなた』を遅まきながら読みました。「今、読みたい新潮文庫第8位」のオビが付いてました。
以前から存在は知っていましたが、本屋でちらっと読んだときにはビビッと来なかったので、古本屋で見つけたら、と思っていました。ところが、タイトルにかかわらず、上橋菜穂子の古本はまずありません。文庫化されてからそれほど年月がたっていないこともあるのでしょうが、手放す方が少ないと思いたいですね。
で、以前の記事の時に訪問いただいたまりさんが、読み出したら止まらなくなった、と記事に書かれていましたので、購入しました。
止まらないです。はい。次の日に仕事が休みなのをいいことに、新聞配達が来る頃まで読んでしまいました。引き込まれます。
この作者の特徴として、舞台の設定に入り込みやすいことがあると思います。平易な言い回し、舞台となる世界の巧みな描写、聞き慣れない語句にしても、何となく意味がわかるんですねぇ。
狐笛のかなたも、のっけから『あわい』なんて言葉が出てきますが、読み進むうちにぴったりの言葉だと思えてきます。『間』と『淡』。どちらもあわいと読みます。この両方の言葉の意味が込められていると思います。このような語句の使い方、私は好きです。古い読みには、想いのこもった意味があると思います。そのような語句に出会うのも、読書の楽しみの一つです。
『あわい』・・・この言葉だけで、心が穏やかになれる気がします。
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ロード・オブ・ザ・リングです。長編3部作の映画になりましたね。 |
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ジャンルで括ると、児童文学になるそうです。NHKのアニメにもなりましたのでご存知の方も多いでしょう。 |
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