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国内最大級の食品リサイクル工場の社長らが、汚水排出容疑で逮捕されたのである 
 排水基準を超える汚水を海に流したとして、愛知県警が、国内最大級の処理能力をもつ食品リサイクル工場「バイオプラザなごや」(名古屋市港区)の運営会社「熊本清掃社」(本社・熊本市)の社長ら2人を、水質汚濁防止法違反の疑いで逮捕したのである。
 同社は、ごみの運搬手続きなどで優遇される、国の「再生利用事業者」(全国約170社)に登録されているのであるが。
 逮捕されたのは、社長の村平光士郎(46)、工場責任者の都築勇太(34)の両容疑者で、逮捕容疑について、村平容疑者は「違法な排水を指示していません」と否認し、都築容疑者は認めているというのである。
 県警によると、2人は、共謀し昨年九〜十一月、5回にわたり汚れの指標となるCOD(化学的酸素要求量)など複数の項目で基準値を超える汚水を、工場の排水口から名古屋港に排出した疑いがあるというのである。
 環境省によると、汚水による海への影響は、地理的条件が左右する部分も大きいが、富栄養化の原因となり、ひどい場合は赤潮やアオコが発生する恐れがあるというのである。
 熊本清掃社は二〇一七年度、先進的なリサイクル関係施設の整備を支援する愛知県の「循環型社会形成推進事業費補助金」に採択されているのである。
 それなのになのである。
 同社には、名古屋と熊本に工場があり、廃棄された食品から肥料を作るリサイクル事業などを展開しており、ホームページによると「バイオプラザなごや」の、一日の処理能力は326トンで、国内の食品リサイクル施設では、最大級の能力をもつのである。
 許し難い、犯罪といえよう。
(二〇一九年二月十四日)

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