| <ストーリー>
パリのジャーナリスト、マリー(セシル・ドゥ・フランス)は、巨大津波に巻き込まれ、死の淵をさまよった時に見た光景を忘れられなくなっていた。アメリカに住むジョージ(マット・デイモン)は、霊能者だが、彼はその力をもてあましていた。ロンドンに住む双子の少年の弟(フランキー・マクラレン、ジョージ・マクラレン)は、兄を事故でなくしてしまう・・・。
<感想>
スティーブン・スピルバーグが製作総指揮で、監督が、クリント・イーストウッドです。
とっても豪華ですね〜。
しかも、それぞれの味を生かした映画になっているところが面白く、また、なんだかとっても癒されてしまいました。
イーストウッドの、音楽も、とても静かで、いいんですよね〜(^^)。
アメリカ、フランス、ロンドンに住む、年齢も性別も違う3人の物語が同時進行します。
最初は、つながりのない3人なのですが、それぞれが、全く違う事情で、死に深く関わる事になります。
中でも、冒頭の 津波のシーンは、とってもインパクトがありました。
予告編でも流れているので、だいたい想像は付いていたのですが、
それでも、自然の力の大きさを改めて感ぜずにはいられませんでした。
数年前に起きた、実際の大津波の映像も、頭の中でリンクして、
さらに近くで体感しているような恐ろしさ。
人間が作ったものが、そして人間そのものが、あっけなく壊されていく悲しさに、
思わず、(こんなに早く!(^^;)涙がこぼれてしまいました。
そして、霊能力者であるジョージの苦悩・・・。
こんな力を与えられたら、普通の生活が出来なくて、さぞや辛いことと思います。
そういえば、「Xメン」にもいましたねぇ、こんな感じの人が・・・(^^)。
最後は、双子の兄を事故でなくしてしまう少年。
彼も、家庭環境のこともあって、過酷な道を歩みます。
3人を取り巻く死。
死者はどこへ行き、残された者は、どうしたらいいのか・・・?
死とは、どうしようもなく、悲しくて、辛くて、苦しいけれど、
死後の世界に向かった人との別れのあと、
生者は、静かにそれを受け入れ、
そして、受け入れることさえ出来れば、次の道が開けるのでしょう。
イーストウッドの、傷ついた人への優しいまなざしと、スピルバーグのスペクタクルがほどよく合体していて、最後まで映画に引き込まれました。
最後に流れる穏やかな ピアノの旋律がこれまたいいんだわ〜〜(^^)。 (2011,02,19) |
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2010年 アメリカ(HEREAFTER)
ファンタジー http://www.vets.ne.jp/~cinemac/sozai/b/link.gif
<監督> クリント・イーストウッド
<キャスト> マット・デイモン , セシル・ドゥ・フランス , ブライス・ダラス・ハワード , ミレーヌ・ジャンパノイ
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トラックバックされた記事
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解説:
クリント・イーストウッドがメガホンを取り、スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務めた
死と生をめぐる感動的なストーリーをつづるヒューマン・ドラマ。
死を身近で体験した3人の登場人物が悩み苦しみ、生と向き合う姿を真摯(しんし)に描いていく。
主演は、『インビクタス/負けざる者たち』でイーストウッド監督作品にも出演したマット・デイモン。
ほかに、『シスタースマイル ドミニクの歌』のベルギー人女優セシル・ドゥ・フランスや
映画初出演のジョージ、フランキー・マクラレン兄弟が共演。
2011/2/20(日) 午後 4:50 [
普通の日々
]
初日の劇場鑑賞
解説
クリント・イーストウッドがメガホンを取り、スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務めた
死と生をめぐる感動的なストーリーをつづるヒューマン・ドラマ。
死を身近で体験した3人の登場人物が悩み苦しみ、生と向き合う姿を真摯(しんし)に描いていく。
主演は、『インビクタス/負けざる者たち』でイーストウッド監督作品にも出演したマット・デイモン。ほかに、『シスタースマイル ドミニクの歌』のベルギー人女優セシル・ドゥ・フランスや映画初出演
のジョージ、フランキー・マ
2011/2/20(日) 午後 7:07 [
すろーらいふ日記
]
今日はクリント・イーストウッド監督の「ヒア アフター」を観て来ました。本来なら公開日の昨日観たかったのですが今日がMOVIXの1000円の日なんですよね(笑)
ストーリー
パリで活躍中のジャーナリストのマリー(セシル・ドゥ・フランス)は東南アジアで津波に巻き込まれる。奇跡的に命は助かるがそのときの経験から不思議な光景が頭の中から離れずに仕事にも影響をしてくる。恋人のディディエ(ティエリー・ヌーヴィック)からは本を書くことを勧められ自分の経験を本にしようと...
