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専門的な話なので、絵を描かない方には退屈?かも知れませんがおつきあい下さいませ〜
私は【フナオカキャンバス】と言うのが会社名だと思っていたのですが…
会社名は【日本画材工業株式会社】で【フナオカキャンバス】は製品名だそうです。
【日本画材工業株式会社】は完全手作業の【フナオカキャンバス】以外にも機械生産の【キャンバス】も製作してるんだそうです。
ちなみに、完全手作業である【フナオカキャンバス】は品質管理に徹底的にこだわり、プロの画家の細かい要求や特注品にも対応出来る仕上がりになっています。
日本に洋画が輸入されて来た頃に洋画家を目指した創始者が「輸入しなくても日本で画布を生産する」ことを熱い想いではじめたそうです。
日本での洋画の歴史は浅いけれど…欧米では長い歴史があります。
キャンバスが油絵やテンペラなどの作品を何百年…モノに寄っては1000年以上作品を維持し続けています。
船岡さんは、今後の何百年もの保存に耐えうるキャンバスにこだわり続けて、常に品質管理や研究を怠らず【フナオカキャンバス】として生産しているそうです。
一方、機械生産のキャンバスはと言うと、某大手画材メーカーのキャンバスになったり、巨大広告用印刷支持体になったり…とイロイロな使われ方をするらしいのですが、【フナオカキャンバス】としては出荷していないそうです。
手作業のモノと機械生産のモノでは目止め剤や地塗り剤も違うそうです。
さらに、手作業では目止め剤や地塗り剤は自然乾燥だけど、機械生産では量産のため機械で強制的に乾燥させるそうです。
ふと、疑問に思って…
「機械生産のモノは品質が劣るということですか?」
…と言うと、
「いえ。やはり性格上、手は抜けないので…(笑)それなりに品質の良いモノを生産してますよ。」
…と言う事でした。
機械生産にも【フナオカキャンバス】を生産して来た研究成果が活かされているようで、同じ機械塗りのキャンバスで、他社には絶対に劣らないと言う自信が垣間見えました
機械生産のキャンバスは【フナオカキャンバス】と言う名前ではなく大手メーカーの名前のキャンバスになるモノらしいけれど、手が抜けず品質の高いモノを生産している…と言うことでした。機械生産にも手を抜かず品質の良いモノを生産してるのに、自社のモノとしては出荷していないのは、初代からの船岡さんの名前をしょっている【フナオカキャンバス】が、安くて品質の良いキャンバスと言うことではなく最高級の品質のキャンバスにこだわって居るから、だろうとおもいます。
日本画材工業の品質の高い機械生産ラインを利用して、安くて品質の良い【フナオカキャンバス】を作るコトも可能だけど…もしかしたら会社としては、その方が儲けるかもしれないけれど…それをしないのは先代から引き継いでいる【フナオカキャンバス】に対するコダワリであり、最高峰の国産キャンバスとして評価され信頼を得ている理由なのかもしれません。
船岡さんのコダワリ、ホント素敵デス
社長の船岡さんの心意気に触れるたびに感無量で感激です。
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