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human securityなるものの実施の難しさ…って言ったらいいのかな。
そんな感じのことを感じた。
今日、ていうかさっき、
とある大学の授業でBS世界のドキュメンタリーを観た。
テーマはアフリカ・ニジェールでの食糧危機。
乏しい脳を使ってでの理解では、
およそその番組の構図は、
ニジェールの食糧危機、その背景にあるのは、
・一方でWB/IMFによる20年間のSAP政策の失敗
・他方で国の議会が意味を成していないニジェール側のガバナンスの問題
ゆえに村には骨と皮だけの栄養失調の子供が増え、深刻だが”静かなる危機”が生じているというもの。
この映像の中では、別に”静かなる危機”なんて言葉は使われてなかったんやけど、
ちょっと使ってみた。
昔から言われてるように、こういう栄養失調によるmortalityは戦死者よりも多い。
しかし相対的にメディアに注目されることのない危機。だから”静かなる危機”。
なんてね。
近頃は国連でのMDGsとか世銀での包括的開発フレームワーク、DACの新開発戦略などで度々「貧困削減」が重視されるようになってきているゆえ、もはや静かなる危機ともいえないのかもしれんけど。
でも今回の映像は、
おそらく最も世界的に貧困削減の流れに対して影響力のあるであろうMDGsが出されたあとの2005年に生じた危機。
それを考えると、やっぱりまだまだ”静かなる危機”なのかな。
で、冒頭にも書いたけど、何がhuman securityの実施の難しさなのか、、と。
というのも、according to this video,
2004年の収穫状況を踏まえて2004年には既に2005年のニジェールで食糧危機の警告が出されていたとそうで。ニジェールの元首的な人から。
でも国際社会の支援はすぐには拡大しなかったとかなんとか。たぶん。
すると、そこで例えば「human security」が重視されつつあるのだとたまに耳にする主張を考えると、
やっぱりまだまだhuman securityは流行語にとどまっている側面も否定できないのかもしれんなぁ、と。
決して新しくない問題−途上国の子供たちの栄養失調や感染症、テロなど−をわざわざ「human security」という違う言葉でまとめ上げた意味はどこにあったのか…
それに対する意見はどんなんがあるのかよく知らんけど、
少なくとも"security"という言葉に置き換えて、政策的に優先度を高めようとしたという側面は否定できんでしょう。
実際UNDPは「平和への配当」を開発に振り向けることをひとつの目的として1994年にこの言説を用いておりました。
時代の文脈があるといえど、この概念の意義としては、まだ重要ではあるでしょう。国際協力を実施する側の認識の問題なんやし。
あ、少なくとも開発分野に限ったhuman securityの話ね。
で、話を戻すと(戻ってるんか?w)
するとhuman securityが重要視されてはいるも、それが実行されているというためには、
まさにこういった危機を回避するための何らかの開発援助行動がとられていることもまた必要なのでしょう。ね。きっと。
危機が起こってからでは今までと同じ。
これまで国際政治の重要課題=安全保障の課題に「非伝統的安全保障の課題」があると認識されつつも、
その「非伝統的安全保障」に対してどれほど適切に関与するのか、が必要なのかもしれませんね。
まさにこの食糧危機も「非伝統的安全保障」の問題でございますゆえ。
うーん。
でもね、こうやって書いてること自体が一番無責任であるということもまた事実なんやろうな、と思った。
じゃあなんでこんなブログ書いたの?って話やけど。。
それは感じたことを忘れないうつに書きとどめておこうと思ったから。
また消すかもしらんけど。
いかに確固たる国際協調を生み出すのか…そこには間接的に自分たち一般市民の声も関係するわけで。
理論上、ね。政府の姿勢の指針にもなりうるので。
このへんは詳しく勉強してないので、憶測…ていうか全部憶測ゆえ、正確なことはわからん。
しかも実際に官庁で働いているわけではないので、何もわかっていない身、これ以上は書けませんけど。
まぁ、、本当に難しいんでしょうね、いざ実行に移すとなると。
そういう国内世論との兼ね合いしかり、途上国のガバナンスの信憑性しかり。。
実務ではもっと綿密な計算と配慮のもとで実施されているのだと思います。
それでもやっぱりこのニジェールのような危機が生じてしまう、というのは
実際にhuman security(に限らないことやけど)を唱えるだけでなく
実施に移すことがどれほど難しいのか、を物語っているように思えました。
……なーんてね。
井の中の蛙のたわごとでした。
久しぶりに人間の安全保障について書いてみたけど、やっぱわからんわ、これは。
うん。
自己満日記で失礼しました。。
では。
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