かげろう <ストーリー>第2次大戦下、フランス。戦争未亡人のオディール(エマニュエル・ベアール)は、二人の子供とともに、戦火を逃れるため、パリを離れ、南へ向かっていた。しかし、途中でドイツ軍の攻撃に遭い、見知らぬ青年、イヴァン(ギャスパー・ウリエル)に助けられる。その後、その青年と、行動をともにするのだが・・・。 <感想>フランス映画にしては、メリハリのあるストーリーで楽しめました。 戦火の中、パリから、避難していた人たちの死を目の当たりにして、見知らぬ青年と森の中に逃げ込むオディールとその子供たち。 安住する場所は見つかったものの、いったい、その青年イヴァンとは、何者なのか? 彼に対して、なんとなく不穏な印象を拭えない彼女も、彼が、食料の調達などで、なくてはならぬ人物であることは、徐々に理解してゆく。 彼の存在と、その行動によって、物語は、ミステリアスな雰囲気で、進行してゆきます。 このストーリーの進め方には、全然無理がないんですね。当然の成り行きとして、あの家に住み、生活し、そして・・・。全てが終わってしまえば、どうしてこんなことになったのかとは思えるのですが、その時々は、それがごく自然で、当たり前のように流れてゆくのです。 ラストは、衝撃的ですが、それ故に、また、あの隠れ家での生活が美しく思い返されるのでした。 未亡人、オディールを演じているのが、エマニュエル・ベアール。彼女の出演作は、何本か見ていますが、主演作はこれが初めて。やっと、顔と名前が一致しました。なかなかキリッとした美人ですね〜。 そして、イヴァンを演じているのが、「ロング・エンゲージメント」のマネクを演じたギャスパー・ウリエル。影のある17歳という、この難しい役どころを、見事に演じています。
2003年 フランス ロマンス
<監督>アンドレ・テシネ<キャスト>エマニュエル・ベアール , ギャスパー・ウリエル その他の映画の題名インデックスはこちらへCINEMA CHECK!
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これセクシーなパッケージに惹かれて見たんですけど、あんなシーンは本当にあのシーンだけでしたね。(笑)でも、これでギャスパーくんが気になる俳優さんリストに入りました。
2005/3/26(土) 午後 7:56 [ rei*mov*e ]
はじめまして。いわおです。E.ベアール関連でBlog検索してたら、こちらに辿り着き、お邪魔させていただきました。まさにフランス映画らしい「かげろう」が気に入ったのでしたら、同じくE.ベアール出演の「泉のマノン」や「Mの物語」をお勧めします^^
2005/3/27(日) 午後 6:59
REIさん。そうね。なかなかセクシーな写真使ってるよね。本当は、暗くて、よく見えなかったりしたんだけどーーー(^^)。ギャスパー君は、どうも、大ブレークするかもね。今日立ち読みしてきた映画雑誌なんかでも、ずいぶん写真が出てたわ。kuu
2005/3/27(日) 午後 7:25
defact777さん。いらっしゃいませ。私は、あんまりフランス映画って、見ないんですけど、これは、結構好きになりました。エマニュエル・ベアールも、とっても魅力的ですよね。お薦めの映画、機会があったら、見てみます。どうもありがとう(^^)。kuu
2005/3/27(日) 午後 7:27
トラバありがとうさんです。^^ Kuuさん、この手の映画はやっぱり観てるんですな〜。良い映画だった〜。ホント、ストーリー進行に無理が無いもんね。あんな未亡人だったら自分もギャスパー君のようになるわ〜。^^
2005/7/3(日) 午後 8:23
やっぱり可愛い男の子の出る映画は、はずせません事よ〜〜、おほほ〜〜。フランス映画でも、この映画は、眠気がほとんど差しませんでしたし(^^)
2005/7/4(月) 午前 11:38
嫌いじゃないけど、ちょっと微妙という感じでした、上手くいえないけど・・・・つまらないわけじゃないんだけどね〜〜。(○ ̄ 〜  ̄○;)ウーン
2006/11/1(水) 午後 9:03
フランス映画だから、好き嫌い、合う合わないがはっきりしているのかもね。私も最近になってやっと、慣れてきました〜〜(^^)
2006/11/2(木) 午前 8:20
ギャスパーくんがとってもハマっていたし、エマニュエル・ベアールも綺麗でなんか惹かれる映画でした。まさに「かげろう」って感じで好きな映画です。
2006/11/8(水) 午前 10:08
ギャスパー君は、この映画で、一躍名前が売れましたね〜。ミステリアスな映画で、結構面白かったです(^^)
2006/11/9(木) 午前 9:42