全体表示

[ リスト ]

http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php
第二章 自分の「仕事」を立ち上げる方法
この章では、世間が定年を意識する年齢になってから、自身でビジネスを立ち上げる――、そんな「定年起業」なる生き方に関心が集まっており、会社に雇われるのではなく、いっそのこと自分の責任の範囲で理想どおりの仕事を始める。そうした果敢な試みをするシニアもいると紹介する。
「エンゼル証券」
設立は平成9年、社員数は約40人、資本金は13億2000万円。公認会計士として活躍していた細川さんが、エンゼル証券を設立したのは56歳のとき。その動機は、会計事務といっても近年は関連するサービスの裾野が広がっており、監査正目、税務、金融マネジメントといった内容まで会計士の求められる知識は多岐にわたる。そうした分野を視野に入れて仕事をしているうちに、将来性のある企業家たちを金融マネジメントの面から支援する仕事ができないかと考えるようになったという。そして、金融ビッグバンを目前にしたビジネスの潮の変わり目に起業。会社の起業と言うのは、設立してからその事業を軌道に乗せるまでがもっとも大変で、そうした時期からビジメスパートナーとして関わりつつ、会社の手助けをするのが仕事だという。
細川さんの目標はエンゼル証券自身の株式を上場させることで、そのためにはやるべきことは山積しているという。老害といわれないうちは、できるだけ長く仕事を楽しみたいと語る。

「函館湾の夜景が一望できるペンション経営」
サラリーマンをしていたときに函館に住んだことがあり、住みやすく快適で、いちか住めればいいねとと夫婦で話していたという。同じ会社にいた後輩が脱サラして九州でペンションを始めたことに刺激を受け、函館でペンションをはじめることを決める。開業時には、早期退職による退職金と親からの援助、そして金融機関からの借金で1億円の設備投資。常勤のスタッフを雇う余裕がなく、夫婦二人ですべてをこなしているという。
人間は元気なうちは何かをやって時間を潰していかなければならない。単に好きなことを趣味として続けてゆくよりも、仕事という方法で社会と厳しく対峙するほうが緊張感があり、仕事を続けてゆくことで社会の役に立ち、その報酬として対価をもらう方が自然と張り合いが出る性格の人もいると紹介する。

シルバー人材センターで「自転車再生のスタッフ」
東京都江東区で放置される自転車は年間3万台。6割が補完所に引き取りに来て、残りの1万2000台を廃棄処分とリサイクルものに分類する。このスタッフの池田さんは、廃棄される運命の自転車が、また使われるように再生する。一台仕上げるごとに達成感があり、やりがいを感じるという。池田さんは、会社にいたときから機械をいじったり直したりすることに、興味があったという。この仕事は、まさに趣味と実益が一致し、儲かる仕事ではないが趣味を仕事にできて、なおかつ小遣いにもなるという。

「みどりの館みやま」
岡山県玉野市にあり、農産物の直販所で、高齢化が進む地域を農作物を媒介にして活性化させる。利益を上げることよりも、むしろ地域コミュニティの再生を目的にした活動として注目されているという。この直販者を利用する登録農家は450人で、そのうち実際に野菜を出荷しているのは月間で250人から270人ほどで、中心は60代から70代の人だという。野菜を出荷する人は、自分の畑で収穫した野菜を自分が出荷したいときに出荷したい量だけ自分で持ってくればいいという。そして、シールには値段と生産者の名前が印刷してあり、野菜の値段は生産者が決めることになっているという。
ある日、若い主婦に次のようなお礼を言われたという。「みやまに野菜を出すようになったことで、おばあちゃんは朝の6時には起きてきます。以前は遅くまでテレビを見て夜更かしする不健康な生活だったのが、最近は顔つやもよく、生活の張りが出てきました。家中で大喜びしています。」と。一方で、野菜を出荷すれば、売れた分だけ収入がある。その額は数万円だが、自由に遣えるお金が入ることが励みになる。孫に与えることもできるし、たまには温泉に行ったりもできるという。
(その3に続く)

この記事に

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

開く トラックバック(1)


.


みんなの更新記事