実家の隣の家は住人が亡くなって3年、今は廃屋同然となって、大分痛んできました。玄関の庇も破れたまま。その穴にムクドリが巣をかけました。夜明けとともに「チュンチュン」というスズメの声に混じって、「ジュンジュン」という鼻の詰まったようなムクドリの鳴き声が聞こえてきます。
ムクドリはスズメよりふた回りほど大きな鳥で、同じように群を成します。秋の田んぼなどで何かに驚いて一斉にバタバタと飛び出して、むしろ人間の方が驚かされることがよくあります。季語は秋ですが留鳥です。こげ茶色で目立ちませんが、嘴と足の黄色が鮮やかで、尾の白い斑点が特徴です。
そのムクドリがエサをくわえたままウロウロしているので、「変だな」と思っていたら、どうやらぼくが邪魔だったようで、ちょっと目をそらしてやったら、隣の家の庇に移りました。そこでまたキョロキョロ。もしかしたら・・・と思ってカメラを向けると、ヒョイッと庇の破れ穴に飛び込みました。入れ替わりにもう一羽がそこから飛び立ちました。雛の声は聞こえませんが、子育ての真っ最中なのでしょう。
庭の木などに巣箱を掛けてやると一番先にやって来るのがムクドリだそうです。それほど人間に馴れているんでしょうか?しかし、この目でムクドリの巣作りを見たのは初めてです。一層ムクドリに親しみが湧いてきました。
さて、3枚目の写真ですが、その家の庭に咲いていた花です。上からみると縦縞の入ったガクが覆いかぶさって花が見えませんが、下から覗き込むと紫色の花弁が見えます。幅の広い3枚葉の蔭にひっそりと咲いています。ちょっと不気味な感じがする花で、気になって植物図鑑を調べてみたら、なんと「蝮蛇草(まむしぐさ)」と言うのだそうです。
ぼくの持っている歳時記には載っていませんが、晩春の季語になっていました。実家にあった植物図鑑には鷹羽狩行や高浜虚子の句も載っていました。そろってオドロオドロシイ句でしたが、書きとめずに帰阪してしまい、思い出すことができません。
茎の部分に黒い斑模様があってマムシを連想させるところからこの名が付いたそうですが、なるほど言われてみればマムシが鎌首を擡げたようにも見えてきます。どうやら山の植物らしいのですが、この家の住人さんは何を思って蝮蛇草なんか移植したんでしょうね。クワバラ・クワバラ・・・でもどこか愛らしいところもあるんですよ。
|
ご実家で連休をお過ごしでしたか。
同じサトイモ科の浦島草は昔、友人からもらって庭に植えたことがあります。
いつの間にか消えてしまいましたが。
2008/5/6(火) 午前 9:11
蝮蛇草はサトイモ科でしたか。たしかに葉っぱはサトイモとよく似ていました。それに比べて「浦島草」とは良い名前をもらったものですねえ。マムシ草には毒がなくて浦島草には毒があるというのもおかしいですね。
2008/5/6(火) 午前 9:51 [ 鳥獣子 ]
こんにちは(^^)
ちょっと拝見しに来ました。
私もブログ書いているのでよかったら
見に来てください。
2008/5/6(火) 午前 11:49 [ 夢見る青年 ]
いろいろまわっていたら
たどり着いちゃいました!!
私のホームページ見てくださいね!!
2008/5/6(火) 午後 7:40 [ うさぎ ]
大群で行動し 街路樹に止まり糞害をもたらすのはムクドリですか、
中心街でよく見かけます。
2008/5/8(木) 午前 10:37
揚月さん、それは多分ムクドリです。中心街での糞害は困りものですが、農家にとっては害虫を食べてくれる益鳥なんですよ。
2008/5/8(木) 午後 5:03 [ 鳥獣子 ]