2011/2/20(日) 午後 11:34 [
きょうのできごと
]
「死後の世界を、あなたは信じますか?」
こんな風に「信じますか?」と、イエスかノーかで問われると、
だってそんなことわかんないし、
はっきり答える理由もないし・・・と、
なぜか即答出来なかったり致します。
そんな感じの「死後の世界」
でも、毎日仏壇にお茶とご飯を供え、
「今日も1日ありがとうございました。今、色々あって大変なんだけど、お父さん見守ってね」
・・・そんなことを言う人間に向って、
「あなたはおかしい、その人はこの世にいない人なのですよ
2011/2/21(月) 午後 10:13 [
☆恋の映画とお酒に恋してる☆
]
【公開年度】 2011年
【製作国】 アメリカ
【ジャンル】 人間ドラマ・ファンタジー
【監督】 クリント・イーストウッド
【キャスト】
ジョージ:マット・デイモン
マリー・ルノ:セシル・ドゥ・フランス
ビリー:ジェイ・モーア
...
2011/5/25(水) 午前 5:45 [
Appreciate ALL
]
クリント・イーストウッド監督作品はどれも大好きです。
期待大。
「 ヒア アフター 」。
津波に呑まれたが九死に一生を得た、パリ在住の
女性ニュースキャスター、マリー( セシル・ドゥ・フランス )。
不慮の事故で双子の兄を亡くしたロンドン在住の
少年マーカス( ジョージ・マクラレン )。
そしてサンフランシスコに住む
元霊能者で肉体労働者の ジョージ( マット・デイモン )。
そして、死に向き合う...
2011/10/14(金) 午後 10:06 [
猫と娘と3人家族
]
トラックバック先の記事
【きゅさん】とても優しくて、悲しくて、力強い映画でしたよ〜。
イーストウッド監督の心を投影したような映画でした。
2011/2/21(月) 午前 11:04
【れじみさん】イーストウッドの映画に、スピルバーグを足したら、こんな映画になるのね〜って、よく分かる作品でしたよ(^^)
2011/2/21(月) 午前 11:06
【くるみさん】本当に、”円熟”って、言葉が似合いますね。
ラストに流れるピアノの旋律、癒されました〜。
みんなゆっくり聞いていけばいいのにーーー(^^;
2011/2/21(月) 午前 11:07
【じゅりさん】クリント・イーストウッド監督なら、安心して見ていられます(^^)
この映画も、良かったですよ。
2011/2/21(月) 午前 11:16
【もっさんさん】私も!
彼の優しいまなざしを感じますね〜。
2011/2/21(月) 午前 11:17
【yoshiさん】イーストウッドの優しい映画ですが、スピルバーグらしさもあって、面白かったですよ。
2011/2/21(月) 午前 11:21
【Tiffanyさん】そうそう、その通りでしたよ。
うまく二つの持ち味が、融合していて、メリハリがあり、面白く感じました。
マット・デイモンは、どんな役でも、すんなりなりきりますね〜。
2011/2/21(月) 午前 11:23
【いっちーさん】映画の流れに身を任せて見ていました。
答えのでない問題ですが、あまり深くは考えてません〜(^^)
2011/2/21(月) 午前 11:56
そうですね〜イーストウッド監督作品だけではない、スピルバーグの見事な手腕がプラスされて、これがはみ出ない、というか、より重みとか深みを出した作品のように感じられましたね〜
音楽がまた。。^^;
あの独特の「間」に、ついついうるうる来てしまいます。。
トラバさせて下さいませ。
2011/2/21(月) 午後 10:13
いい映画でした!
大人の描写で ・・・ 凄く考えさせられるところは ・・・ 流石 ・・・ イーストウッド作品でした!
2011/2/22(火) 午前 1:57
マット・デイモンがフランケン顔に見えない。どうしたんだろうwww
2011/2/22(火) 午後 11:32 [ esu**i123 ]
【恋さん】静かなシーンと、ダイナミックなところとがあって、見やすくできてましたね〜。
音楽・・・とっても良かった〜。
2011/2/24(木) 午後 2:46
【TOSHIROさん】最初のシーンからのめり込みました(^^)
そして、とても考えさせられました。
さすがですよね。
2011/2/24(木) 午後 2:52
【esupai123さん】フランケン顔・・・!?。見慣れたのかも・・・。
2011/2/24(木) 午後 2:55
ほんとに音楽がすごく良かったですね。
とても印象的な映画でした。
もう一度みたいかも!
2011/2/25(金) 午前 1:40
音楽がいいと、映画のイメージも、さらに良くなりますね。
いい映画でした。イーストウッド、さすがです。
2011/2/25(金) 午後 4:27
震災の後だけに冒頭の津波のシーンは余計衝撃的でした…。
イーストウッドが担当した音楽は素敵ですね♪
静かな旋律に癒されました^^
TBお願いします!!
2011/5/25(水) 午前 5:45
あの津波のシーン、震災前でしたが、涙が出てしまいました。
今見たら、なおさら痛ましい気持ちになるでしょうねーーー。
イーストウッドの音楽、本当に、癒されました(^^)
2011/5/26(木) 午後 9:29
やっと観ました。本当に心温まるゆったりとしたいい映画でした。
津波のシーンは心が苦しくなったけど「生きる」ことの大切さを
教えてくれました。
TBさせてくださいね。ポチ☆
2011/10/14(金) 午後 10:06
優しさにあふれた映画でしたね〜。
映画を見たときは、震災の前だったのですが、今見ると、また違ったイメージで、見ることができるような気がします。
2011/10/16(日) 午前 0:05